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株式会社co-meeting

企業メインイメージ
企業メインイメージ背景

“Happy Work! Happy Life!”をテーマに、世界中の“仕事をしている人”に向けて、仕事時間を充実させ人生を豊かにするWebサービスの提供を目指している、株式会社co-meeting。同社は目下、Salesforce関連の自社サービス開発ならびに開発支援サービスを手がけている。

Salesforce関連の主力自社サービスは、直感的で使いやすいマルチユーザーカレンダーの『Calsket』。Salesforceにもカレンダーは標準装備されているが、日本人ビジネスマンが使いやすいように、広く使われているスケジュール管理アプリケーションやWebを使用したグループウェアのようなUI/UXを実現。さらに、細やかで便利な諸機能を盛り込んでいる。
本製品は、2015年のリリース以来月1~2社のペースでユーザーを増やし、現在までに50社以上に導入されている。

そのほか、次のようなSalesforceを機能補完するLightningコンポーネント(ガジェット)を、Salesforceの米国のアプリストアでリリースしている。
・『CM ActivityPlus』:隙間時間に活動を“ざっと読む”機能
・『CM KanbanBoard』:Salesforceのあらゆるオブジェクトのデータのカンバンを表示
・『CM SalesFunnel』:商談ファネルを分析
・『CM TileMenu』:Salesforce内外の諸ページ利用を促すタイルメニューを配置

Salesforce関連の開発支援サービスは、『顧問Salesforceプログラマ』という名称の、リモートによるクライアントワーク。Salesforceユーザーの社内システム開発支援と、Salesforce上で動くプロダクト開発支援がある。いずれも、月額固定の顧問料金で最低稼動時間を保証し、その範囲内でできる限りの開発支援を提供するというサービス。Salesforce関連に習熟した、顔の見える少数精鋭のエンジニアが対応するといった強みを有する。
一般的な受託開発とは異なるこのスタイルは、基本的に一定の納期に向けた納品責任を負うものではない。したがって、開発途中の仕様変更に柔軟に対応でき、初出の外部サービスとの連携などR&D的な対応も低リスクで対応できるため、クライアントは気軽に相談できるというメリットがある。

さらに、2018年9月、新たに『コピペテック』をスタートさせた。“コピペ”のような気軽さで、最近話題のテクノロジーを楽しく試せるチュートリアルコンテンツである。有償サービスである一方、同社メンバーが業務には直接関係しない技術を試して楽しむ機会づくりの一面もある。

同社の創業は、2011年3月。データウェアハウスなど法人向けのソフトウェア開発会社に勤務していた発起人をはじめ、4名のメンバーによってスタートした。現在、発起人は抜けて、代表取締役CEOの木村篤彦氏、取締役COOの矢野貴明氏、取締役CPO(Product)の遠藤裕之氏の3名によって運営されている。発足の経緯について、木村氏は「前職で全員10年前後が経過し、そろそろ新しいことがやりたいと意気投合した」と言う。全員、独自プロダクトサービス志向があり、「腕試し的にやってみよう、という話になった」と矢野氏。

設立の1年ほど前からサービスを構想し、“Happy Work! Happy Life!”をテーマにすることを決め、テキストベースで対面と同等レベルのコミュニケーションができる『co-meeting』という製品を開発。社名もco-meetingとする。「テキストベースなので、隣に子供がいても構わずにコミュニケーションができる」(遠藤氏)。そのような特長を持たせたWeb会議ツールだ。しかし、完全に安定させることが難しいという技術的な問題と、ユーザーが増えるごとに原価もアップする低収益構造に直面し、2018年1月末で運用を停止した。

そんな状況も見越し、ある程度獲得していたユーザーを守るためにも、同社では2014年10月からSalesforceに着目、Salesforce上で稼動するプロダクトの開発を始める。「クラウドサービスのSalesforceは、コストをかけず仮説検証がしやすいプラットフォームとして注目した」と木村氏。さらに、Salesforceにはユーザー管理や各種セキュリティ機能など、企業向けソフトウェアサービスを提供する上で必要な機能が用意されていることや、スマートデバイスに容易に対応できること、AngularJSやREST APIなど自社のWebサービス開発技術がそのまま生かせるといったメリットが決め手となった。

事業内容

株式会社co-meetingは、B2B領域を主な事業領域として、その中でも特に市場成長性が高いSalesforceに特化してプロダクト開発を行っている会社です。

SalesforceはB2BのSaaS業界で世界トップを誇っており、導入している企業は15万社以上と言われています。
Heroku/Tableau/Slackも買収し、今もなおその成長は留まることを知りません。
また、SalesforceはSaaSだけでなくPaaSとしての機能を持ち、さらにはAppExchangeというアプリマーケットプレイスも提供しています。
これらの特性から周りにコンサル/SI/アプリケーションパートナーを多く必要とし、大きなエコシステムを形成するに至っています。
ユーザのみならずパートナー企業もどんどん増えており、今後ますますSalesforceの重要度は増していくと言われています。

その中で主に2つの事業を行なっています。

【Salesforce向け自社製品開発】

Salesforceプラットフォーム上で自社製品を開発提供しています。2014年10月にSalesforce業界に参入し、8年で10本のアプリケーションをリリースしています。
日本最大のSalesforceイベントSalesforce World Tour Tokyoで3回登壇するなど、参入以来界隈にインパクトを与えています。
現在の主力製品はカレンダーアプリの「Calsket」、人材紹介業向け地図アプリ「MatchingMap」の2つです。

【顧問Salesforceプログラマ】

請負契約ではなく、月額定額の顧問スタイルで、お客様のSalesforceプロジェクトを基本的にリモートでお手伝いします。納品を節目とするのではなく、開発途中やリリース後の変化にも柔軟に対応することができ、お客様と継続的な関係を築くために最適なスタイルだと考えています。
AppExchangeアプリの開発案件が多く、自社製品だけでなく顧問Salesforceプログラマとしても新規製品開発に携わることができます。様々なスタートアップ企業の方々と一緒に働く機会も多いです。
freee株式会社や株式会社SmartHRといった名だたるベンチャー企業にもご利用いただいています。

【コピペテック】

事業ではありませんが、課外活動として「コピペテック」というWebマガジンを運営しています。
エンジニアのスキルアップやモチベーションアップのために、エンジニアが気になる技術を自由に遊ぶ場として、利益度外視で運営しています。
ここまで取り上げた技術はVR/電子工作/機械学習/3Dモデリングなど事業に関係なく多岐にわたっています。以前は技術書典で本を出版する取り組みを主に行っていたのですが、コロナ禍で技術書典のオフラインイベントが中止になった影響もあり、近年は社内ハッカソンを多く開催しています。

本社所在地

東京都新宿区袋町5-1 FARO神楽坂208

代表者氏名
代表取締役CEO 木村 篤彦
設立年月
2011年03月14日
従業員数
7名(2022/10現在)
平均年齢
38歳(2021/07現在)
資本金
669万円
株式公開

未公開

外部資金/調達額

非公開

主要株主
事業概況

社員が楽しく働けるライフスタイルカンパニーを目指しています。最大でも社員20名程度の規模を考えています。

事業構成比
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