#01:ITエンジニアを取り巻く潮流の変化
この20年ぐらいで雇用形態の前提が大きく変わってきています。
雇用流動性とは、人材がいろいろな企業を渡り歩いている(転職する)度合いのことで、日本は雇用の流動性が低く、大手企業を中心に一社に留まる傾向にあり、アメリカの場合は常に人が流動している傾向にあります。近年日本でも雇用流動性が高まりつつあります。
・SIer
システムインテグレーター。略してSIer(エスアイアー)やSI(エスアイ)と呼ばれたり、受託企業と呼ばれる業態。官公庁やユーザー企業からシステム開発を請け負い、開発し納品する事を事業とする企業
・ユーザー企業
SIerに仕事を発注する側の企業をユーザー企業といいます。銀行や保険、メーカーなど。本業はITではありませんが、社内にIT部門が有り、そこにいるエンジニアが開発要件をまとめてSIerにシステム開発を発注します。
・自社サービス企業
ITを生業としており、自分たちでサービスを開発し、そのサービスで売り上げを立てている企業。Facebook、Google、LINEなど。