株式会社Skillnote
株式会社Skillnoteは2016年に設立。代表の前職は、半導体の主要素材である半導体シリコンの世界シェア1位の「信越化学工業」です。技術営業として8年間、製造業界のさまざまな企業と向き合う中で、業界全体がOJT中心で先輩の技術力・育成力しだいで後輩の能力が決まってしまう教育体制に疑問を抱くようになりました。製造業界では、""数万人""の技術者の""数千""もの工程のスキル管理をエクセルでおこなっています。この手法だと管理しきれない問題が発生し、多種多様な不便が生まれていたのです。
また、代表が製造業界でキャリアをスタートさせた頃から、日本の製造業企業各社が海外企業に負けはじめた時期でもありました。日本の技術力は海外に劣っていません。それでも勝てない理由は、古い業界慣習、組織構造などの問題により、高い技術力を生かしきれていないという結論に至ったのです。世界で戦える技術力を持っていても、社員に行き渡らなければ意味がない。最大のボトルネックは「人材育成」で、それに必要な「スキルの共有」に関する課題を解決すれば、「製造業大国日本を復興できる!」...そんな熱い思いから、『Skillnote』が誕生しました。
大多数の「HR/タレントマネジメントシステム」は、本社/ホワイトカラーに向けて開発されており、3階層程度までしか管理できません。製造現場では1つの製品に対して15階層、1万超のスキル項目に分けられるため、非常に細かい部分まで一元管理できるよう対応しています。
機能は「スキル管理」「資格管理」「教育管理」「研修ポータル」「キャリア管理」の5つです。これらの機能により、従業員のスキルや資格を一元管理するとともに視覚化し、人材育成・活用をより正確かつ効率的におこなうことができます。また、経営層/管理者/従業員がそれぞれの視点で利用をすることができ、クラウド化をすることでテスト導入や段階的導入が容易となります。
また、『Skillnote』の特徴として、「徹底的に現場にフォーカスして、ユーザービリティが磨かれている」点が上げられます。多くの人事システムが経営/人事観点から見て俯瞰的な分析ができるか、という点を意識しているのに対し、『Skillnote』は「現場が登録/利用しやすいか、使うことで現場の既存業務が楽になるか」という点で設計。その結果、現場での高い利用率を誇っています。
実績としてすでに日本を代表するTier1の製造業企業はじめ、120社、10万人以上の方が利用しています。『Skillnote』のプロダクトは、製造現場の工場長などが使うプロダクトであるため、実際に95%以上の企業で使用されているエクセルや紙のスキルシートの仕様を徹底的に研究し、「説明ゼロ」で使えるUXを日々追求しています。
このため、導入いただいた後も、「大変使いやすい」と高い評価をいただいております。解約率は0.47%と、ほぼ解約されないPMF(プロダクトマーケットフィット)を実現していることが大きな強みです。加えて、2019年にSAP社のアクセラレーションプログラムに参加したことがきっかけでSAPのグローバルパートナーに選定いただき、足元大手企業への共同提案を進めています。
わたしたちが理想とするプロダクトの状態から考えると、現状は10%も達成できていません。まだまだ拡大の余地があるため、さらなる発展を目指して新たな仲間をお待ちしております。SaaSプロダクトで製造現場を革新し、「つくる人が、いきる世界」を実現していきましょう!
- 事業内容
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人材スキル管理システム『Skillnote』の開発・提供
人材育成/スキル管理領域における支援サービスの提供 - 役員略歴
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執行役員 VPoE 安藤 大輔
東京理科大学大学院卒業後、SIerを経て、受託開発やEC事業を展開するベンチャー企業等、3社での経験を通しフルスタックエンジニアとしてのキャリアを歩む。2019年、Skillnoteに1人目のエンジニアとして参画し、システムの再構築を牽引。VPoEとして組織作りにも取り組み、開発組織を15名までに拡大させる。 - 本社所在地
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東京都千代田区神田錦町2-2-1
KANDA SQUARE 11階 - 代表者氏名
- 代表取締役 山川 隆史
- 設立年月
- 2016年01月06日
- 従業員数
- 55名(2024/03現在)
- 平均年齢
- 36歳(2022/09現在)
- 資本金
- 9億2,476万円
- 株式公開
- 外部資金/調達額
- 主要株主
- 主要取引先
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川崎重工業株式会社
キヤノンマシナリー株式会社
JFEスチール株式会社
信越化学工業株式会社
株式会社ニコン
古野電気株式会社
森平舞台機構株式会社
ヤマサ醤油株式会社
リコーインダストリー株式会社
その他
(50音順・敬称略) - 事業構成比