株式会社FCCテクノ

◆60年の伝統と抜本的変革が共存する企業
1962年の設立以後、西日本でも最も古いIT企業として、SI･BPOに取り組む企業です。
30年前に、福岡でIT企業と言えば当社でした。しかし、長い歴史があるが故に、既に30年前には成熟し、次第に衰退の道へと進み、2020年には300名いた職員数も半減するに至りました。
この状況を打破するため、2021年より外部から経営陣を招聘し、2年に渡る全社抜本的改革、いわば、DXを行いました。その結果、昭和･平成の会社の廃れ行く会社から変わり、今では、伝統と変革が共存する、新しい会社･挑戦する会社となるに至っています。
60年の歴史で培った大手企業とリレーションを活かし、志を同じくする福岡地場のスタートアップ、福岡地場老舗企業と積極的に連携しています。
また、私たちがDXを経た過程で培った経験･技術を応用し、クライアントに対して包括的なDX支援を行っています。

◆クラウドの積極活用･ウェブプロダクト開発主体
2021年以後、開発環境は、大半がAWS等のクラウドサービス、かつ、新規案件の大半を、ウェブプロダクトに集約しています。オープン系･汎用系の技術者も在籍していますが、新組織として、ウェブプロダクトチームを立ち上げています。
また、100%自己資本の独立系SIであるため、クライアントに即したベンダーフリーの提案が可能です。幅広く・素早く先端技術を取り入れていくことができ、極力お客様と直で応対できる案件を重視しています。

◆幅広い人材とBPOチームによる後方支援
エンジニア以外にも、外資系戦略コンサルティング出身者、スタートアップ事業開発責任者、弁護士･税理士･会計士等の士業経験者も在籍し、往来のSI領域にとどまらない、お客様の変革を促す幅広い提案が可能です。
また、BPOチームも有しており、大量かつ反復的な事務処理等を安定的かつ迅速に進めるプロフェッショナルが多数在籍しています。システム開発後に生じるアウトソーシング業務の受託などを行うチームも併設し、シームレスなサービス提供を行っています。

戦略と組織、どちらが優先するか、という経営における古典論点があります。私たちFCCは、「戦略と組織は人に紐づく」と考えています。

既存の枠組みや技術を根底から変えるものが突如登場し、急速な人口減少と高齢化が進み、激しい変化と衰退の時代が近づき、数年先を見越す重厚長大な戦略や、安定した環境を前提とした無謬性を重視する堅牢な組織体制が成り立たなくなりつつあります。

この変化と衰退の時代においては、「人」が最優先で、戦略と組織はこれに従うのではないでしょうか。

つまり、変化し衰退する世の中を、自分自身を変化させつつしなやかに行き抜こう、と考える人が集い、息を吸うように、刻々と変化し続ける体質となることこそが、今を生きる戦略と組織を産みだすように思います。

ゆえに、私たちは、職員一人一人が、私たちだけに通じる内向きの仕事ではなく、世の中で普遍的に通じる仕事ができるようになること、すなわち、「生きていく力をつける」ことを重視しています。人事制度･評価制度･採用基準・研修制度にもこれらの考え方を反映させ、変化に強い、しなやかな組織づくりを日々行っています。

何より、自分の人生を生き抜こうとすることに共感する人が集まる会社って、なんだかとても「楽しそう」です。ここに言う楽しそうは、刹那的･享楽的な楽しさではなく、日々生じる非連続で激しいデコボコを、波のように乗りこなす、そんなスリリングな楽しさであると考えています。

私たちFCCは、生きる力を育み、困難と変化だらけの世の中を、しなやかに生き切る、そんな生き方を模索しています。

2021年、会社の改革スタートとともに策定された、FCCテクノの５つのカルチャー。
一人ひとりの努力の元、「とにかくやってみよう」という雰囲気が根付いてきました。
共感してくださる方、自分をさらに変化させたい方のジョインをお待ちしております！

◆AGILITY
・変化を好み、挑戦を称える
・10年分を1年で変える速度で働く
・書類に頼らず、現場・現物・現実を知る

◆OPEN
・情報は末端までオープンにする
・考えは丁寧に説明し、素直に議論する

◆FLAT
・組織の壁は薄く、報告は手短に、手続きは簡素に
・役職・年齢によらず、互いに経緯を持つ

◆PROFESSIONALISM
・期限を徹底して守り、相手の期待を超える
・仕事には責任を、結果には報酬を求める
・会社に依存せず、生きる力をつける

◆TEAMWORK
・良いときは皆で喜び、辛いときは、皆で支える
・既存の組織にとらわれず、勝てるチームアップを行う
・平等ではなく、違いを許容する公平を目指す