株式会社ソフトフロントホールディングス
当社グループは、これまでSIP/VoIPを中心としたコミュニケーション関連技術をベースに、ソフトウェアの製品開発や受託開発、コンサルテーションを国内外で展開し、自社保有技術を生かしたサービスを開発・提供してまいりました。
2002年にナスダック・ジャパン(現東京証券取引所グロース市場)に株式を上場、2016年に持ち株会社として事業を分社化、株式会社ソフトフロントホールディングスへと商号を変更。全体的な視点と個々の強みに特化した各事業会社の事業展開とが融合することにより、柔軟に環境にスピーディーに適応できる経営体制をへ移行しました。
主要子会社は、事業主体を引き継いだ(株)ソフトフロントジャパン及び、大規模Webサイト構築・運用を簡単にする純国産CMSを提供中の(株)サイト・パブリスです。
現在、『コミュニケーションプラットフォーム事業』の領域において、新たな事業展開をおこない、ボイスコンピューティングに加えコンテンツマネージングシステムを提供していくことで、よりいっそうのデジタルコミュニケーション基盤の強化を推進しております。また、M&Aなどを積極的に進め、強化したグループ内外のリソースや市場を柔軟に組み合わせることで、迅速にサービスを創出・提供していきます。
今後さらに5G・6Gでの通信の高度化やIoT・エッジコンピューティングでの端末処理能力の向上などによりコミュニケーションのあり方も大きく進化していきます。ここにおいてわれわれに求められるのは、スピード感を持って時代の変化に対応し成長することです。
よりよい社会の実現に貢献すべく、これからも変化の中で既存の枠にとらわれず成長に向けて挑戦していくため、新たな仲間をお待ちしております。
◆ソフトフロントの強み
アナログ電話をいち早くソフトウェア化し、電話回線や電話機に依存することなくインターネットを通してあらゆる機器で音声や画像をリアルタイムで通信できるようにしたのがソフトフロントです。
今や、スマホはもちろん、車内、部屋内、店内、ウェアラブル、サイネージなどのあらゆる機器にスピーカーとマイク、さらにはカメラやモニターがつき、今後は5G/6Gでより高速な通信も可能になり、そうしたソフトウェアの重要性はさらに高まっています。
ソフトフロントは、複雑な「呼制御」、高機能・高音質の「音声制御」、高度な「リアルタイム処理」や「高速分散処理」の技術やアセットがあり、それらを単なる技術ではなくお客様や自社の製品・サービスの中に組み込みビジネス創造してきた知識やノウハウ、実績があります。
また、自社のソフトウェア開発・製品開発においては、そうした高度な技術を、お客様がプログラミングなどの知識がなくても簡単にお使いいただけるようにしており、日々改善にも取り組んでいます。
こうしたことはお客様企業が早い時代の動きに早く対応するために必須の要件であり、それが「技術を提供」することであると考えています。
◆サイト・パブリスの強み
「コンテンツ・マネージメント・システム(CMS)」というソフトウェアと関連サービスを提供しており、サイト・パブリスもお客様ご自身でWebサイトの更新などの運用がしやすいことを強みとしています。
商用版の国産のCMSを提供して20年の実績があり、大手企業様はじめ、延べ630社以上のお客様に導入いただいています。
情報やデータは機器の中にあるだけでは人間は理解できませんが、Webサイトなどで「コンテンツ」として表示することで始めて見たり、交信したりすることができます。
サイト・パブリスは、お客様企業の、デジタルマーケティングなどでの顧客との接点はもちろん、従業員との接点、パートナーとの接点、製品(IoT)との接点、あらゆる接点での情報をデータ化・可視化し収集・発信・蓄積するハブとなるWebサイト構築しています。
また、他システムとの連携等の開発支援をおこなっています。 Webサイトだけでなく、アプリやデジタルサイネージなど、あらゆる媒体でのコンテンツ管理が可能です。
HTML+CSSなどの専門的な知識がなくてもお使いいただくことができ、お客様ご自身でも「見たまま編集」で簡単に編集可能です。自社でソフトウェアを開発し、自社で保守をおこなっており、お客様の声を反映しより使いやすく日々改善しています。
◆『commubo(コミュボ)』:人の代わりに音声ロボットが対応する自然会話AIプラットフォーム
一問一答型ではない、継続的な自然会話を実現する最先端AIコミュニケーションロボットです。『commubo』をお客様の業務へ組み込むことで、さまざまなシーンのコミュニケーションを無人化し、これまでにない業務改革を実現します。「通販、金融系などのコールセンター」や「通信事業者、インフラ事業者」に採用されています。
◆リアルタイム通信ミドルウェア『SUPREE(スプリー)』
IP電話やテレビ会議はもちろんのこと、IoT分野での組込み機器に通話機能を追加したり、カメラに映像送信機能を持たせることが簡単に、かつ低コストに開発できるクライアント・アプリケーション向けのSDKです。Android/iOS/Windows の他、組込みLinuxにも対応しています。「通信機器メーカーのIP電話、FAX、複合機」や通信事業者の映像コミュニケーション端末」で採用されています。
◆『telmee(テルミー)』:電話業務の自動化・省力化を実現するクラウドオートコール
電話回線契約や電話オペレータを不要とする、クラウドベースの新しい電話業務自動化サービスです。コールセンターに限らない、お客様との対話業務を担う部門企業全般の飛躍的な生産性向上を実現します。
◆『SITE PUBLIS(サイトパブリス)』:Webサイト運営を見違えるほどやさしくするCMS (コンテンツ・マネジメント・システム)
大規模Webサイトの構築・運用を劇的に簡単にする純国産CMSです。多くの企業サイトやオウンドメディアに実績があり、拡大するコンテンツデータの更新・管理の継続的な業務改善を実現します。
- 事業内容
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持株会社
情報通信業
【事業内容】
◆株式会社ソフトフロントジャパン関連事業
音声・映像・メッセージングによるリアルタイムコミュニケーション関連プロダクト・サービスの開発・販売および関連する受託開発
◆株式会社サイト・パブリス関連事業
Web系製品・サービスの企画・開発および販売およびWebサイト構築および活用支援
◆株式会社ソフトフロントマーケティング関連事業
「ITソリューション」の媒介販売
【サービス内容】
◆ソフトフロントジャパン
高い音声認識技術を強みとした自社プロダクトを中心にサービスを提供しています。
・commubo(コミュボ)
・telmee(テルミー)
・SUPREE(スプリー)
・LivyTalk
・HelloMeeting Next
・DirectCloud-BOX
・ProDHCP
◆サイト・パブリス
純国産のCMS「サイトパブリス」をはじめとした自社プロダクトを中心にサービスを提供しています。
・SITE PUBLIS(CMS)
・社内報クラウドサービス TSUTAERU
・MediaPack(動画配信基盤)
・採用クラウドサービス MANEKU
・店舗・代理店クラウドサービス TSUNAGERU
・PUBLIS Suite/PUBLIS Suite+
・Suggest AI(レコメンドサービス) - 本社所在地
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東京都千代田区九段南一丁目4番5号 泉九段ビル6階
- 代表者氏名
- 代表取締役社長 二通 宏久
- 設立年月
- 1997年04月18日
- 従業員数
- 10名(2022/12現在)
- 平均年齢
- --
- 資本金
- 1,000万円
- 株式公開
- 外部資金/調達額
- 主要株主
- 拠点・関連会社
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【主要子会社】
◆株式会社ソフトフロントジャパン
〒102-0074
東京都千代田区九段南一丁目4番5号 泉九段ビル 6F
◆株式会社サイト・パブリス
〒102-0074
東京都千代田区九段南一丁目4番5号 泉九段ビル 4F
◆株式会社ソフトフロントマーケティング
〒102-0074
東京都千代田区九段南一丁目4番5号 泉九段ビル 6F - 事業概況
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豊かな社会を実現することを理念として、ソフトフロントが核として取り組んできた通信技術分野は、従来の技術からあらゆるものをIP化してネットワークにつなげていくという時代に大きく変化しました。
この変化は、わたしたちの暮らしや活動を劇的に変化させ、かつてない、より豊かな社会を実現させようとしています。
当社も時代や環境の変化への対応と将来への新たな進化を目指して、「技術を愛し、技術を提供することによって、社会変革の牽引役となり、豊かな社会を実現すること」を企業理念とし、活動しております。
「InterconnectExpert」あらゆる『モノ』をつなげるプロフェッショナルとして、グローバルで頼られる企業にをビジョンに掲げ、あらゆるモノがつながり、情報を送りあうことが求められる社会のなか、さまざまな環境で、さまざまな情報を安定的かつ円滑にコネクトし、世界中の人々が、環境の制約にしばられずに、一緒になって価値を生み出せるコミュニケーションを実現する企業を目指し、邁進していきます。 - 事業構成比
- 売上高
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2022年3月期 377百万円
2021年3月期 310百万円 - 営業利益
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2022年3月期 △17百万円
2021年3月期 29百万円