株式会社スイッチメディア
【テレビ広告の業界構造を変える、情報格差をなくす】
これまでのテレビ広告には、売り手(メディア・代理店)と買い手(広告主)の間に、明らかな“情報の非対称性”が存在していました。
数千万円から数億円という莫大な広告投資が行われるにもかかわらず、リアルタイムの視聴率は確認できず、「誰が、何人、何回見たのか」といった基本的な情報すら手に入りません。
結果として、広告主は限られた断片的な情報をもとに、大きな意思決定を強いられてきたのです。
そして、「テレビCMは本当に売上に貢献しているのか?」という問い。
これは、長年にわたって多くの企業が抱えてきたマーケティング上の根本課題でもあります。
過去には、数理モデルを用いてテレビCMの売上影響を推計しようとする試みもありました。
しかし、現実の購買行動には複雑で多様な変数が絡み合っており、実務に耐えうる精度のモデルを構築するには限界がありました。
私たちは、この構造的な課題に対して、シンプルで本質的な問い──
「テレビCMは、どれだけの人に届き、視聴者は本当に購買行動に移ったのか?」
──に正面から向き合うために、SaaSプロダクト「TVAL(ティーバル)」を開発しました。
TVALは、24,000人超の視聴ログと、購買・Web行動データを掛け合わせることで、テレビCMの視聴実績と購買貢献度を、キャンペーン単位で定量的に可視化します。
すでに花王株式会社をはじめとする多くの企業・ブランドに導入され、マーケティング戦略の高度化に貢献しています。
私たちが目指すのは、単なるプロダクト提供にとどまりません。
TVALを通じて広告主の意思決定を支援し、業界構造そのものをアップデートしていくこと。
そして最終的には、“価値ある番組と価値あるCMが、適切な人に、正しく届く社会”を実現することです。
「情報で世界を豊かにする」。
そのミッションを、テレビ広告という巨大市場で体現していきます。
- 事業内容
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◆テレビなどのメディアリサーチ
◆テレビ視聴データ分析サービスSMARTの開発・提供
◆テレビCMの効果測定調査・分析ツールの提供 など - 役員略歴
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◆代表取締役 高山 俊治
大阪大学大学院修了。
外資系コンサルティングファームにて約9年間、事業戦略策定や新規事業立ち上げ、グローバル展開支援に従事。
2012年よりグリー株式会社にて、プラットフォーム、マーケティング、アナリシスの各部門を担当。
2020年、株式会社スイッチメディア入社。
プロダクト企画部門およびデータソリューション部門の責任者を務める。
2021年6月、代表取締役社長に就任。 - 本社所在地
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東京都港区芝5-26-24 田町スクエア3F
- 代表者氏名
- 代表取締役社長 高山 俊治
- 設立年月
- 2012年10月01日
- 従業員数
- 31名(2025/07現在)
- 平均年齢
- 30歳(2025/06現在)
- 資本金
- 株式公開
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未公開
- 外部資金/調達額
- 主要株主
- 主要取引先
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◼︎広告主(テレビCMを打つ大手企業)
花王、ソフトバンク、ライオン、資生堂、リクルート、コロプラ、武田薬品工業...etc
◼︎総合代理店
電通、博報堂、ADK
◼︎インターネット関連企業
Google、サイバーエージェント、オプト...etc
◼︎放送局
民放キー局、U局...etc - 事業構成比