データベースエンジニアとは、その名の通りデータベースをメインで扱うエンジニアの総称です。データベースエンジニアの業務は大きく分けると「設計・開発」「管理」「運用」の3つで、企業の規模によって、分業する場合もあれば1人のエンジニアが複数業務を兼任する場合もあります。
設計・開発業務では、データベースシステム(Oracle Database、IBM Db2、Microsoft SQL Serverなど)を利用し、ニーズに合わせて最適なデータベースを設計・開発します。管理業務では、設計・開発されたデータベースに対し、長期的にデータが保存できるようにサーバの最適化や効率化などを実施します。また、稼働中のデータベースへの不正侵入やデータの流出を防ぐためのセキュリティ設計もおこないます。さらに稼働したデータベースを運用していく業務があります。
データベースエンジニアには、データベースを運用するためのSQLの知識だけでなく、データベースシステムを中心にソフトウェアの知識、さらにデータベースのインフラ周りを理解するハードウェアの知識が求められます。
近年はビッグデータを活用できる人材への需要が高まっていることもあり、データベースエンジニア→データサイエンティストというキャリアを歩むエンジニアも増えています。