株式会社サーバーワークス
わたしたちはAWS(Amazon Web Services)に特化したインテグレーション事業とサービスの提供をおこなっている、クラウドインテグレーターです。
2009年よりAWSに特化したインテグレーション事業を開始し、AWSからもAPN プレミアコンサルティングパートナー(現 AWS プレミアティア サービスパートナー)に認定されるなど、この分野で先進的な取り組みをおこなっている企業として知られる存在になりつつあります。
先の東日本大震災では、震災後に過負荷でダウンしてしまった日本赤十字社のWebサイトを、AWSを使って復旧。さらに3,200億円超の義援金を集めるシステムをわずか48時間で構築しました。これは、クラウドのもたらすスピードと高いセキュリティを両立した事例として広く知られるようになりました。
震災の折、多くの企業で「技術者がデータセンターに派遣される」ということがおこなわれました。電車は止まり、タクシーによる移動もままならず、家族の安否もしれぬ状況でも、「サーバの様子を見に行け」という会社からの命令が下ったのです。
わたしたちは、生活を豊かにし、よりよい社会を築くためにコンピューターを利用しているはずです。ところが、実際にはコンピューターの場所にわたしたちの活動がしばられ、コンピューターのお守りをするために企業の貴重な人材が割かれ、コンピューターにはエアコンを当てながら人間は節電の名の下汗だくで仕事をしているのが現状です。
日本赤十字社様のプロジェクトでは、シンガポールにシステムを立ち上げました。東京にいながら、家に居ながらにして海外のデータセンターで3,200億円の義援金を管理する仕組みを構築したのです。物理的な場所に関係なく、社会に必要なコンピューターシステムを迅速にデリバリーする。
これこそがクラウドの醍醐味だと、確信しています。
コンピューターの場所にしばられず、所有による制限にしばられず、自由にコンピューターを使いこなす「クラウドというアイディア」をもっと世の中に広めたい。そして、より多くの企業がクラウドによって競争力が増し、そこではたらく社員のみなさんが「はたらきやすい環境になった」と喜んでいただける社会にしたい。
そんな想いを、「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」という言葉に込めました。
わたしたちと一緒に、今を変革し、はたらきやすい未来をつくっていきませんか?
■サーバーワークスの技術を支えるAWS公認のトップエンジニア
サーバーワークスには、AWS公式の認定資格保持者が多数在籍しています。エンジニアのみならず営業、マーケティングやコーポレート部門のメンバーにも資格保有者がいます。
その中でも、AWSからグローバル基準での技術専門家であると認定を受けたAPN Ambassadorsや、社内にとどまらずその技術力を発揮しているプロフェッショナルとして認められたAWS TOP Engineer が複数在籍しています。技術力が高いエンジニアの仲間たちと切磋琢磨して研鑽を積むことができます。
■業務はすべてSaaSで完結
社内のコミュニケーションはすべてSlack、ファイル共有はBox、カレンダーやメールはGoogle Workspace、WebミーティングはGoogle MeetやZoom、仮想オフィスはRemo、WikiはConfluence、チームタスク管理はTrello。他にも、CRM、採用管理、BPMツール、契約書レビューやサイン、構成図作成、ソースコード管理など、エンジニアに限らずさまざまな部署が多くのSaaSを利用しています。そしてこれらのIDの一括管理にOneLoginを使っており、わたしたちの業務はすべてクラウドで成り立っています。
また、エンジニアが対応するプロジェクトの管理にはBacklogを利用し、設計書やパラメタシートも WiKi でお客様に共有をおこないます。「説明のための説明資料」や、重厚長大なWordやExcelなどの無駄になりがちな体裁重視のドキュメントを作成することなく、本質的な価値をスピーディに提供できるようサービスを駆使しています。
■個人ごとにAWS検証環境を用意。どんどん使ってスキルアップ!
エンジニアおよび希望する方には、現在毎月2万円までAWS利用料金を会社が負担しています。この範囲内であれば自由に使うことができます。仕事でちょっとした検証をすぐに実施したり、新しいサービスをいち早く触ってブログへ書いたり、あまり触れることのないサービスの学習に使ったり、用途は問いません。「まずは触ってみる」というクラウドらしい使い方を、自分たちから積極的に実行しています。
個人的な興味関心から触ってみたサービスの知見が、実際のプロジェクトで役に立った!といったこともあります。つい止め忘れてしまうEC2、消し忘れてしまったリソース、これらを検知する仕組みもエンジニア自らつくり上げ、Slackに自動通知されます。シンプルなstop/startなどのリソース制御は当社のCloud Automatoを活用することも多いです。
それでもときたまに起きてしまう利用料金の大幅超過…。そんなときもミスを起こした人を責めるのではなく、なぜ起きてしまったかを知見として取り込み、お客様へ還元しています。
■社内の成長を高める勉強会
サーバーワークスでは、日々、さまざまな場所でさまざまな勉強会が随時おこなわれています。AWS認定資格の取得を目指す勉強会や、特定技術について深く掘り下げていく勉強会、若手社員向けの営業スキル勉強会やプロジェクトマネジメントの基礎を知る勉強会などなど。
社員自らが自分の持っているスキルやタレントを他のメンバーの成長の糧にするために積極的に開催を企画します。人に教えることで自分自身も成長する。そんな相乗効果で社内みんなの成長を促進しています。
■技術OJTプログラム
ご入社時にAWSの資格をお持ちの方もいらっしゃれば、初めてクラウドに触れる方までスキルはまちまち。そのため、新しくご入社されるエンジニアの方には、サーバーワークスの標準的な構築プロジェクトの進め方を、仮想案件を通して、お客様とのやり取りを想定しながら進めることでキャッチアップしていただききます。
中途入社の方にも、OJTのトレーナーが付き、仮想案件の進行をバックアップしています。仮想案件は、クラウドの基本を学ぶためのベーシックなものから、スキルのある方にはより専門的に踏み込んだ内容をご用意したりと、進捗や理解度を定期的にOJTトレーナーや上長と確認しながら、調整をしています。
概ね1カ月程度で仮想案件のプロジェクトを終え、その後は実際のプロジェクトにOJTトレーナーと一緒に入っていただき、より実践的な技術を磨いていきます。技術的なことで困った時には、技術の質問に答えてくれるSlackチャンネルで質問することで、その道の先人のエンジニアのみなさんが、優しく解説・回答してくれます。こうして、技術部門で仕事をしていくための基礎をキャッチアップしていきます。
■自分しかできない仕事をつくるよりも、誰もが同じクォリティで成果を上げられるように
サーバーワークスの大切な行動指針の一つは「成果」です。しかし、その成果を評価する際は、その人でしかできない方法で大きなことを成し遂げるよりも、他の人でも同じクォリティで時間をかけずに同じ成果を生み出せるような仕組みを作る方がより高く評価されます。
たとえば、AWSの標準的な構成の環境構築は、社内でプログラムを組み、構成を指定すれば自動で構築できるような仕組みを作成しています。今この瞬間の短期的な成果ではなく、長期的な利益をより重視する文化です。
■時間よりも成果にコミットした裁量労働制
サーバーワークスでは人事制度上のL3グレードから裁量労働制を適用し、働く時間ではなく成果によって評価をすることを徹底しています。顧客や仲間からの信頼を得て、与えられたミッションにおいてしっかり成果を出せるのであれば、仕事の時間は個人の裁量に任せるという考え方です。
そのため、裁量労働制の社員には「半休」という概念がありません。日中の私用についても、それを堂々とカレンダーに入れて終わったら仕事に戻る。そんなはたらき方が浸透しています。
■若手社員にもグレードに応じた就業体系
裁量労働制として働くには、自分の責任において仕事をハンドリングする力と成果にコミットする責任が求められます。経験の浅い若手社員については、そのグレードに応じた就業体系でタスクマネジメントやタイムマネジメントの力を身に付けながら、徐々にその責任の範囲を広げていきます。
- 事業内容
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わたしたちは、お客様のAWS導入を成功に導く3つのソリューション、AWS導入支援、AWS運用サービス、AWS自動化ツールをご提供しています。
■クラウドコンピューティングを活用したシステム企画・開発および運用
■インターネット関連システムの企画・開発および運用
■SaaS/ASPサービス/IT商品の企画・開発および運用 - 役員略歴
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■代表取締役 大石 良
1973年 新潟市生まれ
1996年 東北大学経済学部卒業
丸紅株式会社入社後、インターネット関連ビジネスの企画・営業に従事
2000年 弊社設立、代表取締役に就任 - 本社所在地
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東京都新宿区揚場町1−21 飯田橋升本ビル2 階
- 代表者氏名
- 代表取締役 大石 良
- 設立年月
- 2000年02月
- 従業員数
- 252名(2023/08現在)
- 平均年齢
- 36歳(現在)
- 資本金
- 32億5,099万円
- 株式公開
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東京証券取引所スタンダード市場.
- 外部資金/調達額
- 主要株主
- 拠点・関連会社
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■東京オフィスANNEX
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂2丁目17番 B1F
■福岡オフィス
〒812-0013
福岡県福岡市博多区博多駅東2丁目2番2号 博多東ハニービル8階
■大阪オフィス
〒530-0012
大阪府大阪市北区芝田1丁目14番8号 梅田北プレイス5階
■仙台オフィス
〒980-0021
宮城県仙台市青葉区中央2丁目8番13号 大和証券仙台ビル8階
【関連企業】
株式会社スカイ365
株式会社BeeX
株式会社G-gen
株式会社トップゲート - 事業概況
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■2009年より、AWSに特化したインテグレーション事業を開始。2014年に日本初のAWS Partner Network (以下、APN)のマネージドサービスプロバイダー コンピテンシーを取得しました。
■2011年よりいち早くテレワークを導入しており、毎月2万円の在宅勤務手当を支給するなど、環境を整えています。現在は90%以上の社員がテレワークで勤務中です・(※直近、沖縄在住の方もご入社あり)
■世界で10万を超えるAWSのパートナーのうち最上位パートナー「AWS プレミアティアサービスパートナー」に2014年から継続して認定されています。
■2022年版「働きがいのある会社」ランキングのベストカンパニーに5年連続で選出されました。
■AWS公式の認定資格保持者が多数在籍しています。
・2022 APN Ambassadors 2名(国内 37人)
・2022 APN ALL AWS Certifications Engineers 11名(国内 340人)
・2022 APN AWS Top Engineers 2名(国内 110人) - 事業構成比
- 売上高
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2021年2月期 8,029百万円
2022年2月期 10,920百万円
2023年2月期 17,295百万円 - 営業利益
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2021年2月期 419百万円
2022年2月期 638百万円
2023年2月期 552百万円