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回文の性質を利用して最長回文半径を求める Kotlin編(paizaランク B 相当)

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問題

下記の問題をプログラミングしてみよう!

前回は、回文の最長回文半径が対称性を持っていることを利用して、最長回文半径の計算を効率的におこないました。実は、文字列全体が回文でなくても、一部の文字列が回文であれば、ほとんど同じように最長回文半径を求めることができます。

たとえば、文字列 'aaabaaab' の最初の 6 つの最長回文半径は〈1, 2, 1, 4, 1, 3〉となります。
そして、この文字の最後の 5 文字は回文になっているため、対称性を利用することでこの文字列の最長回文半径は〈1, 2, 1, 4, 1, 3, 1, 4〉となることが推測できます。
ただし、文字列の後半では、うしろから n 番目の文字を中心とする最長回文半径の最大値が n であることに注意すると、この文字列の正しい最長回文半径を〈1, 2, 1, 4, 1, 3, 1, 1〉といった具合に求められることがわかります。

では、実際に対称性を利用して最長回文半径を求めてみましょう。
文字列 s と、s の 1, 2, ..., j 番目の文字を中心としたときの最長回文半径 p_1, p_2, ..., p_j が与えられます。(1 ≦ j ≦ |s|)
また、s の末尾は j 文字目を中心とする回文になっていることがわかっています。
このとき、s の最長回文半径をすべて求めてください。
なお、文字を中心とする最長回文半径とは、その文字を中心とする回文の最大の長さを n としたとき、(n + 1) / 2 のことを言います。

入力される値

s
j
p_1 p_2 ... p_j

・ 1 行目に、文字列 s が与えられます。
・ 2 行目に、整数 j が与えられます。
・ 3 行目に、s の 1, 2, 3, ..., j 番目の文字を中心としたときの最長回文半径がこの順に半角スペース区切りで与えられます。


入力値最終行の末尾に改行が1つ入ります。
文字列は標準入力から渡されます。 標準入力からの値取得方法はこちらをご確認ください
期待する出力

s の 1, 2, 3, ..., |s| 番目の文字を中心としたときの最長回文半径を、改行区切りで上から順に出力してください。

また、末尾に改行を入れ、余計な文字を含んではいけません。

条件

すべてのテストケースにおいて、以下の条件をみたします。

・ 1 ≦ |s| ≦ 100000 = 10^5
・ 1 ≦ p_j ≦ |s| / 2
・ |s| = j + p_j - 1
・ p_i は i 番目の文字を中心としたときの最長回文半径を表す整数 (1 ≦ i ≦ n)
・ s の最後の 2p_j - 1 文字が j 文字目を中心とする回文である
・ s は英小文字のみからなる文字列

入力例1

aaabaaab
6
1 2 1 4 1 3

出力例1

1
2
1
4
1
3
1
1

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