mui Lab株式会社
▍mui Labの想い
私たちmui Lab は、現代に新しい未来の家具を⽣み出す家具職⼈のように、デザインや素材を操り、ソフトウェアを駆使し⼈々の暮らしにmuiボードという道具を届けるところから事業を始め、次第にそれは暮らしに役⽴つ技 術や新しい暮らしに沿った体験を提供するというスマートホームのビジネスへ変化し、さまざまな課題解決を⾏ うことで 、 技術が単なる道具でなく、しっかりと世の中に実装される必需品となるように活動を続けてきました。 私たちの未来の暮らしを考えた際、すぐ⽬の前にある⾃分の暮らしや⼤切にする家族との時間など、当たり前のことに着⽬し、それを丁寧に解きほぐし、技術に置き換えてきました 。
現在はスマートホームと密接にかかわるエネルギー領域/カーボンニュートラル領域でも事業展開しており、IoTの⼀種であるエネルギーマネジメントの技術を⽤いて適切なエネルギーと⼈の関係、⼈と⾃然との関係を調和させることに取り組んでいます、
サステイナブルな暮らしを超えて、その先で⽬指すものは、⾃然と調和した暮らしに感じる繊細な⼈の⼼の喜びや、些細なでもそれぞれの家族にとって重要なその時の⼀瞬の笑顔だと考えています。こうした⼼豊かな時間や瞬間の連続を積み重ねたものが「暮らし」と呼ばれる⼈の営みであると考えています。
これから成熟していくデジタルライフスタイルを暮らしの視点から⽀え、調和をもたらすのもmui Labにとって重要な役割だと考えています。この調和した暮らしが連続して、⼤きくなると社会となり私たちが暮らす街並みが⾒えてくると考えています。デジタル技術があってこそ感じる感動や、⾃然との調和を考えたからこそのウェルビーイン グ な私たちのこれからの暮らしを穏やかに創造する集団としてmui Labは存在します。
▍Year 2022-2025:受託開発/共同開発
・スマート市場の形成
・DX/アプリ/顧客接点作り/節電//顧客コミュニケーション/デバイスマネジメント(IoT)/Matterの普及
▍Year 2024-2027:リカーリング(SaaS)
・スマート市場の成熟
・ディベロッパー/エネルギー会社/ガス会社向けのスマートホームSaaSプロダクト開発
・エネルギーマネジメント/カーボンニュートラル(クレジット)/Matterの⽤途開拓
▍Year 2026-2030:デバイス販売
・スマートリビング
・ホームウェルネス/ウェルビーイング/カーボンニュートラル(⾏動変容)/サービスマネジメント/Matterの⽤途実装
・Design/Technologyの独自の優位性を持ちながら、今後急成長が見込まれる且つ社会課題領域でもあるスマートホーム/スマートリビング/エネルギーマネージメント/カーボンニュートラルに挑戦
▍受賞歴
自然素材を使用したIoTデバイスであるmuiボードをはじめ、革新的な技術やアイデアを保持しています。これらは世界的にも認められ、様々な賞を受賞しています。
・CES Innvation Awards 2019 / 2022 / 2024(アメリカ)
・2021 special Mention for Sustainability(イタリア)
・archiproducts Design Awards 2021(イタリア)
・スマートホームデバイス間の相互接続を可能にする世界共通規格「Matter」に対応(日本企業初)
- 事業内容
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▍初期開発/共同開発(DX)
・スマートホーム特化のクラウド、アプリ開発
・共同開発並びにクライアントのプロジェクトの受託開発を⾏う
▍リカーリング(SaaS):今後の注力事業
・⾃社プロダクト化したクラウドサービス、アプリのSaaSプロダクト開発
「muiク ラ ウ ド 」 「kurashiアプリ 」 を中⼼に、エネルギーマネジメントやスマートホーム技術を核とした、顧客接点のDX推進ツールを提供
・mui Smart Living
- 顧客への提供価値:mui Kurashi アプリ+muiボード
- 事業者の提供価値:mui Kurashiダッシュボード
・節電DR
▍IoT/ハードデバイス
・スマートホーム向けデバイスの販売
- muiボード(世界初の木製スマートホームハブ)
- muiセンサー - 役員略歴
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▍⼤⽊和典|Co-Founder |代表取締役CEO
上智⼤学法学部卒、 NISSHA USAでの新規事業開発を経て、mui Labを社内ベンチャーとして創業。NISSHAからMBO、その後VCからの資⾦調達を経てスタートアップ起業家へ転⾝。NISSHA時代はグローバルビジネスデベロップメントでWhirlpool, Tesla, J&J,などと提携を実現。
▍久保⽥拓也|Co-Founder|取締役CTO
信州⼤学農学部卒エプソン、NISSHAを経てmui Labへジョイン。Muiプラット フォームの基礎からアプリケー ション、muiボードに⾄る⼀連のアーキテクチャをスクラッチより開発。2022年9⽉エンジニエリングを統括するCTOに就任。
▍小川 太一郎|取締役COO
中央⼤学商学部卒。IBMコンサルティング、エス エム エスでの事業部⻑、海外 事業⽴ち上げ、起業等を経てmui Labへジョイン。国内プラットフォーム事業⽴ち上げ を推進、超⼤⼿企業との事業提携を進める。
▍佐藤 宗彦|CXO
2009年東京大学大学院 情報理工学系研究科 知能機械情報学修士課程修了、2013年東京大学大学院 工学系研究科 先端学際工学専攻 博士課程修了。2013年よりマサチューセッツ工科大学 メディアラボ カメラカルチャーグループにて博士研究員として勤務。研究テーマは、モバイル・ウェアラブルにおけるユーザーインタフェース入力手法、公共空間・大空間でのメディア技術、及びパーソナル・ヘルスケア・デバイス。
▍廣部 延安|Co-Founder|Creative Director
mui Lab共同創業者兼クリエイティブディレクター。
CMFデザイン分野のインハウスデザイナーを経て、心地の良い暮らしを情報テクノロジーを用いて実現するために、自然素材である木を使ったmuiボードを発案する。日常に存在する手触りを通じて人の生活と情報テクノロジーとの接点を探求する。
▍前刀 禎明|Executive Advisers
ソニー、ベイン・アンド・カンパニー、ウォルト・ディズニー、AOLを経て、ライブドアを創業。スティーブ・ジョブズ氏から日本市場を託され、アップル米国本社副社長 兼 日本法人代表取締役に就任。独自のマーケティングでiPodを大ヒットに導き、危機的であったアップルを復活させた。
▍Don Lindsay|Executive Advisers
ワールドクラスの製品設計組織を構築しながら、業界を牽引するプラットフォームを提供してきたエグゼクティブリーダー。AppleとBlackBerryのCEOに採用され、MacOS XとBlackBerry 10を世に送り出すことで、「ビジネスを賭けた」製品開発を果たした。300以上の特許を持つイノベーターとして知られる。現在は、真のワールドクラスの製品開発に尽力する新興企業の役員を務めている。
▍Amber Case|Executive Advisers
「Calm Technology」「A Kids Book About Technology」など4冊の著書を持つ。MITのCivic Media CenterとハーバードのBerkman Klein Center for Internet & Societyで2年間フェローとして在籍。Esriが買収した位置情報ソフトウェア企業Geoloqiの共同設立者兼CEOでもある。 - 本社所在地
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京都府京都市中京区夷川通柳馬場東入俵屋町295番地1
- 代表者氏名
- 代表取締役 大木 和典
- 設立年月
- 2017年10月27日
- 従業員数
- 20名(2024/03現在)
- 平均年齢
- --
- 資本金
- 6億2,000万円
- 株式公開
- 外部資金/調達額
-
3億円(2024年~2025年に追加の資金調達予定)
- 主要株主
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創業メンバー、環境エネルギー投資、NISSHA、Monozukuri Ventures、京都銀行、京都市、FVC、他
- 主要取引先
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三菱地所、北海道ガス、大阪ガス、LIXIL、ギフティ、Amazon Alexaなど
- 事業概況
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▍事業概要
muiボードから事業が始まり、スマートリビング、エネルギーマネジメント、ホームオートメーションなど、年々事業領域が広がっており、近年は、カーボンニュートラル・地球温暖化対策に取り組むインフラ企業や、新しい暮らしの価値創造を目指すスマートシティ・スマートホーム企業とのコラボレーションが増えており、SaaSビジネスモデルの構築、大手企業との共同開発プロジェクト、PoCなどが進んでいます。
直近は、2030年にスマートホーム市場におけるデファクトスタンダード、シェアNo.1を実現することを目指しており、IPOも計画しています。
▍Mission
⼈と⾃然とテクノロジーが穏やかに調和した⼼ゆたかなくらしと社会を創造する
▍Vision
未来のくらしのあたりまえ
私たちのプロダクトが未来のくらしにとけこみなじむデファクトスタンダードとなる
▍中長ビジョン
定性:2030年国内スマートホームシェアNo,1
定量:シェア5%、300万世帯へ導入、ARR360億円、MRR30億円
▍重要なマイルストーン
FY2024年:大型資金調達の実施(Series B)
FY2025年:N-2
FY2026年:N-1
FY2027年:IPO
▍今後の戦略
これまでは住宅市場向けに⾃社プロダクトとしてKurashiサービスを提供。来期は更なる成⻑拡⼤に向けエネルギー市場向けにSaaS新規プロダクトを展開し世帯数の拡⼤に注⼒。
スマートホーム市場のシェアを獲得後はスマートリビング/プラットフォームを構築。 - 事業構成比
- 売上高
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2023年:3億円(昨対171%)
- 営業利益