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株式会社アダコテック

企業メインイメージ

▼会社について
- Adacotechは国立研究開発法人産業技術総合研究所で開発された画像解析技術をもとに、Deep Learningとは異なる独自のAI技術を通じて製造業の次の時代を切り拓くことをMissionとしているDeep Techスタートアップです。2022年4月にシリーズB資金調達(累計調達額約20億円)を実施し、事業拡大を目指しております。
- インターネットやスマートフォンの登場からAIの発展を含め、デジタル技術により市井の生活は少しずつ便利になっています。しかし、製造現場ではその工程の複雑さからなかなかデジタルの恩恵にあずかれおらず、データ活用も進んでいないのが現状です。特に、急速に少子高齢化が進む日本において製造業の労働力不足は喫緊の課題であり、AIなどのデジタル技術による解決が急務となっています。
- もちろんこのMissionは簡単ではありません。Adacotechは国立研究機関の産業技術総合研究所から生まれた画像解析技術(HLAC)を活用し、2021年に外観検査AIプロダクト「AdaInspector Cloud」をリリースしましたが、顧客の現場にはまだまだ個別の課題が数多く存在しており、より広いマーケットをカバーできるプロダクト群にしていくには超えなければいけない壁があります。
- これを乗り越えるためには、不確実性のある状況の中でも継続的に顧客へ価値を提供できるチームが必要です。製造業×AIという領域に興味を持って一緒にDeep Diveし、このMissionに挑戦してくれる方の応募をお待ちしております。

事業内容

▼事業
- 計算の軽量さ、扱いやすさにおいて競争優位性の高い画像解析の特許技術を活用したプロダクトを開発しており、これまで人の目で行われてきた製造業の外観検査・検品工程の自動化に取り組んでおります。
- 製造業における検査工程は肉体的・精神的に非常にハードな作業で、どの工場を訪問しても「どうにか自動化したい」という声を聞きます。少子高齢化や人不足が叫ばれる中、検査の自動化には大きな社会的意義を感じています。
- 私たちのテクノロジーで、製造業に関わる人がより自由かつクリエイティブに、モノづくりができる世界を創っていきたいと考えています。

▼プロダクト - 検査・検品の外観検査AIソフトウェア「AdaInspector Cloud」
- ノーコードの直感的な操作によって、検査・検品の自動化システムの構築及び実装を一気通貫で提供するシステムです。
- 独自の画像解析技術により、正常学習で200枚程度の画像データをもとに精度の高い判別モデルをクラウド上で作れる体験を提供します。
- AIや画像解析領域のエンジニアリングを専門としていない方も、検査・検品の自動化に機械学習を活用することができます。

▼導入実績
- 公表可能な取引先:相川プレス工業、アイシン、ジェイテクト、セントラル警備保障、デンソー、トヨタ自動車、トヨタ紡織、本田技研工業、三井E&S、矢崎総業、NJコンポーネント(50音順)
- 自動車Tier1、電子部品、半導体メーカー等の大手企業との累計150件以上の取引実績があります。

▼コア技術 - 「HLAC特徴抽出法」を用いた画像・動画解析技術
- 少ないデータ量で高精度の解析ができるほか、異常として学習したものを検出するのではなく「正常を逸脱したものを検出する」モデルのため、前例のないようなケースも含めて高い精度で異常を検出することが可能です。
- 常時並列演算を必要としないことから計算処理の負担が小さく、ノートパソコンのような汎用PCでもミリ秒オーダーの処理を実現・運用できるのも強みです。

役員略歴

【代表取締役CEO 河邑亮太】
- 一橋大学法学部を卒業後、2011年に三井物産株式会社に入社。南米チリの自動車ローン事業を行う子会社に社長補佐兼CFOとして3年間出向したのち、東京本店では主に新規M&A投資に従事(100億円超の投資を実行)。
- 2018年4月からDMM.comに入社。経営企画室で新規事業立案、及び投資先のPMI/バリューアップをハンズオンで実施。
- 2019年7月にAdacotechへ参画、2020年4月より現職。日英西のトリリンガル。米国公認会計士。

【取締役CTO 伊藤桂一】
- アダコテック創業エンジニア。大学院で遺伝的アルゴリズムの研究を行うにあたり産業技術総合研究所(AIST)との繋がりを持ち、AISTベンチャーに新卒入社。半導体設計ツールに研究開発に従事した。
- その後、AISTの非常勤職員などを得て、2012年3月にAdacotechを創業。2015年より取締役に就任、2022年に取締役CTOに就任。技術組織のマネジメントに加え、HLACの研究開発や、データ分析・コンサルティング業務に従事。

【CDO 大曽根圭輔】
- 筑波大学大学院システム情報工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。新卒入社の株式会社サイバードにてデータ分析部門立ち上げ等を担当。
- その後、2015年に株式会社Gunosyに入社。記事配信アルゴリズムの改善に携わったのち、ニュースプロダクトの事業部長や執行役員CDO(Chief Data Officer)などを担当。
- 2022年9月にAdacotechに入社。

【COO 村井誠】
- 大阪大学大学院工学研究科修士課程卒業。三洋電機株式会社、ソニー株式会社で半導体の研究開発・商品化・工場出向等を経験。
- 2018年にアクセンチュアに入社し、主にハイテク製造業のビジネスコンサルティングにプリンシパルディレクターとして従事。
- 2022年9月にAdacotechに入社。

本社所在地

東京都千代田区神田神保町2-11-15 住友商事神保町ビル3F(WeWork神保町内)

代表者氏名
代表取締役 河邑 亮太
設立年月
2012年03月12日
従業員数
22名(2024/04現在)
平均年齢
36歳(2024/04現在)
資本金
1億円
株式公開

未公開

外部資金/調達額

累計約20億円

主要株主

東京大学エッジキャピタル(UTEC)、DNX Ventures、Spiral Capital、Real Tech Fund、東大IPC

主要取引先

株式会社相川プレス工業/株式会社アイシン/株式会社ジェイテクト/セントラル警備保障株式会社/株式会社デンソー/トヨタ自動車株式会社/トヨタ紡織株式会社/本田技研工業株式会社/株式会社三井E&Sマシナリー/矢崎総業株式会社/NJコンポーネント株式会社/その他多数(50音順)

事業概況

- Adacotechは2021年に製造業向けに検査AIプロダクト「AdaInspector Cloud」をリリースし、そこから約2年にわたり顧客課題の深掘りとプロダクトの磨き込みを行ってまいりました。また同時並行で、お客様の検査運用全体をカバーできるように、検査画像位置補正、良品画像選別、欠陥画像分類、動画異常検知といった周辺プロダクトの開発を進めてまいりました。
- Adacotechは今後、上記プロダクトを含め、検査データを起点に生産プロセス全体を変革できるプロダクト群を構築していきたいと考えております。

事業構成比
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