演習課題「1から6のサイコロを作る」
Randomクラスを使用して「サイコロの目は*です」と出力をしてください。
*のところには、1 ~ 6のランダムな数字が入ります。
プログラムを実行して、正しく出力されれば演習課題クリアです!
期待する出力値
サイコロの目は6です
演習課題「モンスターに与えるダメージを出力!」
Nextメソッドを使用して「モンスターに*のダメージを与えた」と
出力をしてください。*のところには、50 ~ 99のランダムな数字を入れます。
プログラムを実行して、正しく出力されれば演習課題クリアです!
期待する出力値
モンスターに50のダメージを与えた
#06:サイコロを作ろう
このチャプターでは、サイコロのようにランダムで数値を表示する方法を学び、出現したモンスターの数を表示するプログラムを作ります。
このチャプターでは、出現したモンスターの数を表示するプログラムを作ります。そして、数値を表示するプログラムについて学びます。
また、いくつかの数値の中から、サイコロのようにランダムにひとつの数値を選択できるRandomメソッドの使い方についても説明します。
インスタンスとは、クラスから作成される実体の事を表します。
クラスは、設計図の様なもので、そのままでは実行できません。
クラスを実体化して実行できるようにしたものをインスタンスといいます。
実体化するときには、new を使用します。
C# では、new は作るという意味があります。
インスタンス化:
var random = new Random();
メソッドとは、C# が持つ特別な機能を呼び出す方法です。
WriteLine メソッドや Nextメソッドのように、便利なメソッドが多数用意されています。
メソッドの例:
Console.WriteLine(data) :指定したデータを出力する(改行あり)
Console.Write(data) :指定したデータを出力する(改行なし)
random.Next() :0以上のランダムな数値を作成する
メソッドの引数(ひきすう)とは、メソッドに与えるデータです。
引数は、メソッドに続くカッコの中に記述します。複数の引数がある場合は、「,」(カンマ)で区切ります。
引数の例:
Console.WriteLine(data) :dataを引き数として出力する(改行あり)
random.Next(10,21) :10~20までのランダムな数値を作成する
メソッドの戻り値(もどりち)とは、メソッドの処理結果のデータのことです。返り値と呼ぶ場合もあります。
random.Next(10,21)というメソッドを呼び出すと、10から20の間のランダムな数値が戻り値となります。
var number = random.Next(10,21) // number変数にrandom.Nextメソッドが作ったランダムな値が代入される