株式会社エアロネクスト

エアロネクストグループは、知的財産と独自技術をベースに、次世代ドローンで社会課題を解決し、新たな価値を提供するテクノロジースタートアップです。
独自技術をライセンス化し全世界に最速で流通するだけでなく、市場創造のためにサービスも開発し、推進します。
◆技術ライセンス事業
産業用ドローンの安定性、効率性、機動性といった基本性能を向上させることで、ドローンの抱えるさまざまな課題をハードウェアの視点から解決する機体構造設計技術『4D GRAVITY®︎』。エアロネクストは、万全の知財体制のもと、この独自技術を特許化し、『4D GRAVITY®』特許ポートフォリオとして管理し、技術とブランドを4D GRAVITY®』ライセンスパッケージとして提供する技術ライセンス事業を展開しています。
〈知財体制と実績〉
エアロネクストは、国内外のビジネス展開において、知財戦略を非常に重要視し、知財戦略をその事業の中心にしたIP経営を実践しています。技術を守るためではなく、最速で世界へ普及するために戦略的に特許ポートフォリオを構築し、専属プロフェッショナルチームによって緻密にかつ迅速に「権利化~ライセンスまで」を一貫して内製化する体制が組まれています。『4D GRAVITY®』を中心とした複合的かつ網羅的な特許網を構築しており、これら特許の対象は、『4D GRAVITY®』関連のみならず、ドローンポートなど周辺技術、物流関連等多岐に渡り、また海外事業を見据えて国内だけでなく海外でも積極的に出願・権利化を進めています。特に2020年以降は、物流領域に力を入れており、日本企業において、物流領域のドローン特許のスコアは、No.1を誇ります。
〈4D GRAVITY®〉
ドローンにおける重心および空力の最適化を技術思想の中核とした、産業用ドローンの基本性能を向上させる独自の機体構造設計技術『4D GRAVITY®︎』。特に安定性や機動性が必要とされる物流領域において、『4D GRAVITY®︎』のライセンシーであるテクノロジーパートナーとともに物流専用機体を共同開発しています。また、物流以外の空撮、点検、測量領域の各々の産業用途に特化した『4D GRAVITY®︎』搭載ドローンも開発、発表しています。
◆研究・共同開発事業
エアロネクストは、独自の機体構造設計技術『4D GRAVITY®︎』を搭載した次世代ドローンの研究開発や新たな特許技術を自社で開発しています。また、社外の連携パートナーとともに機体や関連製品の共同開発や開発受託もおこなっています。
〈知財体制と実績〉
ハード、ソフト、電気、空力分野の専門エンジニアから構成されるエアロネクストの技術チームが、敷地内に屋外飛行場をもつ船渡ドローン研究所で次世代ドローンの先進技術の開発や検証に従事しています。エアロネクストの技術チームは、研究開発だけでなく、実際にドローン配送がサービスとして実施されている新スマート物流『SkyHub®』実装地域や各地の実証実験の現場にも足を運び、エンジニアならではのノウハウの提供や、実践経験を通した現場からのフィードバックを積極的に収集し、研究開発に生かしており、それが大きな強みとなっています。 また、エアロネクスト独自の技術開発だけでなく、社外の連携パートナーと共に機体や関連製品の共同開発や開発受託をおこなっています。
◆代表メッセージ
エアロネクストは、空が地上と同じように巨大な経済圏となり、社会インフラとなる未来を見据えています。ドローンが当たり前のように空を飛び交い、人々の生活においてなくてはならない、そして社会課題を解決する上で不可欠なデバイスとなっていく未来。その未来図は、かつて自動車の登場が生み出した巨大なエコシステムに匹敵する市場になるとわれわれは考えています。
まだまだホバリング機体、空飛ぶカメラが主流だった2017年に創業したエアロネクストは、移動するドローン、空飛ぶロボットに必要不可欠な機体構造設計技術『4D GRAVITY®』を発明しました。『4D GRAVITY®』は機体重心を最適化することによって安定性・効率性・機動性といった産業用ドローンの基本性能を向上させ、ドローン機体が抱えていた諸課題を解決する、画期的な技術です。
われわれはこの『4D GRAVITY®』を産業用ドローンに標準搭載するため強固な特許ポートフォリオを構築し、『4D GRAVITY®』ライセンスに基づくパートナーシップ・エコノミーをグローバルに展開しています。
また、ドローン市場が急成長していく中で、最もポテンシャルがある産業セグメントは物流、交通の領域であり、我々はその市場創造に挑戦する決意を固め、2021年にNEXT DELIVERY社を設立しました。ドローンはフィジカルインターネットの実現と人々の時間価値を変える革新的なテクノロジーであり、これからも研究・開発を続けていきます。
エアロネクストは、独自技術と知財戦略、市場創造力を武器に、われわれのビジョンに共感し、強い信念と熱意を共有するパートナーと連携して、空が経済化されて、ドローンが新しい社会インフラとなる世界を生み出すために、全力で取り組んでいきます。
皆さん、空の未来を、ワクワクする世界を、エアロネクストとともに創り出しましょう!
代表取締役CEO 田路圭輔
◆VISION
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新しい空域の経済化――低空域を活用し、モノとヒトの移動を効率化
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人類は、電気・水道・ガス・道路・インターネットなど、社会インフラの整備によって文明を築き、ここまで発展してきました。
今の産業と私たちの生活は、このインフラの上に成り立っています。
では、次に整備されるべき社会インフラは何か?われわれは、その答えが「空」だと考えています。
鳥だけが自由に飛んでいる地上から150メートルの高さまでの3次元空間の経済圏の整備。
そこで主役となるのが、ドローンです。
そのために最も重要な課題、それは安全性の確保です。
頭上をドローンが飛び交っても、誰も気にせず安心して毎日を過ごせるようにすること。
そして、人口減少社会においてヒトの代わりに労働力となる性能までドローンを到達させること。
エアロネクストは、 人生100年時代の新しい社会インフラを構築し、誰もが継続的に豊かさを享受できる世界を創造するために存在していくテクノロジースタートアップです。
◆VALUE
①意図的であれ、目的合理的であれ
なぜやるのか?何のためにやるのか?それは一番よい方法なのか?
何かをはじめるには、誰がやってもそうにしかならない、必ず同じ結果になるところまで考え抜かなければならない。
②感謝の言葉は大きな声で、悪い報告はもっと大きな声で
大きなことを成し遂げたいなら、一人でできることは少ない。
そして仲間の仕事に敬意がない人には、いい仕事はできない。いい仕事がしたい人に必要な資質は、正直さ、誠実さ、公正さである。
③情熱で、未来を引き寄せろ
成功する事業には大前提として、需要や市場がある。しかしそれは十分ではない。
主体的、能動的に行動し、まわりを巻き込み、やり切ったもののみが未来を手に入れることができる。その根本にあるものが情熱である。
- 事業内容
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◆産業用ドローン関連技術のライセンス事業
◆産業用ドローンの共同開発事業 - 役員略歴
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田路 圭輔/エアロネクスト代表取締役CEO
1968年生 大阪大学工学部卒
1991年に電通入社、1999年にIPG設立
18年間の経営経験の中で電子番組表Gガイドを
普及/市場化、独自のIP経営を確立した
2017年よりエアロネクストに代表取締役CEOとして参画
内閣府 知的財産戦略本部 構想委員会委員(5期連続) - 本社所在地
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東京都渋谷区恵比寿西2-3-5 石井ビル6F
- 代表者氏名
- 代表取締役 田路 圭輔
- 設立年月
- 2017年04月11日
- 従業員数
- 16名(2025/02現在)
- 平均年齢
- 36歳(2025/02現在)
- 資本金
- 15億602万円
- 株式公開
- 外部資金/調達額
- 主要株主
- 拠点・関連会社
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【拠点】
■船渡ドローン研究所
〒343-0003 埼玉県越谷市船渡2299-1
【子会社】
■株式会社NEXT DELIVERY
〒409-0211 山梨県北都留郡小菅村4838 - 事業概況
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エアロネクストグループは、エアロネクストとNEXT DELIVERYの2社で構成されています。
エアロネクストでは知的財産と技術開発によるライセンスビジネス、NEXT DELIVERYではドローンを活用した物流ビジネスを展開しています。グループ全体で、新たな社会インフラを構築し、豊かさが隅々までいきわたる世界を創造していきます。 - 事業構成比