問題にチャレンジして、ユーザー同士で解答を教え合ったり、コードを公開してみよう!
引き続き正規表現のルールを見ていきましょう。
〈正規表現のルール 6.〉[]
の中では、ハイフン -
を用いることで、文字列の範囲を指定できる
角かっこ []
は、文字列のいずれか 1 文字を表すメタ文字でした。このかっこ内では、ハイフン -
を用いることで、文字列の範囲を指定できます。例えば、[a-z]
は、アルファベットの小文字のいずれか 1 文字を表し、[a-zA-Z0-9]
は、半角英数字のいずれか 1 文字を表します。これにより、文字列の範囲を簡潔に表すことができます。
また、このハイフンによって指定する範囲は、文字コードの大小で判断されます。文字コードにおいて英数字はアルファベット順・昇順に並んでいるため、[a-d]
は [abcd]
と同じ意味になります。
さらに、角かっこ内では、メタ文字が \]^-
の 4 文字だけになります。そのため、それ以外の記号 $?*+.
などはそのまま書くことができます。
文字列 S が与えられるので、正規表現を用いて、文字列 S において以下のパターンが何文字目から出現するかを求めてください。
パターン: 半角英大文字 1 つの後にハイフン -
が 1 つ続き、その後に半角数字 2 つが続き、その後に半角英小文字 a または b が 1 つ続く
ただし、検索対象のパターンが複数回出現する場合は、最初に出現する位置を出力してください。
また、文字列の先頭の位置を 0 として、各文字の位置を左から順に 0, 1, 2, ... とします。
s
文字列 S において、パターンが最初に出現する位置を整数で 1 行で出力してください。
また、末尾に改行を入れ、余計な文字を含んではいけません。
すべてのテストケースにおいて、以下の条件をみたします。
・ S は ASCII 文字 (半角英数字記号) で構成される 1000 文字以下の文字列
・ S には、指定されたパターンが必ず 1 回以上出現する
A-19 C-01a
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