SREとはSite Reliability Engineer(サイトリライアビリティエンジニア)の略で、Googleが提唱した「信頼性を最も重要なものと位置づけて、サービスの設計や運用の改善に取り組む役割を担うソフトウェアエンジニア」のことを指します。
主としてサービスの信頼性が担保されるようシステムの安定性・拡張性の向上やCI(継続的インテグレーション)環境の構築に取り組み、基本的にはITインフラ・ミドルウェア領域の技術に精通してエンジニアリングを支えるのが役割です。開発チームの成熟度によっては、ソフトウェアエンジニアとしてシステムの根幹部分の開発に取り組み、チームを技術的にリードしていく役割も求められます。
現在、Googleをはじめとした海外企業だけでなく日本の企業でもSREの需要は高まってきていますが、インフラから開発、コミュニケーションまで多くのスキルが必要となるため未経験者には難しく、一定の経験を積んだ開発エンジニアがその先のキャリアとして就くのが一般的です。