株式会社三井E&S大分工場
株式会社三井E&Sマシナリーは、総合重工メーカーである「旧三井造船の機械・システム事業本部」が独立して2018年に誕生した企業です。80年以上にわたりグローバルに価値提供してきた、舶用エンジンをはじめとする海上物流輸送領域に加え、世界各国の製鉄所や工場で必要不可欠とされる産業機械領域、その他社会インフラ・技術開発を支える事業領域を持つ機械メーカーとして、三井E&Sグループの中核を担っています。
累計製造台数は6,500台を超える「船用ディーゼルエンジン」と、世界中で港湾荷役に貢献する「港湾クレーン」の2大フラッグシップ製品など、国内シェアNo.1の製品群を取り揃えております。世界を内側から動かしている実力ある機械たちです。世界トップクラスの生産実績と最先端のシステムの融合で運行・保守業務を支援しています。
今後、デジタル技術の活用や資源循環型社会(ゼロエミッション社会)への転換が急速に進むと予想されます。 当社は、ライフサイクル全体にわたり、お客様にご安心して使用いただけるよう、従来のモニタリングシステムから一歩踏み込み、最新のデジタル技術も活用し、老朽化する社会インフラ設備の保守・保全も含め、製品のアフターサービスの向上を目指してまいります。
船舶用ディーゼルエンジン・港湾クレーンに代表される、海上物流輸送領域に不可欠なさまざまなマシナリーの開発・設計・製造・保守を担っています。ハードだけでなく、ソフトにおいても高い知識や経験を誇り、IT活用によるエンジン管理・コンテナターミナルの運用を最適にマネジメントするトータルシステムなど、ハードとソフトの力を融合させることに力を入れています。海上物流の発展に貢献する仕事なので、国内外への出張する可能性もあり、グローバルにご活躍いただけます。
◆自動化ターミナルを担うシステム開発
現在開発中の遠隔・自動化クレーンと、ターミナルの運用・管理をおこなうシステムを連携し、自動化コンテナターミナルにおけるトータルソリューションを提供。港湾クレーンの遠隔・自動運転をはじめ、コンテナターミナルから海上物流を変えていきます。
◆次世代型油圧式廃熱回収システム開発
排気ガスのエネルギーを動力に活用する次世代型油圧式廃熱回収システム(THS2) を開発し、船舶の温室効果ガス削減に寄与しています。高まる地球環境保全や人の健康意識へ、培ってきた環境対応技術で応えていきます。
◆スマートファクトリー基盤技術を開発
舶用ディーゼルエンジン生産における、IoT技術による生産工程のデジタル化や、図面の共有システムなど、製品だけでなく製造工程の革新に取り組んでいます。伝統あるものづくりを最新の技術でより効率よく、より高品質に変えていきます。
◆IoT/M2M、ビッグデータによる予防保全
エンジンの早期の異常検知、予防保全を実現し、最適で安全な船舶の航行を実現するために。IoT、M2M、ビッグデータ解析などの技術を取り入れ、主機関の状況を遠隔監視・異常診断するシステムとしてCMAXS e-GICSXを日本海事協会と共同研究開発。また、e-GICS Advanceを独自で開発し、乗組員の作業負荷、ライフサイクルコストの低減にもつながっています。
環境技術、IoTやビッグデータも活用し、最適な運行を支え続けるトータルな推進システムサプライヤーへの発展に貢献できるため、大きなやりがいを感じられる仕事です。海上物流のデジタライゼーションの進展に携わりませんか?
- 事業内容
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■船舶用ディーゼルエンジンや往復動圧縮機など
■各種産業機械の設計・製造・港湾クレーンなど運搬機の設計・製造・システム開発・レーダ探査装置
■原子力施設向けマニピュレータ等の設計・製造・据付
■保守・試験実験設備のエンジニアリング事業
【三井E&Sグループ】
三井造船株式会社の持ち株会社体制への移行に伴い、三井造船株式会社の機械・システム事業を承継しました。
船舶用ディーゼルエンジン、コンテナクレーンは国内シェアNo1!海外でもトップクラスのシェアを誇ります。 - 本社所在地
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東京都中央区築地5丁目6番4号
- 代表者氏名
- 代表取締役社長 CEO 高橋 岳之
- 設立年月
- 1937年07月31日
- 従業員数
- 3024名(2022/05現在)
- 平均年齢
- --
- 資本金
- 20億2,000万円
- 株式公開
- 外部資金/調達額
- 主要株主
- 拠点・関連会社
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【グループ会社】
国内
・株式会社加地テック
・株式会社三井E&Sパワーシステムズ
・三井ミーハナイト・メタル株式会社
・三造加工株式会社
・株式会社三井E&Sテクニカルリサーチ
・株式会社アヅママシナリー
海外
・Mitsui E&S Machinery Europe Limited
・上海三造機電有限公司
・MES Technoservice (Shanghai) Co., Ltd.
・Mitsuizosen Technoservice Hongkong Ltd.
・MITSUI E&S ASIA PTE. LTD.
・Mitsuizosen Technoservice Taiwan Co., Ltd.
・MES Technoservice Middle East W.L.L
・MES Technoservice Machinery Construction Logistics Industry and Trade Corporation
・MES Technoservice Malaysia Sdn. Bhd.
・PACECO Corp. - 事業概況
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今後とも、「顧客の皆様の立場で考え、スピードを持って行動する」をモットーに、より信頼性・経済性の高い、環境に優しい製品・サービスを提供することで、来るべきゼロエミッション社会へ貢献していく所存です。
すでにコンテナクレーンでは水素燃料電池を搭載したゼロエミッション製品、船舶用エンジンでは次世代燃料エンジンの開発に取り組むなど、技術革新にも積極的に対応しています。 - 事業構成比