株式会社クリエイティブヒーローズ

株式会社クリエイティブヒーローズは2017年に大阪市で設立されたシステム開発のスタートアップです。

弊社が得意とするのはAWSを用いたサーバーレスアーキテクチャによる開発です。従来のサーバーを持つシステム構成ではなく、複数のフルマネージドサービスを組み合わせることにより構築やメンテナンス、監視やアクセス集中時の対応などのインフラ業務を可能な限り無くし、エンジニアが極力実装のみに集中できるようなシステム構成にすることで業務を大幅に効率化しています。料金についても、アクセスがなかろうが毎月定額の料金が請求される従来の仕組みに対し、アクセスがあった回数や処理時間分の料金でのみ請求される従量課金型のため、スモールスタートを望まれるお客様に支持されています。

弊社は創業前からサーバーレスアーキテクチャに着目し、これからはサーバーを意識しない構築が主流になると踏み、創業当初からほぼすべての案件をサーバーレスで取り組んでいます。現在はすべての案件がサーバーレス案件です。無難な枯れた技術を好むSIerが多い中、積極的に活用する会社は関西には少なく、お客様からのお声がけを多くいただいています。

サーバーレスアーキテクチャ×IoTや、サーバーレスアーキテクチャ×データレイクアーキテクチャなどの実績も積んでおり、大手家電メーカーの最新プロダクトのソフトウェア開発もお任せいただいています。

代表の松本は約9年間、受託開発会社でWindowsアプリケーションやWebアプリケーションなど、比較的小規模な案件で要件定義から開発、テスト、納品までを一貫して行い”開発力”を身に着けた後、東証一部上場のSIerで約5年間、部門長/マネージャーとしてメーカーの基幹システムや携帯電話システムなど大規模な開発案件で、要件定義や基本設計など上流工程の経験を積みつつ”マネジメント力”を身に着けました。その後、自社メディアサービスを手掛けるベンチャーに移り、”マーケティング力”を身に着けながら6年半開発部長としてサービス開発や社内システム構築に関わり、マザーズ上場も経験しました。約20年のエンジニアとしての経験や知見、培った技術力をベースに1人で弊社を創業しました。その動機となったのは「自ら培った技術とアイデアで独自のものづくりを行い、世の中に価値を提供したい」という強い思いです。

まずは収益を得るために受託開発を行い、並行して自社開発を行いながら徐々に自社サービスへシフトさせていく構想で事業を進めています。

お客様の志向を最重視し、『素晴らしいモノをつくってくれた！』と喜んでもらえる存在は、まさに“ヒーロー”です。そんなエンジニアのクリエイティビティを信じ、存分に発揮してもらえる、エンジニアのための組織をつくります。そのためにも、エンジニアの仕事の価値を測るのは時間ではなく、あくまでも成果で測る世界を目指しています。

システム開発業界では、エンジニアが稼働した時間で費用を決める“人月計算方式”が一般的です。しかし、これではエンジニアの稼ぎには限界がありますし、早く良いものを作る誘因が働きにくく、お客様のためにもなりません。成果で測れば、同じ成果ならより短時間で、同じ時間をかけるならより良いものをつくる誘因が生じます。エンジニアの価値は、かけた時間ではなく、成果で決まる会社をつくります。

そのため、勤務体系は裁量労働制を取っており、会社からはアウトプットのみを求め、時間の使い方については個人に任せています。個人の能力が高く仕事が早く終わった場合には追加を求めることはなく、自由に時間を使うことができます。もちろん副業も可能です。これには信頼関係や技術の見極めが必要となるため、最初は月給制での勤務とし、業務に慣れたのち本人が望むかどうかも確かめた上で裁量労働制への切り替えを行っています。

社員の技術力向上を後押しするため、セミナーやカンファレンスなどのイベント参加に費用が発生する場合、会社が費用を負担しています。また経験や技術の幅を広げるため、未経験の分野や未着手の技術を用いる案件をあえて選定することもあります。人材の成長フェーズはそれぞれ異なるので、それぞれに即した案件にアサインします。自社サービスが成功したとしても受託開発をやめることはありません。