株式会社ストーンシステム

ストーンシステムは、新技術に強い会社です。実際にスマートフォンアプリ開発の黎明期から市場をリードしてきました。
2007年にiPhoneが日本に上陸し、翌年の2008年からiPhoneアプリ開発／2009年からAndroidアプリ開発にも取り組むなど、国内のIT企業の中でもトップクラスのスピード感を誇っています。

そのほか、プログラミング言語「Scala」に関しても、国内でいち早く取り組んできました。代表の石黒氏は2010年初頭からScalaに慣れ、国内でScalaが流行しはじめる2012年に書籍を出版しています。
同時期の2012年にScalaの推進企業である米タイプセーフ社が大規模な資金調達（約11億円）をおこない、フレームワークを強化していた時期と比較しても、当社の導入スピードは業界の最前線をいくものでした。

さらに、2017年にはブロックチェーン技術にも着目し、関連書籍を執筆するなど、多面的に先進的な取り組みをおこなっています。
他社よりも圧倒的に早く新しい技術を導入することで、全国市場の黎明期から多くの実績を積み重ねてきたのです。

当社が新技術を迅速にキャッチアップできる背景には、代表をはじめとする社内技術者の「新技術」への強い興味と関心があります。
会社全体として技術力を向上させるアクションを積極的に実施しており、SES企業特有の課題である社員の「帰属意識の希薄化」もなく、社内には切磋琢磨して成長していくという一体感が生まれています。スキルアップをしていきたい方、新技術を学び新たな価値を生み出したい方にぴったりの環境です！

【事業内容】
■FinTech DevOps Team
金融システム開発を専門とする事業部で、主に大手金融ベンダーや中堅証券会社を顧客としています。現在は、証券会社の口座申し込みシステム開発が中心で、これをパッケージ化した「ユニバース」を開発・提供しています。
またブロックチェーン関連システムの開発もおこなっており、最先端の技術を活用しています。
部門には22名の社員が所属し、金融業界に特化したソリューションを提供しています。

■デジタル・イノベーション推進部
金融「以外」のシステムを取り扱う事業部で、大手自動車メーカー様、ECパッケージベンダー様などが主な顧客です。
この部署は受託開発が中心となっており、社内で持ち帰り社内開発をしております。

■ストーンミュージック／システム部
米国製楽譜作成ソフトのローカライズ（日本語化）をし、楽譜浄書や楽譜担当出版事業も手がけています。
また、日本の出版楽譜のスタンダードフォント『Chaconne』の開発や、吹奏楽・合唱向けの合奏支援アプリ『Ensemble Friends』を自社で企画・開発し、国際市場に展開。音楽分野に特化したシステム開発と自社製品の販売をおこなっています。

当社の企業理念は「ITで人にやさしい世界を創り出す」ことです。開発をおこなう上で重要なのは、単に最新技術を追い求めることではなく、「人への優しさ」を見失わないことだと、わたしは常に考えているのです。それにはわたしが起業を決意するきっかけとなった１つの出来事に起因しています。

大学を卒業し、就職した会社でわたしは全国にある店舗の売上データの集計作業を担当していました。当時は現在のような便利なネットワークやシステムはありませんので、1件1件、店舗に電話をかけてデータを集めていました。大変、時間と根気のいる作業だったため、私を含め、担当の社員たちは、皆、苦労していました。そんな中、わたしはオフィスの隅にパソコンが埃を被って放置してあるのに気が付きました。もともとコンピュータが好きだったわたしは、これを使えば、もっと効率的に集計作業ができるのではないか？と考えたのです。

それからわたしは、データの集計システムをつくるため、一人、試行錯誤を重ねました。当時は、わたし自身まだまだスキル不足でしたし、まわりにコンピュータの利便性や仕組みに詳しい人間もいなかったため、システムの完成には大変な苦労がありました。しかし、苦労のかいあって、完成したシステムは集計業務に採用されることとなったのです。

この出来事がきっかけで、改めてシステムのおもしろさとビジネスにおける重要性を実感し、同時にソフトウェア業界の発展を確信しました。そして30歳のときに独立。以来、バブル崩壊という危機もありましたが、友人たちとのつながりや社員の頑張りによって乗り越え、ここまで会社を成長させることができました。今では、証券やFXの注文画面といったエンドユーザー向けのシステム開発、テレビキー局の映像著作権管理ソフトや大手デパートのスマホアプリの開発なども手がけており、数々の有名企業が当社のクライアントとなっています。

ITは日々、とてつもないスピードで進化し、新しい技術が次々と生み出されていますが、ITの発展の根本には、わたしがデータ集計システムの開発を思い至ったときのような「誰かを助けたい」「人の暮らしを豊かにしたい」という思いがあることを忘れてはなりません。その思いを「ITで人にやさしい世界を創り出す」という企業理念に込めました。この理念に賛同し切磋琢磨してくれる社員たちと一丸となり、わたしたちはこれからも、「ITで人にやさしい世界を創る」ため、努力と挑戦を続けていきます。

代表取締役会長
石黒 尚久

当社は、売上の60%を占める「社内での受託開発」を強みとしています。全従業員の半数以上が社内で開発に取り組み、チームでプロジェクトを進める体制が整っています。 残りの40%中でも1人常駐在の案件は全体の10%程度で、残りはチームでの受託開発に集中しています。エンジニアは働きやすい環境で、設計から実装まで裁量を持って取り組むことができ、より高いスキルを磨く機会に恵まれています。

また、受託開発案件のプライム率は、受託開発配置で90%、SES配置でも40%と非常に高い水準を誇ります。この結果、エンジニアが要件定義や設計といった上流工程に関わるプロジェクトが多く、さらに二次受けや下流工程に限定されるトラブルが少ないため、顧客に直接価値を提供し、そのフィードバックを協議した開発が可能です。

わたしたちは30年以上「期待値100に対して120を提供する」姿勢を貫き、大手企業や有名なクライアントから高い信頼を得ています。この実績により、セキュリティや信頼性が求められる業務システム開発でも、社外常駐ではなく社内に持ち帰り開発をさせていただいております。一般的に難しい「業務システムの社内受託」を実現している背景には、この長年にわたる信頼の蓄積ががあり、当社の最大の強みとなっております。

【採用メッセージ】
■取締役社長：松丸 元康
求めている人材はずばり、「技術が好きな人」です！ 仕事だからしかたがなくやるのではなく、本当に技術が好きで、仕事もプライベートも関係なく、常に新しい技術を探求できるような、そんな人材を求めています。事業部としても、案件ごとに毎回新しい技術に挑戦し、独創性や付加価値を高めていくというサイクルを文化にしていきたいと考えていますので、これからご入社される方にもぜひ主体的に新しい技術に挑戦し、お客様に価値を提供していっていただきたいです。
　
■取締役／デジタル・イノベーション推進部 事業部長：沖宗 学
当事業部のミッションは、その名称に込めたとおりお客様の「ITの活用」の中で一緒に「イノベーション」をつくっていける技術を提供することです。狭い範囲の技術だけではそれは実現できません。幅広い技術を探求し、さまざまな角度から価値を提供できる、そんな方を大歓迎します！システム開発はもちろんですが、お客様のITに関するお悩みをきき、支援するサービスもおこなっています。ですから、「お客様のビジネスをITの力を使ってサポートしたい」という思いを持ち、お客様とともに歩める方とぜひ一緒に働きたいですね。

■執行役員／FinTech DevOps Team事業部長：菊地 尊
お互いが自身の責任を全うしつつ、仲間を助け合いながらともに成長できる、そんな人材を求めています。当社はスキルや経験問わず、やる気と努力があればどんな方にもチャンスがあります。成長意欲がある方、自責で考える方にはとてもよい環境がそろっていると思いますので、一緒に楽しく仕事をしましょう。

【キャリアについて】
当社は、起業を見据えたキャリア形成を支援する環境も提供しています。 代表がかつて「起業」という選択肢を十分に意識せずにキャリアを選んだ経験から、社員が将来の選択肢を広げられるよう、やりたいことに挑戦できる環境づくりに力を入れています。