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ソナス株式会社

企業メインイメージ

ソナス株式会社は2015年に設立。主に建設・土木・製造業界の企業を対象に、独自開発のIoT向け無線技術『UNISONet』を活用した自社製品「構造物向け振動計測システム」を提供しています。社会インフラのモニタリングや工場内の設備機器監視などに役立つtoB向けのセンシング製品です。「同時送信フラッディング」と「細粒度スケジューリング」という2つの技術を高度に組み合わせることで、高機能・高性能な省電力マルチホップネットワークを構築可能にする独自技術が当社の強みです。

『UNISONet』は、安定性・省電力・スピード・収容力に優れ、時刻同期の機能も兼ね備えており、高品質センシングに必要な要素を実現しています。今後より製品の可能性を広げるために、現在はIoT・DXの市場に向けてさまざまなセンシングデバイスおよびソリューションの検討を進めており、組織拡大に向けた事業開発をおこなっております。また、幅広い無線化のニーズに対して、現在開発中となる傾斜の監視システム・屋内測位といったセンシングデバイスなどを提供していく予定です。

業界の人手不足やコストの削減のため、IoT/AIをはじめとしたIT技術を活用した維持管理手法を実現することが求められています。従来の無線通信規格に改良を施した『UNISONet』は、設置したセンサユニットがデータを集め、ベースユニットを通じて状態を可視化できる画期的なシステムのため、これまで産業IoT分野で不可能だった高精度・低コストの無線計測を実現できるようになりました。その技術に建設業界や通信業界、製造業界をはじめ、多くの企業が注目しており、地震モニタリングや設備機器監視システムなど幅広い領域での導入が進んでいます。

◆建築物・土木構造物における振動計測の課題
無線の振動計測システムでは、有線のシステムに比べて導入コストが低いものの、以下の課題を抱えていましたた。
・広範囲かつ多点での計測が難しく、転送速度の制約で振動波形データを集められない
・高精度な時刻同期がとれず、構造解析に支障がでる
・センサ端末の消費電力が大きく、バッテリ寿命が短い
・電波的な細かい設定が必要でネットワーク構築が難しい、設置後のメンテナンスが大変
しかし、『UNISONet』を活用した「SONAS無線振動計測システム」ならコスト・工期を大幅に削減しながら、有線システムに匹敵する規模・品質の加速度データが取得できます。

◆導入事例
建設業界は、構造物の老朽化や技術者不足といった課題を抱えています。構造物の点検は、一般的に技術者の目視判断によっておこなわれていますが、この点検には多大な時間やコストを要します。大地震の際は、多数の構造物が被災することに加え、技術者も被災することが予想され、残余耐震性診断に時間がかかるとされています。特に、被災した構造物が超高層建物などの大規模構造物の場合、点検に数カ月を要すると考えられています。

近年、これらの課題の解決策として、振動センサを設置することにより構造物の健全性などの状態を確認する構造物モニタリングが注目されています。特に、官庁舎など防災拠点となる重要度の高い建物には、振動センサなどの設置が推奨されています。しかし、一般的な計測システムではデータ転送や電源供給に有線が用いられており、有線システムを設置する際の配線工事の工期の長さや手間の大きさ、コストの高さが問題となっています。

◎当社では上記のような建造物の課題を解決しています!
たとえば『sonas x02』は、センサユニットやリレーユニットの設置が容易で配線工事が不要になることに加え、数十μs以内という高精度な時刻同期が可能で、再送制御によるロスレスデータ収集も同時に実現しています。これに加えてUNISONet Leap搭載版は、直進距離が長く回折特性が高い920MHz帯の特長を生かし、複数フロアを1ホップで跨いで通信しながらビル全体をマルチホップでネットワーク化できる画期的な特性を持っています。【わたしたちの知る限り、複数フロアを1ホップで跨いで通信可能なマルチホップ無線は世界的に見ません!】この特性により、センサユニットを全フロアに設置する必要がなくなり、初期費用をさらに抑えることが可能になります。

わたしたちは、多様な仲間と一緒に『UNISONet』によって世界中にIoTの恩恵を届けることを目指し日々挑戦しています。IoTがこの世界をより豊かなものへ飛躍させると確信しているからです。まだ誰も成し得ていない前人未到の世界。その実現は一筋縄ではいかず、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーによる強いチームが必要不可欠です。さらには、チームメンバーひとりひとりが自分らしく最高の力を発揮することが重要だと考えています。

そのような考え方から、社員それぞれが自身の活動に集中できる環境を用意しています。フルフレックス制やリモート勤務(出社率30%前後)により、ライフスタイルに合わせた効率のよい働き方が可能です。その他にも、ボトムアップでメンバーから出たアイデアを制度として導入。入社時PC購入可能・土日と平日のスワップ可能・副業OK・入社初月から有給休暇10日付与・年3日の個人別休暇付与など充実した環境づくりを日々追求しています。

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事業内容

センシングに関するハードウェア、ソフトウェア、サービスの企画、設計、製造​、販売

役員略歴

◆代表取締役CEO・共同創業:大原 壮太郎
東京大学大学院工学系研究科修了後、ソニー株式会社にて5年半、半導体開発に従事。東京大学先端科学技術研究センター勤務を経てソナス株式会社共同創業、代表取締役就任。

◆取締役COO:八木 貴郎
ケンブリッジ大学大学院修了後、ソニー株式会社に入社。その後株式会社XTIAにて取締役から代表取締役まで務め、ビジネスモデルの変革を完遂。2022年5月よりソナスに参画。

◆取締役CFO:一木 伸彦
一橋大学大学院修了後、ソニー株式会社に入社。本社財務、半導体事業経営企画等に従事。その後大手監査法人、HRTechベンチャー管理部を経て、2019年9月よりソナスに参画。米国公認会計士。

◆共同創業者:神野 響一
東京大学工学部卒業後、同大学先端科学技術研究センター技術補佐員を経てソナス株式会社共同創業。大学では無線センサネットワークの研究に従事。2016年度IPA未踏スーパークリエータ。

◆共同創業者:鈴木 誠
東京大学大学院新領域創成科学研究科博士後期課程修了。10年以上に渡り無線センサネットワークの研究に従事した後、ソナス株式会社共同創業、最高技術責任者として技術面をリード。

本社所在地

東京都文京区本郷5-24-2 グレースイマスビル6F

代表者氏名
代表取締役CEO 大原 壮太郎
設立年月
2015年11月02日
従業員数
31名(2023/01現在)
平均年齢
40歳(2023/03現在)
資本金
1億円
株式公開
外部資金/調達額
主要株主
事業概況

『UNISONet』をコア技術に、IoT事業・無線事業・DX事業のを展開している当社。
創業から無線計測システムの提供で実績を積み上げ、現在は収益化・新規事業開発・『UNISONet』モジュール販売などを通じて海外マーケット進出を目指しています。
未来では『UNISONet』がIoT無線のグローバルスタンダードとなることを目指して、組織とプロダクト成長に力を入れています。

事業構成比
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