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株式会社ユニエイム

企業メインイメージ

株式会社ユニエイムは、クラウド型POSシステム『CASHIER』をはじめとする自社サービスの開発・運営等を行っているITベンチャーでありながら実際にサービスを利用するユーザーのオペレーションまでもワンストップで行う事ができる異色の企業だ。

一般的に、機械やソフトウェアは無機質なものとされている。しかし、同社では、そのすべてには「人」が介在しており、あくまでも有機的なものであると捉えている。心と心の繋がりによってすべてが成り立っているからこそ、自社の提供するサービスによって”人が関わり合う機会"をひとつでも多く作りたい。そう考えているのだ。その思いは、「Make More Fan」というビジョンに鮮明に表れている。

代表取締役CEO・原口宇志氏は、大学を中退し、POSシステム販売企業での1年間の就業を経て、21歳で株式会社ユニエイムを設立した。大学を中退して起業した理由を尋ねると、「目標を持った状態でいないとダメなタイプなんです。元々起業したい気持ちがあったにも関わらず、大学には目的なく進学してしまったので、とにかくチャレンジしたい!と考えて辞めました」という答えが返ってきた。

なぜ、POSシステムだったのだろうか?
「社会人になって1社目でPOSシステムの営業を経験しましたが、振り返って考えてみると業務の効率化を実現するというPOSシステムの面白さにのめり込んでいきました。」と、原口氏は淡々と語る。しかし、静かな口調とは裏腹に内に秘める思いはとても熱い。

「起業に対する不安はありませんでした。根拠のない自信を持っていたんです。人が嫌がることを率先してやる。人の為にやる。そうやって仕事に取り組んでいるうちに、クライアントから様々なチャレンジをさせてもらえるようになりました。自分が相手にしてあげた分しか自分には返ってこない、反対にやった分、人は必ず返してくれる。人との繫がりで仕事が成り立っていることを実感したんです」。(原口氏)

人との繫がりや心を何よりも大切にするという考えは、こうした実感を伴い培われていった。POSシステム等の機器レンタル事業を皮切りに、そこから派生させた新規事業を育てて、同社は今期で15期目を迎えた。

「机上だけでシステマティックに考えず、エンジニアもデザイナーもユーザが使っている現場を見て一緒に考えながらシステムを作っています」と、原口氏は言う。同社のこだわりが感じられる言葉だ。

当社では自社サービスであるクラウド型POSシステム『CASHIER』を運営している。
代表取締役CEO 原口 宇志氏 21歳の時に同社を設立し、14年間同社を導いてきた。
事業内容

◆POS関連事業
・1日から利用可能なクレジットカード決済端末レンタルサービス
・事前オーダーシステム「PRE-ORDER」
・セルフレジアプリ「CASHIER」

◆チケット関連事業
・デジタルチケット販売〜来場管理システム「EventManager」

◆イベント事業
・自社が提供するシステムサービスに付随する運営
・国内最大規模のアウトレットイベント「TOKYO OUTLET WEEK」主催、企画、制作、運営

本社所在地

東京都港区南麻布3-19-23 オーク南麻布ビル13階

代表者氏名
代表取締役 原口 宇志
設立年月
2007年06月21日
従業員数
25名(2022/01現在)
平均年齢
32歳(2022/01現在)
資本金
3,000万円
株式公開

未公開

外部資金/調達額
主要株主

取締役

主要取引先

エイベックス・エンタテインメント株式会社
株式会社ドーム
グリーンコープ生活協同組合連合会
大日本印刷株式会社
株式会社タカラトミーフィールドテック
株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ
株式会社パルコ
株式会社テレビ朝日
中京テレビ放送株式会社
他600社

事業概況

現在の事業領域は、大きく分けて次の3つだ。

1つめは、クラウド型POSレジシステム事業。
Android端末1台で売上・商品・在庫・顧客管理をクラウドで行えるPOSシステム『CASHIER』だ。中でも『CASHIER』は、スポーツメーカーやアパレル、テレビ局、玩具メーカー等、物を売る幅広い業種で多くの導入実績を誇る同社の主力サービスとなっている。
同社が強みとしているイベント・エンターテイメント領域では年間2,000件へ導入しており、国内でもトップクラスの実績を誇る。
また常設店舗への提供はこれまでの対面式のPOSレジシステムだけはなく、モバイルオーダーやセルフレジなどの非接触システムをはじめとしたマルチチャネルの販売を可能とする次世代POSへ進化し、2021年10月にシステムとブランドのリニューアルを行い、まさにこれからがグロースフェーズに突入する注目のサービスだ。

2つめは、電子チケット販売・管理システム事業
国内最多動員数を誇るライブイベントにも採用されている、圧倒的な高機能と安定性を兼ね備えた電子チケット販売・管理システム「EventManager+」も好調だ。システムからオペレーションまでサポートし、イベントなどの際にチケット販売をスピーディに始めることができるプラットフォームを提供するとともに、アミューズメント施設やレジャー施設などの常設施設に向けてもシステム基盤の提供も行なっている。実は知らないところで同社のサービスをすでに利用している方も多くいるだろう。同社はチケット業界の構造改革の中核を担うポジションの確立を目指している。

3つめは、イベント運営事業。
様々なクライアントのイベントに携わってきたノウハウを活かして、イベントの企画・運営も請け負う。さらに、国内最大規模のアウトレットイベント『TOKYO OUTLET WEEK』という3日間で約2万人が来場する、自社オリジナルのイベントまで手掛けているのには驚く。

「企画、開発、オペレーションまで、ワンストップで対応できるのが当社の強みです」。(原口氏)

同社の持つノウハウ、機材、開発力、人的資産、それらを組み合わせてクライアントのニーズに一気通貫で応えられるのは、他社との明確な違いだと言える。今後も「世の中の非効率と不合理を解決する」というミッションの軸から派生する新規事業に積極的に取り組み、事業領域を拡大していく計画だ。

「積極的に変化を模索し、チャレンジしていく企業風土ができていて、今後も自社のノウハウをベースに様々な新しいサービス展開をしていきたいですね。」と、原口氏。

2023年には売上を倍増を目指している。そのための中核となりうる意欲的な人材を強く求めているのだ。

事業構成比

POS関連事業:40%
チケット関連事業:40%
イベント関連事業:20%

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