テラドローン株式会社
テラドローンは空撮、測量、点検、データ分析、運行管理などの産業向けドローンサービスを国内外で提供している会社です。ドローン市場黎明期の2016年時点で創業し、市場に参入。2020年に組織再編を実施した後、 2021年に大型資金調達に踏み出し、事業をさらに大きく加速させるため、組織を急拡大。ドローンを活用した土木測量、鉱山測量、橋梁をはじめとした施設点検、オイル&ガスの点検作業サービスを提供しています。
◆Mission
飛躍的な成長を迎えるドローンと空飛ぶクルマ産業。「空から、世界を進化させる」をミッションに掲げ、多岐に渡る産業のDXを推進しています。市場黎明期から他社に先駆け市場に参入し、設立7年目にして他社の追随を許さない、2000件を超える豊富な実績を有しています。2022年3月シリーズBにて総額80億円の大型資金調達を実施し、世界で通用する日本発ベンチャーとしてユニコーンを目指します。
◆Terra Group
日本が世界に誇る技術分野で、新産業を生み出します。日本発スタートアップが 世界で通用することをもう一度証明し、世界で戦えるリーダーを輩出します。
◆世界的な地位
市場黎明期からドローン市場に参入し、世界規模で事業を展開したことで、世界的に優位な地位を確立しており、ドローンサービス企業として世界No.1の評価を獲得しています。
〜メッセージ〜
「テラ」というのはラテン語で「世界」を意味します。われわれは、世界を舞台に、世界のために事業展開をおこない、世界規模の会社になる覚悟から、この名前を付けました。われわれは、ドローン・空飛ぶクルマと言う新しい産業領域で空の産業革命を起こします。そして、われわれは新しい市場を生み出し、世界をリード出来る存在になることで、日本発のベンチャー企業が世界で通用することをもう一度証明します。
世界を牽引する日本企業が新たに出て来ていないということは、牽引できる人材が育っていないことである考えているため、世界で勝てる経営人材の育成にも力を入れています。世界No.1に向けて、果敢に挑戦し続け、夢を現実に変え、社会に変革を起こし、「空から、世界を進化させる」というミッションをともに実現しましょう。
テラドローン株式会社 取締役 関鉄平
インフラ等の建設時の測量や維持管理の点検でドローンによるDXを推進中。少子高齢化における業界の人手不足と高齢化の課題を解決していきます。テクノロジー導入が遅れるインフラ領域を中心に、ドローンでのDXが期待されており、年平均成長16.5%を予測。空飛ぶクルマ市場も新たな交通インフラとして、2040年には約1.5兆ドルを見込まれています。
建設・インフラ維持管理の市場は大きく、建設に係る測量やインフラ維持管理の点検の領域におけるドローン事業の拡大余地は大きいです。サービス提供で把握したニーズを反映したハード×ソフトを開発し、各領域の課題を真に解決。各領域でドローンや空飛ぶクルマを普及させ、それに伴い混雑した空域の運航管理を実施する当社にて、右肩下がりで増加している建設や点検のニーズに応える中で、"社会変革"をしている手応えや大きなやりがいを感じながら働ける魅力があります。
【測量領域】
■ハード・ソフトの販売とそれらを用いた測量サービスの提供を通じ、測量業務の効率化と 安全性の向上に加え、3次元データを活用したi-Constructionやデジタルツインを実現
■地形や構造物の3次元データを取得できるレーザー測量機器とその解析に必要なソフトウェアを 販売。クラウド上にアップロードした計測データを解析するサービスも提供。
■多数の測量サービス提供によるニーズの理解をハード・ソフトに反映し、 ドローンレーザー国内シェアNo.1を獲得。測量におけるドローンレーザー測量の社会実装に寄与。
◎測量サービスの実施案件数2000件以上/UAVレーザーの国内シェア最大級/Terra Lidar導入地域(36都道府県)
【点検領域】
■ハード・ソフトの開発とそれらを用いた点検サービスの提供を通じ、タンクやボイラー等の 多様な施設における点検業務の効率化と安全性の向上、コスト削減を実現。
■超音波を用いた壁の厚みを測るUTドローンと取得される波長データを出力するソフトウェアを 開発し、それらを用いて壁の腐食等を確認する点検サービスを提供。
■国内に加え、海外の大手インフラ会社ともプロジェクトを実施し、国内外でドローン点検の 大型中長期契約の獲得の動きを同時に展開。
【運行管理領域】
■航空機の位置情報や気象情報等を用いて、各飛行計画の修正等を行いドローンや空飛ぶクルマの 運航を管理するUTMにより、多数の飛行体が同一空域に存在する中、安全で効率的な運航を実現。
■JAXA等の航空領域で先鋭的な民間企業と技術連携し、先端的な実証実験を共同で実施。自治体 との公的なプロジェクトを通して実証された技術を社会に実装していく。
■ドローンが普及し、運航管理が空のインフラとなる未来を見越し、市場黎明期の2016年時点で 投資したことで、運航管理の世界トッププレイヤーであるUniflyのグループ会社化を実現。
《開発本部測量開発部長》
■当社で働く魅力は?
自社のハードウェアプロダクトを持っていることです。自社製品が全国のドローンに乗って空を飛び、取得したデータが自社のクラウドへ上がってくるため、空からのレーザ測量データがたくさん見られ、先端技術を社会実装できている実感が得られます。
■おもしろかった業務は?
新型のTerraLidarをゼロから製作しました。プロジェクト開始直後は、ドローンに無理やりセンサーを乗せ、配線やソフトをすべて自分1人で実装しました。半年後には、外部メーカーと協力して量産体制を構築し、販売にいたり、かなり達成感がありました。
《開発本部運航管理開発部長》
■当社で働く魅力は?
大きく2つの魅力があると思います。1つはハードエンジニア・ソフトエンジニアと専門性の違うプロフェッショナルが集まった環境で働けるところ、そしてもう1つは、ドローン周辺技術である3D空間の操作などのおもしろい技術を使用した製品を開発でき、実証実験に留まらず、実際に事業でお客様がその製品を使っていることです。
■おもしろかった業務は?
自動点検飛行のプロジェクトがエンジニアの総力戦でおもしろかったです。ハードチームがライダーであらかじめ点検対象を3D測量・オブジェクト化し、3Dオブジェクトから点検のための飛行経路を自動生成し、小型PCをドローンに搭載してドローン制御をおこないました。ハード×ソフトを提供しているテラドローンだからこそできた開発だと思っています。
《社員に聞いた「テラ」ってどんな会社?》
・世界の市場で、本気で勝ちたいと考えているメンバーが集まっています。事業成長をここまで突き詰めて考えることができるのは本質的だと思いますし、そこに妥協しない価値観があふれているのも非常に刺激的な環境です。
・グローバルで戦える人材の輩出をしています。社風は非常にフラットです。男女問わず、国内外、多様な社員がいる環境です。
・自ら高いハードルを設定し、それを超え続ける会社だと思います。
・目標に向かって早く経験を積みたいならテラドローン一択!すべては自分しだい、どこまででもいけます!
・どんな経験も生かせる環境でどんどんチャレンジできる会社です。部署をまたいでなんでも相談できるので、自分の力を最大限発揮したい方、個性的で多様性あふれるチームで働きたい方、ビジネスのアイデアを実現していく意欲のある方にはとても働きやすい職場です。
・何か不満点があれば声をすぐに届けることができ、会社をともに築いている実感を持てる会社です。
・若手でも決定権が与えられる会社です。自分の仕事ないの決定権は自分で持てます。
【勤務制度・待遇】
■ストックオプション/フレックスタイム制/在宅勤務/健康診断/PC支給/結婚祝金/交通費支給/社会保険
■完全週休2日制/夏季・年末年始休暇/有給休暇制度/労働保険
- 事業内容
-
ドローンや空飛ぶクルマの社会実装において基盤となる、エアモビリティの運航管理分野では、世界で国家レベル含む導入数No.1であるUnifly(ユニフライ) の筆頭株主となり、世界8か国に亘る「空の運航管理プラットフォーム」を構築。三井物産株式会社、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、朝日航洋株式会社と共同で、大阪府の公募である「エアモビリティ統合運航管理プラットフォーム事業」に採択されています。(運航管理に関する特許:6675537)
ドローン点検分野では従来価格と作業時間を約10分の1に削減する、自社製非破壊検査ドローン「UTドローン」の展開が加速し、石油メジャーであるシェルの欧州最大規模の製油所における点検や、世界最大手総合化学メーカーBASF、国内はINPEX等とのドローン点検の実証実験を実施。
測量分野では大手ゼネコン・建設コンサルからの案件を中心に、世界でもトップクラスとなる2,000件以上のドローン測量/点検実績がある。現在、従来価格の約3分の1を切る国内導入実績No.1の「Terra Lidar (特許:6445206, 特許6445207)」の新型モデル「Terra Lidar One」を発売。 - 役員略歴
-
■代表取締役社長 徳重 徹
Thunderbird経営大学院にてMBAを取得。 その後、シリコンバレーにてベンチャー投資・ ハンズオン支援を実施。2010年にTerra Motors、 2016年にTerra Drone、そして2021年には、 Terra DXと3社創業し、Terra Groupを構築。 - 本社所在地
-
東京都渋谷区渋谷2丁目12-19 東建インターナショナルビル3階
- 代表者氏名
- 代表取締役社長 徳重 徹
- 設立年月
- 2016年02月
- 従業員数
- 80名(2023/04現在)
- 平均年齢
- --
- 資本金
- 1億円
- 株式公開
- 外部資金/調達額
-
累計126億円の資金調達を実施。 ドローンや空飛ぶクルマに関わる空のインフラ構築を支援する国交省傘下の官民ファンドやドローン点検のニーズがあるエネルギー会社等、事業シナジーが大きく見込まれる投資家で構成。
- 主要株主
- 拠点・関連会社
-
世界で戦うことを前提に、欧州、東南アジア等、世界各所に拠点を展開。
最新テクノロジーや事業の情報活用を国を跨いで実施し、経営戦略を策定・推進しています。 - 事業概況
-
わたしたちは業務用ドローンサービスのリーディングカンパニーを目指します!
昨今、世界では至る所でイノベーションが起きています。
中でもドローンは今まで人間がおこなっていた多くの仕事を圧倒的に、そして効率的におこなうことができます。
わたしたちは今後のドローンの可能性を信じ、今まさに起きている空の産業革命を牽引し、より便利で豊かな世界を提供していきます。
◎世界的なドローン市場調査機関、Drone Industry Insightsによる「ドローンサービス企業 世界ランキング2022」で、産業用ドローンサービス企業として「世界2位」に選出。日系企業として唯一、4年連続TOP10入りとなっています。
◎世界的なスタートアップ分析企業「Tracxn」発表、将来的なユニコーン候補企業(ミニコーン)にTerra Droneとグループ会社のUniflyがダブル選出!
◎アラムコのVC Wa’edより アジア初の出資
サウジアラビアでは、2016年から脱石油依存経済や雇用の創出を目 指し持続可能な経済を目指す経済改革構想「サウジビジョン2030」 を発表。目標を達成するため、政府はドローン産業の振興に注目。
テラドローンが、「ドローンサービス企業 世界ランキング2020」に て、世界1位に選出されたことや約10か国で3000件以上展開している 測量/点検サービスの実績、欧米での「運航管理システム(UTM)」 導入実績No.1のグループ企業「Unifly」が「サウジビジョン2030」の スマートシティプロジェクト「NEOM」にてUTM技術が採択された事 に加え、これまでのグローバルでの実績と現地雇用の創出といった ビジネスモデルを評価いただき、今回の出資が決定しました。
サウジアラビアにドローン事業を展開する子会社を設立することで、現地の雇用創出やサウジアラビアの主要事業の石油産業の効率化や経済の活性化の貢献にも取り組んでまいります。 - 事業構成比
- 売上高
-
市場黎明期から挑戦的な先行投資を実施している一方で、国内外拠点のシナジーを発揮し、 年平均87%で事業を成長させており、FY2019には黒字化を達成しました。
- 営業利益