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株式会社Berry

企業メインイメージ

Berryは、3Dプリンティングと3Dデータ解析技術を融合させ、医療機器の製造販売を手がける急成長中のベンチャー企業です。すでに3億円以上の資金調達を完了し、従業員46名でグローバル展開を視野に入れた事業を展開しています。

■主力事業
主力製品である赤ちゃんの頭の形を矯正する『頭蓋形状矯正ヘルメット』は、左右非対称に歪んでしまった頭の形を改善する、厚生労働省から認可を受けた医療機器です。このヘルメットは完全オーダーメイドで、3Dプリンターを活用してすべて社内で製造されています。

製造だけでなく、AIを活用した頭の形の診断アプリや、医療機関向けの治療プラットフォーム、患者向けアプリなど、ソフトウェアの開発力にも強みがあります。製品の発売からわずか2年で、全国100以上の医療機関にヘルメットと自社開発のシステムを提供しています。

■新たな取り組み:薬事情報ナビ
最近、Berryは医療機器や医薬品メーカー向けの情報メディア「薬事情報ナビ」をリリースしました。複雑な薬事法規制やQMSに関する情報を、業界全体の品質向上を目指し、わかりやすく提供しています。

■Berryのミッション
Berryは、医療格差の解消を目指し、ヘルメット治療を誰でも手軽に受けられるようにすることを目標としています。現在のヘルメット治療は、取り扱い病院が限られ、価格も高額(約60万円)で、ケアも煩雑です。

しかし、治療が必要な患者の割合は人口の約30%とされ、治療機会のギャップが生じています。この課題を解決するため、Berryは3Dプリント技術やデータ解析、システム開発の知見を活用し、新たな製品や仕組みを生み出しています。

〈具体的な取り組み〉
■患者負担の軽減:自社製造の効率化で納期を1週間に短縮し、製造工程の自動化によるコスト削減でヘルメットの価格を約半額に引き下げました。また、治療経過を3Dで確認できる専用アプリも提供しています。
■医療機関の負担軽減:3Dデータ管理が容易なWebアプリを開発し、治療中の調整を最小限に抑える精度の高い3Dシミュレーションを導入しています。手厚いサポートと研修も提供しています。
■データとAIの活用:蓄積した治療データをもとに新たなプロダクトを開発し、AIによる治療シミュレーションや3Dモデリングも進化させています。

Berryは、信頼を大切にし、創意工夫を重ねながら、笑顔を生む製品を届け続けます。

〈パーパス〉
■あらゆる人が必要なときに必要な医療を受けられる社会を実現する
Berryは、住む場所や環境によらず、あらゆる人に最適な治療が提供されるべきだと信じています。
テクノロジーの力で、これまでの医療を大きく進化させ、目指す世界を実現します。

〈Berryが大切にする3つの価値観〉
■信頼される存在
どんな状況でも誠実さを忘れず、透明性と一貫性のある行動を心がけます。これにより、信頼される存在であり続けることを目指しています。

■技術革新を追求
車輪の再発明に時間を費やさず、常に新しいテクノロジーを積極的に取り入れ、これまでにない製品やサービスを生み出すことに専念します。

■人の人生に変革をもたらす
Berryに関わるすべての人々に喜びと新たな可能性を提供します。ひとりひとりの人生を豊かにし、心からの笑顔を増やすことを目標としています。

〈開発チームについて〉
当社では、ヘルメット治療に関連する革新的なサービスをいくつか提供しています。全国100以上の医療機関が利用するクラウド型治療管理システムや、毎年数万人が利用する患者向けアプリ、また3Dデータを活用した複雑なアルゴリズムやAIモデルの開発などです。

どれもこれまで前例がないサービスであり、困難が多いことも確かです。しかし、そうした環境にわくわくし、目を輝かせて開発するメンバーが集まっています。

Berryは、すでにヘルメット治療のマーケットリーダーであり、これから大きく飛躍するフェーズに来ています。サービス利用者が拡大していく中で、システム開発の経験があり、リーダーシップを発揮できる方を求めています!

与えられたタスクをこなすだけでなく、目標に向けた計画を立て、チームを鼓舞し、ユーモアを忘れずに、当社のサービスをさらに高いレベルへ押し上げてくれる方、大歓迎です。

〈自社プロダクトについて〉
■ヘルメット治療記録アプリ
治療中のヘルメットの装着時間を簡単に記録・管理できるアプリです。治療前後の頭の形を360度の3D画像で確認でき、治療の効果を可視化します。
※本アプリは医療機器ではなく、疾病の診断・治療をおこなうものではありません。

■赤ちゃんの頭の形AI測定ツール
スマホで撮影した赤ちゃんの頭の写真をもとに、頭の形の歪みを簡単に数値化するAI測定ツールです。医療機関への相談の際に役立ちます。
※本ツールは医療機器ではなく、疾病の診断・治療を目的としたものではありません。

■薬事情報ナビ
薬事規制やQMSに関する信頼性の高い情報を提供し、医療製品の品質向上をサポートします。専門家監修のもと、基礎知識から実務的な情報まで網羅しています。

わたしたちは医療従事者ではありませんが、提供する製品を通じて、患者様の治療に少しでもお役に立てることを信じています。医師や患者様にとって負担が少なく、よりよい治療が受けられるよう、全力でサポートをおこないます。

わたしたちが目指すのは模倣や既存のアイデアにとらわれることではなく、常に革新を追求し、新しい技術やアイデアを取り入れながら、世界にまだ存在しない製品やサービスを生み出すことです。

意思決定は感覚ではなく、常に事実やデータに基づいておこないます。データの重要性を深く認識し、継続的に収集・分析をおこない、その結果に基づいて改善を進めます。また、非連続的な成長を実現するためには、これまでにない斬新な発想や視点が必要だと考え、それを大切にしています。

人間関係はストレスの大きな要因であると理解しており、社内外問わず、誠実で信頼に基づく対応を心がけています。また、仕事だけでなく家庭やプライベートの充実も大切にしており、仕事と生活のバランスを取りながら成果を最大化することを目指しています。

事業内容

医療機器の製造販売

役員略歴

■代表取締役:中野 裕士
東京工業大学大学院電子物理工学専攻修了。株式会社じげんに新卒入社。戦略コンサルティングファーム、医療機器ベンチャーを経てBerry創業。 医療機器の設計開発及び薬事承認、製造販売に関するQMS等の体制構築及びマーケティング等、幅広い業務経験を有する。

■取締役:坂田 光央
京都大学工学部工業化学科卒。グローバル人材ベンチャーを経て戦略コンサルティングファームであるドリームインキュベータに参画。ヘルスケア、消費財、金融、インフラ等の幅広い業界の新規事業計画策定からマーケティング支援、業務改善支援等に従事。Berryでは、培った経験を活かして事業開発に取り組む。

■取締役:小山 智士
電気通信大学電気通信学部卒。優成監査法人(現太陽有限責任監査法人)にて、上場会社の監査や財務コンサルティング等に従事。その後、株式会社ドリームインキュベータ経営管理グループ長及び上場株投資責任者、医療機器ベンチャー取締役CFOを経て、株式会社ALBERT(現アクセンチュア株式会社)取締役CFOに就任。2023年6月よりBerry参画。公認会計士。

■取締役:名越 優太郎
東北大学大学院工学研究科修了。株式会社LIXIL、医療機器ベンチャーを経て、2023年よりBerryに参画。開発統括部部長を務める。

本社所在地

東京都台東区元浅草3-7-1 住友不動産上野御徒町ビル7階

代表者氏名
代表取締役 中野 裕士
設立年月
2021年07月29日
従業員数
40名(2024/10現在)
平均年齢
--
資本金
1,000万円
株式公開
外部資金/調達額
主要株主
事業概況

◎頭蓋形状矯正ヘルメット『ベビーバンド』が「日本子育て支援大賞2024」を受賞しました。

事業構成比
目次