株式会社エナーバンク
株式会社エナーバンクは「エネルギー調達をもっとシンプルに」というビジョンのもと、2018年7月に創業し、電力需要家目線でのエネルギー調達の最適化を進めてきました。特に2020年10月の政府による「2050年カーボンニュートラル宣言」の発表以降、再エネ条件付きの電力調達、ゼロカーボンシティ自治体での採用が増え、前年度比で8倍、エネオクの取扱総額も170億円を突破しています。
お客様に対してエネルギーコストの最適化、再エネ調達業務のDXを実現に加えて、グリーン電力証書や非化石証書による再エネ化支援、CO2オフセットの実行、太陽光発電設備導入のシステム選定支援から、調達サポートまで、テクノロジーとコンサルティングを組み合わせた独自のソリューションを提供できることがエナーバンクの最大の特徴です。
法人向け電力リバースオークション『エネオク』をはじめ、環境価値取引プラットフォーム『グリーンチケット』や、太陽光設備や蓄電池事業者の提案・比較サービス『ソラレコ』を開発しています。
現在はエネルギー・電力の高騰や脱炭素化推進の影響を受けてどのサービスも問い合わせが増加中です。これらの主力プロダクトの成長に伴い、順調に業績を伸ばし続けています。
エネルギーはすべての産業の潤滑油です。今後の成長分野である通信やIT、AI、EVによる自動運転交通インフラなどの根底には必ずエネルギーの存在があります。エネルギーをあらゆる産業のプラットフォームとして正しく選択できることが、産業の競争力や事業の持続可能性のカギとなります。脱炭素という世界同時進行の潮流は、石炭・石油からの脱却、そして再生可能エネルギーへのシフトであり、社会的・経済的にも止めることのできない大変革の時代です。
この変化の先に実現する未来を前倒しするのが、エナーバンクの役割です。エナーバンクは、電力の選択という複雑性が高く非対称性の大きい環境において、透明性の高い情報を提供しすべての需要家の未来への意思決定を加速させることで無駄なエネルギーのない世界を実現していきます。わたしたちはエネルギー業界のゲームチェンジャーとして事業を拡大しているため、ソフトウェアエンジニアがDX化できる部分が非常に多いです。技術者としてレガシーな業界の変革に貢献できる魅力があります。
事業を大きく創る上では、極限まで需要家の目線でサービス設計をすることが重要です。エネルギー領域の専門家として、エネルギー関連のトレンドを見ながら需要家ニーズをマッチングさせるコンサルティング能力と、最新のテクノロジーを活用して効率的に解決していきます。エンジニアリングチームは、次世代のエネルギーインフラを生み出すべく、臨機応変にサービス構築・改善・提供していく重要な役割を担っています。
エネルギー愛あふれるエナーバンクで、一緒に脱炭素社会を実現していきましょう!
- 事業内容
-
3つの脱炭素ソリューションをプロダクトに組み込み、マーケットが変化しても需要家にとって最適な調達を実現できるサービスを実装しています。
■電力リバースオークション事業『エネオク』
全国の小売電気事業者から最安の電力契約を見つけられるオークションサービス(RE100、市場連動メニュー対応)提供
■環境価値取引事業『グリーンチケット』
発電した電力の「環境価値」をグリーン電力証書や非化石証書として販売するプラットフォーム運営
■太陽光発電設備導入支援事業『ソラレコ』
設置目的・条件に応じて自家消費型太陽光発電設備を導入可能なPPA事業者の比較・選定支援サービス
【顧客】
電力コストの抑制や脱炭素化に取り組みたい・困っている需要家(法人事業者または自治体)、また、マッチング先となる小売電気事業者などが対象です。
業種業態は特に縛りはなく、電気を使うところはすべて顧客になります。昨今は、脱炭素化推進の影響を着けて自治体からの引き合いが強いです。 - 役員略歴
-
■代表取締役 村中 健一/共同創業者
慶應大学および大学院でシステム最適化を研究し、スマートグリッドを学ぶ。学生起業家選手権コンテストでWebサービス「tetol」を発表し、優勝。No.1採用-ビジネスNo.1でソフトバンクに入社。ネットワーク企画、サービス開発、IoT新規事業を経験。孫正義の後継者候補ソフトバンクアカデミア3.5期生に選出。経済産業省エネルギープラットフォームプロジェクトの主担当を経験。2016年4月には、電力自由化による電力事業の立ち上げおよび、電力見える化プロダクトの開発・ビジネスサイドのリーダーとして従事。2018年7月、株式会社エナーバンクを創業。エナーバンクにおいて、2018年10月に電力オークション「エネオク」をリリース、2019年10月に環境価値取引「グリーンチケット」をリリース。電気工事士2種を保有。
■COO 佐藤 丞吾/共同創業者
1998年、建設コンサルタント会社の国際航業株式会社に入社。社会インフラ構築の調査・設計、自治体の総合計画や都市再生整備計画など上位計画策定支援などに約10年間従事。高精度将来人口推計システムの開発、政令指定都市の採用実績あり。エネルギーコンサルタントチームの立ち上げを担当。再エネ導入やスマートシティ開発関連のコンサルティングにチームリーダーとして約7年間従事。太陽光・蓄電池導入シミュレーション「エネがえる」をゼロから立ち上げ。自社スマートシティ事業、グリーン電力証書事業も主導。同7月、エナーバンクを共同創業。技術士(建設部門 都市及び地方計画保有)。
■CTO 関根 大輔/共同創業者
2013年に慶應義塾大学大学院を修了し、日本放送協会(NHK)に入局。技術として設備整備やスポーツ中継などの番組制作業務に従事。クラウドサービスを用いた双方向番組を担当、Web技術の可能性に強く興味を持つ。2017年より放送技術研究所・ネットサービス基盤研究部に異動。放送と通信を連携させたサービスの研究に従事。特に、Web技術を用いて、視聴データを含むパーソナルデータを個人主体で管理・活用するための仕組みの設計に取り組む。国内学会、国際学会での発表や特許出願あり。派遣制度により株式会社サイバーエージェント・秋葉原ラボで大規模データ分析基盤の開発業務に携わる。
保有資格:電験三種、第一級陸上無線技術士、FP2級など - 本社所在地
-
東京都中央区日本橋2丁目1−17 丹生ビル 2階
- 代表者氏名
- 代表取締役 村中 健一
- 設立年月
- 2018年07月10日
- 従業員数
- 12名(2022/10現在)
- 平均年齢
- 39歳(2022/10現在)
- 資本金
- 1億4,000万円
- 株式公開
- 外部資金/調達額
- 主要株主
- 事業構成比