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通過ランク:B

株式会社Luup

企業メインイメージ

【LUUPが提供する価値】
◆街を活性化する次世代インフラ
LUUPは、日本の街や人々が抱える移動課題に寄り添い、誰もがいつでも・どこにいても自由に移動できる画期的な次世代インフラをつくっています。
従来は移動が不便だった街でも、LUUPによって交通の利便性が上がりアクセスがよくなることで、本来その街が持っていた住む場所やお出かけ先としての魅力の再発見を促すことができます。
さまざまな街で、実際に地域の方々とLUUPが手を取り合い、これまでになかった人流を生み出す新たな街づくりの取り組みがはじまっています。

◆人と乗り物と街が共生できる安全で安心な社会実装
LUUPは、人と乗り物と街が共生できる安心で安全な社会実装に向けて、一歩ずつ段階的に実証実験をおこない、日本中の街の人々と関係者の声を聞いてきました。
2020年には、電動キックボードの安全な走行ルール検討のために、政府がおこなう実証実験に「新事業特例制度」の下での認定を受けて参加しました。
これまでの実証実験を通して得られたデータや、感想をもとに、車両およびサービスの改善を重ね、誰もがより安全に移動ができる社会をつくっていきます。

◆人の移動が生む環境負荷を最小化
移動は、人類によるCO2の主要排出源の一つです。CO2排出量の少ない小型の電動モビリティが普及すれば、社会全体としてCO2の排出量を削減することができます。
LUUPは、環境に優しい移動手段の提供を通じて、サステナブルに生活できる街の未来を実現します。

【LUUPが目指す未来】
◆街じゅうの「駅前化」
日本の過密化している都市圏では、駅から遠くアクセスが悪い立地にも多くの人口が存在しています。「駅近」という言葉に象徴されるように、不動産価値には駅の近さが大きな影響を与えています。
LUUPは既存の交通インフラの隙間を埋めて補完する、新たな短中距離移動のインフラです。鉄道網が大動脈だとすれば、LUUPは毛細血管のようにきめ細やかな移動網を張り巡らせていきます。

LUUPのポートは、毛細血管を繋いでいる小さな駅のようなものです。
LUUPのポートを至る所に設置することで、徒歩だと遠いと感じる距離もLUUPを使えば数分で自由自在に移動することができます。
そのように街じゅうを「駅前」のように便利にすることで、街全体の価値が上がる未来を目指しています。

◆誰もが快適に移動できる未来
日本の高齢化は日々進行しており、高齢者の移動手段の確保は大きな課題です。特に過疎化が進む地方では、人口減少に伴って路線バスやタクシーの維持が難しくなりつつあります。

LUUPは、将来的に利用者ひとりひとりに合わせて適合する「電動・小型・一人乗り」のユニバーサルな車両を導入することを目指しています。
電動であれば、逆走防止や自動速度制御といった安全を守る機能を付けることが可能です。小型でなければ、街中に多く配置することができず細かい路地に入ることもできません。人口減少社会でも持続可能な交通インフラであるためには、一人乗りで運転手に頼らず移動できることも重要です。

LUUPは、高齢者も含め誰もが電動マイクロモビリティで快適に移動できる未来を実現するため、インフラづくりを続けていきます。

◆iOSチーム
『LUUP』のユーザー向けiOSアプリを開発しています。事業を拡張するための新規開発、ユーザーのためのUX改善、新技術導入などの技術的改善をそれぞれ事業や組織のフェーズに合わせてバランスよく実行しています。

◆Androidチーム
『LUUP』のユーザー向けAndroidアプリ開発と、iOS チーム同様に管理用モバイルアプリ開発を一部兼務しています。LuupではiOSとAndroidの機能差分や施策実施時期のずれなどを意図的に生むことはあまりなく、交通インフラになるサービスとして同等の機能を提供できるようアグレッシブに開発をしています。

◆Serverチーム
『LUUP』本体のiOS/Androidアプリのバックエンド開発に加えて、オペレーションチームを初めとしたさまざまなチームが利用する社内向けWebアプリを開発しており、事業運営を総合的にサポートしています。Serverチームといっても社内向けWebアプリにおけるフロントエンド開発(Nuxt.js)はガッツリ存在しており、実際にはバックエンドエンジニアとフロントエンドエンジニアの共存する、Web周りを幅広く取り扱うようなチームです。

◆IoTチーム
提携メーカーにより製造されたモビリティ車両をiOS/Androidアプリから動かせるようにするため、解錠/施錠などのコマンドをバックエンドから遠隔でIoTデバイスに向けて送る通信部の開発をメインでおこなっています。
そのため、IoTチームと言っても組み込み開発をしている人がいるわけではなく、その方面に知識や経験を持ったエンジニアがサーバサイド開発・インフラ構築などのWeb開発業務をおこなっている形になっています。

◆SREチーム
上記4チーム(特にServer、IoTチーム)の開発したサービス群をホストするクラウドインフラ(大部分GCP)の設計から構築、運用までを担っていることに加え、各サービスの信頼性や可用性を向上・担保するための監視の強化や、SLI/SLOの策定・運用、障害対応やOn-call体制の構築に加えて、負荷テスト等の性能試験の実施もおこなっています。

◆QAチーム
『LUUP』本体のiOS/Androidアプリの開発サイクルに合わせて、開発期間と並行してのFeatureテスト、スプリント内の開発が完了した後のReleaseテスト、RegressionテストといったQA業務を実行しているチームです。
加えて、サーバーサイドに変更があった際のFeatureテストや、社内向けWebアプリの新規実装に対するFeatureテストもおこなっています。

◆DataEngineeringチーム
アプリ・IoT・バックエンドおよびSalesforce・Zendeskなどの外部ツールを含め、さまざまなデータソースをもとに、主にAirflowを活用して信頼性のあるデータパイプラインを構築し、Luupのデータ基盤を支えています。データカタログの設計・作成やRedashのホスティングなど、データを誰もが簡単に利用できるようにするインフラも提供しています。

・勤務時間:10時00分〜19時00分(※フルフレックス対応)
・リモートワーク:相談可
※部署ごとの柔軟な働き方を推奨。月1回の全社総会があります!
・休日休暇:完全週休二日制(土日)、祝日、夏期休暇、年末年始休暇、特別休暇
・社会保険:健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険
・福利厚生:書籍購入費用負担
・交通費:支給
・その他:健康診断・インフルエンザ予防接種

事業内容

電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティの短距離移動のためのシェアリング事業
顧客:『LUUP』を必要とされるすべての方

役員略歴

◆CEO:岡井大輝
東京大学農学部卒業。その後、戦略系コンサルティングファームにて上場企業のPMI、PEファンドのビジネスDDを主に担当。その後、株式会社Luupを創業。代表取締役社長兼CEOを務める。2019年5月には国内の主要電動キックボード事業者を中心に、新たなマイクロモビリティ技術の社会実装促進を目的とする「マイクロモビリティ推進協議会」を設立し、会長に就任。

◆CTO:岡田直道
東京大学工学部卒業後、同大学院在学中より株式会社AppBrew、株式会社リクルートライフスタイル、Sansan株式会社など複数社で主にサーバーサイド・iOSアプリ開発業務を経験。株式会社Luup創業後はCTOとして、エンジニア組織の構築やLUUPのアプリケーション開発・社内システム整備を管掌。

◆COO:牧田涼太郎
東京大学工学部卒業、同大学院工学系研究科修士課程修了。在学中に株式会社Luupを共同創業し、最初期の仮説検証とプロダクト設計を担当。その後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。主に製造業の日系大企業の新規事業立ち上げや全社変革のプロジェクトに従事した後、2021年4月に再度Luupにジョイン。

◆CFO:向山哲史
東京大学教養学部卒業、ハーバード大学経営大学院修了(MBA)。三菱商事株式会社にて、国内外のインフラ事業や不動産への投資に携わるとともに、日本初のインフラファンドの立ち上げを主導。その後、大手PEファンドのユニゾン・キャピタル株式会社にて、コンシューマー、BtoBサービス等の業界を中心に国内中堅企業への投資活動に幅広く従事。

本社所在地

東京都千代田区神田佐久間町三丁目21番地24 AKIHABARA CENTRAL SQUARE4階

代表者氏名
代表取締役 岡井 大輝
設立年月
2018年06月30日
従業員数
98名(2024/06現在)
平均年齢
--
資本金
株式公開
外部資金/調達額
主要株主
事業概況

Luup創業当初は、主婦や元介護士がスポットで家庭の介護活動をお手伝いする「介護士版Uber」に取り組んでいました。しかし、日本の現状の交通インフラがCtoCに不向きであったために、事業は敢えなく断念。そして日本の交通における課題を解決する新たな交通インフラを構築するために、「電動マイクロモビリティのシェアリング事業」を立ち上げました。

現在は、東京・横浜・大阪・京都・神戸・宇都宮・名古屋・広島・仙台・福岡でサービスを展開しており、2024年8月時点で9,000ポート以上と急速に拡大し続けている状況です。
LUUPは利用者だけでなく、街の全ての人から街の一部として必要とされるようなインフラとなることを目指しています。

事業構成比
通過ランク:B
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