株式会社ZenmuTech

株式会社ZenmuTechは、AONT秘密分散技術を用いたデータの無意味化ソリューションなど、革新的な技術力とオープンイノベーションによる創造力にて 「情報の安全」を提供し、広く社会に貢献します。そのほか、国立研究開発法人産業技術総合研究所とともに、秘密分散技術を生かしたマルチパーティによる秘匿計算技術の開発・事業化も推進しています。

【自社プロダクト】
独自の秘密分散技術により、PCの利用を安全で快適にするソフトウェアを開発しています。
秘匿計算（秘密計算）は、暗号化や秘密分散等により、情報を秘匿したまま計算する技術のことであり、 ビッグデータ分析やマシンラーニング、ディープラーニングといったキーワードでデータを安全に保管するだけなく、高度に活用することが期待される現在、さまざまな分野での利用が期待されている技術です。

◆『ZENMU（ゼンム）』
「情報漏洩は防げない」ことを前提に、守らずに情報漏洩を防ぐという発想の転換で、意識せずにセキュリティを享受できる秘密分散ソリューション

◆『ZENMU Virtual Drive』
PC内のユーザーデータを独自の秘密分散技術により無意味化し、PC内とクラウド上に分散保管するソリョーション

◆『ZENMU Virtual Drive』
情報漏えい対策ソリューションのWindows向けセキュリティ製品

◆『QueryAhead』
秘匿計算データ処理システム
機械学習に関して、セキュリティを担保したまま外部のコンピューティングリソース活用を可能にし、コスト削減とデータ利活用促進を実現します。

【解決している課題】
ニューノーマル時代に急増した、リモートワーク。
クラウド利用によるインフラ基盤の刷新や働き方の変革が加速する中、情報セキュリティ対策として普及してきた仮想デスクトップVDI（Virtual Desktop Infrastructure）とRDP （Remote Desktop Protocol）の課題であるネットワーク集中によるパフォーマンス低下や導入・運用コストの負荷を解消する選択肢として、通常のPC（FAT-PC）をセキュアに利用する「セキュアFAT」の利用が進んでいます。

わたしたちは、ユーザーが意識せずに安全を享受できるインフラストラクチャや情報を意味の無いデータに変換した上で、複数に分割（無意味化）し、分散補完をすることで、情報漏洩をなくします。

◆通常の暗号化では情報漏洩を100％防げない
暗号鍵を用いてデータを暗号化する方式の場合、暗号化された元データ（元本）がシステム上に存在します。そのため、暗号鍵が盗まれたり解かれたりすることで、データが漏えいするリスクが常に存在しています。情報防御の施策をいくら強化しても、それを無力化する手法・技術が次から次へと登場する。情報漏洩は100%防げないというのが現実です。

◆秘密分散処理で元データが無意味化される
秘密分散技術は、データを無意味化して分散管理し、すべての分散片がそろわないと元データに復元不可能とするソリューションです。この仕組みにより、「元データが存在しない時間環境」がつくられます。元データが存在しない以上、情報が漏えいすることは一切なく、情報を守る必要もなくなります。盗まれても情報漏洩にならない状態にできる、画期的なサービスです。

◆「すべて」か「無」かAONT（All-or-Nothing Transform）方式
AONT方式は、元データに対してある演算をかけ、元データとほぼ同じ大きさの出力データを得ます。出力データのすべての分散片が揃っていれば容易に元データに復元できますが、1片でも欠けると元データへの復元が不可能になるという特性を持ちます。1片を1KBまで小さくすることができ、分割の数やサイズを任意に設定できます。分散後のデータサイズが大きくならないので分割や復元処理が高速です。

【ZENMUが変える未来】
◆ネットワークセキュリティのあり方を変える
現在、ネットワーク上を行き交う重要情報を守るために、さまざまなセキュリティ対策が講じられていますが、当社の独自技術によりネットワーク上のデータが無意味化できるため、漏えい・改ざんの危険性が無くなります。

◆無意識のうちに安全が確立される
データ発生時に無意味化され、必要なときに復元することで、ユーザーが意識せずとも安心・安全を享受できるインフラ環境が実現できます。また、自分から離れたデバイスは、すべて無効化できるような世界も実現できます。

■社会保険完備
■交通費支給あり
■服装自由
■転勤なし
■業績賞与あり

【働きやすい環境】
■フルリモート可／在宅勤務手当の支給あり
■専門業務型裁量労働制（みなし労働時間9H）
■フレックスタイム制（コアタイム10時～15時、標準労働時間160H／月）