演習課題「仮引数のデフォルト値」
右側のコードエリアには、生徒と教師を引数として順に受け取り出力する関数 check_job と関数を呼び出すコードが用意されています。
教師は猫先生であることが多いため仮引数 teacher にデフォルト値 nekosense
を設定するよう修正してください。
期待する出力値
teacher: nekosense
student: kirishima
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#03:仮引数にデフォルト値を設定
このチャプターでは、仮引数にデフォルト値を設定する方法を学習しましょう。
- 仮引数にデフォルト値を設定することができる
- デフォルト値が設定された仮引数に引数が渡されなかったとき、その仮引数にはデフォルト値が代入される
- 関数定義の際に、
関数名(仮引数1=デフォルト値1, ..., 仮引数n=デフォルト値n)
のかたちでデフォルト値を設定する - たとえば、次のコードを実行すると、仮引数 first には実引数として渡した 1 が代入され、仮引数 second, third にはそれぞれデフォルト値の 2, 3 が代入される
def check_default(first, second=2, third=3):
print(f"first: {first}")
print(f"second: {second}")
print(f"third: {third}")
check_default(1)
- デフォルト値が設定された仮引数にも、位置引数を使って値を渡すことができる
def check_default(first, second=2, third=3):
print(f"first: {first}")
print(f"second: {second}")
print(f"third: {third}")
check_default(1, 20)
- 仮引数 first: 位置引数として渡した 1 が代入される
- 仮引数 second: 位置引数として渡した 20 が代入される
- 仮引数 third: デフォルト値として設定した 3 が代入される
- デフォルト値が設定された仮引数にも、キーワード引数を使って値を渡すことができる
def check_default(first, second=2, third=3):
print(f"first: {first}")
print(f"second: {second}")
print(f"third: {third}")
check_default(1, third=10)
- 仮引数 first: 位置引数として渡した 1 が代入される
- 仮引数 second: デフォルト値として設定した 2 が代入される
- 仮引数 third: キーワード引数として渡した 10 が代入される
- 仮引数を用意するときに、デフォルト値を設定していない仮引数より前の仮引数にデフォルト値を設定するとエラーが発生する
def check_default(first=1, second, third):
print(f"first: {first}")
print(f"second: {second}")
print(f"third: {third}")
check_default(1)
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コードの実行