株式会社カインズテクノロジーズ
カインズは創業以来、「商業を通して社会の発展に貢献する」ことを志に、全国に展開する店舗とそこで働くメンバー(従業員)が、それぞれの地域の皆様のくらしに寄り添いながら事業活動を行ってまいりました。2023年6月末時点で、店舗数は28都道府県下に234店舗にわたり、暦年の売上は4,800億を突破しております。
カインズは、日本型のホームセンターという業態を立ち上げた1978年の創業、オリジナル商品の開発へと舵を切った2007年のSPA宣言と、わたしたちは小売業やホームセンターの枠にとらわれないさまざまな挑戦を40年以上にわたり続け、お客様ひとりひとりの自分らしいくらしをサポートすることで、時代が求める「くらしに、ららら。」を世の中の変化に合わせて届けてまいりました。
AIをはじめとするテクノロジーの急速な進化などにより、お客様の日常のくらしやその中でのニーズが劇的に変化しており、弊社の事業も大きな変革を求められています。
2019年を第3創業期と位置づけて「次のカインズを創る」ための核のひとつが、デジタル戦略です。わたしたちは創業時から築き上げてきたチェーンストアとしての実店舗を大きな強みに、IT技術を積極的に活用。デジタルとリアルをシームレスにつないだ、これまでにない新たな購買体験をご提供する“IT小売企業”に生まれ変わることを目指しています。
そのためにわたしたちは、「デジタル戦略本部」を設立。ECの強化にとどまらないDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めるため、2020年には東京・青山に戦略の中枢となる「CAINZ INNOVATION HUB(カインズ・イノベーション・ハブ)」を立ち上げました。
革新を起こすには、革新的な事業展開が不可欠です。わたしたちはデジタル戦略本部の設立にあたり、カインズ本体とは異なる採用体制を整備。技術者やエンジニア、オウンドメディアの運営者まで、ITのあらゆるジャンルの経験者を採用。デジタル戦略本部のメンバーは、現在、200名を超えています。
わたしたちのデジタル戦略の核は、内製化による圧倒的なスピード感です。この核たる部分が評価され、カインズは2021年6月、優れたIT事例を表彰する日経コンピュータ主催の「IT Japan Award 2021」において、グランプリを受賞しました。
この背景には、“カインズらしさ”を象徴する徹底的なお客様目線があります。デジタルは圧倒的な革新をもたらしますが、わたしたちが推し進めていることは、あくまでもお客様の不便の解消であり、お客様の利便性向上です。
お客様が感じる煩わしさを解決し、お客様がより楽しくお買い物ができる環境を実直に整備していく。わたしたちは小売業として培ったお客様目線を積み重ね、その積み重ねの先に、これまでにない新たな形の“IT小売企業”を実現していきます。
お客様の購買体験を革新的に変えるデジタルソリューションの開発をおこなっており、消費者ひとりひとりに合わせた販促をおこなう「One to Oneマーケティング」を実現したり、モノのみならず、コトを通じてもお客様に価値を提供し、くらしを豊かにするためのコミュニティ構築しております。
これまでも、顧客が商品の売場や在庫数を即時に確認できる『Find in Cainz』や、アプリ注文後、最短55分で商品を受け取れる店舗取り置き機能『CAINZ PickUp』をリリース。また、ホームセンター独自の目線で生活提案をおこなうオウンドメディア”となりのカインズさん”をリリースするなど、”くらし”にフォーカスしたデジタルマーケティングも展開しています。そのための機動的な開発体制として、小売業としては数少ない”アジャイル開発の内製化”に取り組んでおります。
来店されるお客様にとって便利に、お得に、快適なお買い物をサポートするアプリは、その役割だけにとどまらない、とわたしたちエンジニアは信じています。自宅、店舗、どこにいてもカインズとつながれて、ストレスのないお買い物ができる世界、もっとワクワクするような体験を企画し、実現したい。そのために技術を磨くもよし、社内外へ見聞を広げて学ぶもよし。アプリ、ECと技術は異なりますが、ご希望があればスキルチェンジできる環境を整えようとしています。
たとえば次世代開発室は、エンジニアオリエンテッドで顧客体験を創り出す、挑戦意欲にあふれる組織です。ビジネス側の要求(利便性の向上や効率化)をカタチにするだけでなく、自ら技術選定をし、技術検証をしながらプロジェクトを進めております。「自ら考え手を動かしたい」という方にジョインしていただき、カインズの商売を楽しみながら、一緒に進化、成長していきましょう!
ひとりひとりが自分のキャリア形成に積極的に取り組み、生き生きと活躍できる環境です。
そのために、仕事も、プライベートも、どちらも充実した人生を送れるよう、さまざまな観点から福利厚生面の充実を図っています。
◆出産・育児・介護/男女問わず活躍をサポート
法律で定められている産前産後休業、育児休業制度の他に、育児短時間勤務制度を充実させています。
子供が小学校6年生の年度末まで時短勤務が可能です。育児プロジェクトとして男性の育休取得を推奨しています。
また日用品を多く扱うホームセンター業界では、今後、女性の活躍が大きく期待されています。カインズでは女性のキャリアアップを積極的に支援。「女性のキャリアビジョンセミナー」を実施し、キャリアの描き方をイメージできるようにしています。
◆暮らしと安心をサポート
・確定拠出年金
カインズでは確定拠出年金制度を設けています。ひとりひとりの価値観やライフプランに合わせた運用方法が選択でき、社員の豊かな老後を支えます。
・健康管理
社員の健康管理をサポートする仕組みも充実しています。カインズメンバーは、ベイシアグループ各社が加入する「ベイシアグループ健康保険組合」の被保険者となり、メンバーとその家族へのきめ細やかな健康サービスの提供を受けることができます。
・GLTD制度(団体長期障害所得補償保険)
病気やケガで、働きたくても働けないときの給与をサポート。長期休職により社員が受ける経済的ダメージを軽減し、生活の心配をせずに療養に専念できる環境を創り出し、早期の就労復帰を支援するGLTD制度を導入しています。
◆オフタイムの充実をサポート
・バケーション制度
年2回、6日以上の連続休暇を取得することができます。海外旅行や家族サービス、自分の趣味に存分に取り組むなど、連続休暇のメリットを活かしてリフレッシュできます。
・レクリエーション
店舗、部署内のコミュニケーション向上のため、各店舗、部署でのレクリエーションを実施しています。レクリエーションは年2回実施しており、一人あたり5,000円までの補助金が支給されます。
◆日々の活躍に応える制度
・PS制度
「PS」とは「プロフィット・シェアリング(Profit Sharing)=利益還元」を略したもの。別名、「元気が出る制度」と言います。会社の利益を社員にシェア・還元するための制度で、月単位で店舗ごとに定めている「予算」を達成すると支給対象となります。
・永年勤続表彰
永く継続して勤務され、会社に貢献している社員に感謝の意を表し、表彰する制度があります。それぞれ勤続年数10年・15年・20年・30年ごとに表彰します。
・カインズオブザイヤー
カインズらしさや、改革、業績に貢献し、その取り組みや努力、功績に対して個人やお店を表彰する報奨制度です
- 事業内容
-
デジタル・ITソリューション開発
デジタル・マーケティング業務
コンテンツ制作・流通業務
新技術に関する調査・事業開発 - 本社所在地
-
埼玉県本庄市早稲田の杜1-2-1
- 代表者氏名
- 代表取締役社長 土屋 裕雅
- 設立年月
- 2019年08月01日
- 従業員数
- 197名(2023/03現在)
- 平均年齢
- 39歳(2023/03現在)
- 資本金
- 1,000万円
- 株式公開
-
未公開
- 外部資金/調達額
- 主要株主
- 拠点・関連会社
-
■拠点
本社:埼玉県本庄市早稲田の杜1-2-1
東京オフィス:東京都港区北青山3-6-26 CAINZ INNVATION HUB
■関連会社
株式会社カインズ(Beisiaグループ)
ホームセンター業界のリーディングカンパニー 28都道府県に234店舗展開 - 事業構成比