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赤黒木の検索実装 Ruby編(paizaランク A 相当)

問題にチャレンジして、ユーザー同士で解答を教え合ったり、コードを公開してみよう!

問題

下記の問題をプログラミングしてみよう!

N 個の整数 t1, t2, ..., tN が与えられます。

次のルールに従って赤黒木を作成してください。

さらに、M 個の値 ai が 与えられます。 ai が木に含まれる場合、赤黒木を先行順で走査したときに ai を訪問する順番を、木に含まれない場合、 -1 を出力してください。



全てのノードについて、以下が成り立つ



・ 入力で与えられる t1, t2, ..., tN の順に二分探索木に挿入する
・ 左の子ノードの値は現在のノードの値よりも小さい
・ 右の子ノードの値は現在のノードの値よりも大きい
・ すべてのノードは「赤」か「黒」の色を持つ
・ 根ノードは必ず「黒」
・ あるノードからその子孫の葉までの「黒ノード数」は全て同じ
・ ノードの色は「赤」が連続しない
・ 全てのはノードは「黒」

RedBlackTree



先行順について



先行順とは、根から順に左部分木、右部分木を訪問する操作方法です。



先行順は再帰を用いた以下のアルゴリズムによって実装できます。



・ 訪問したノードを出力する
・ 左の子がある場合、左の子を訪問する
・ 右の子がある場合、右の子を訪問する
・ 親ノードに戻る


木構造について



木構造は、ノード同士が関係性を持つことで作ることができます。



この問題で各ノードが持つべき情報は以下の通りです。



・ ノードの値
・ ノードの色(「赤」または「黒」)
・ 親ノードの情報
・ 左の子ノードの情報
・ 右の子ノードの情報


赤黒木について



赤黒木は二分探索木のうちの 1 種類です。



これまでの二分探索木の特徴に加えて、全てのノードはノードの情報に「赤」、「黒」のどちらかを持ち、あるノードからその子孫の葉までの「黒ノード数」は全て同じという特徴があります。



赤黒木は以下のアルゴリズムによって実装できます。



・ 二分探索木のアルゴリズムに従ってノードを「赤」として木に挿入する
・ 対象の親ノードも「赤」の場合
・ 対象の叔父(親の親の反対側の子)ノードも「赤」の場合
・ 親ノードと叔父ノードを「黒」に変更、祖父ノードを「赤」に変更
・ 対象の叔父(親の親の反対側の子)ノードが「黒」の場合
・ 祖父ノードを対象ノードと逆方向に回転、回転後に対象ノードの兄弟となったノードを「赤」に変更
・ 根ノードを「黒」に変更

入力される値

N
t1 t2 ... tN
M
a1 a2 ... aM


入力値最終行の末尾に改行が1つ入ります。
文字列は標準入力から渡されます。 標準入力からの値取得方法はこちらをご確認ください
期待する出力

M 個の値 ai について M 行で出力して下さい。

N 個のノードで作成した木の中に ai と同じ値がある場合は、先行順で ai を訪れる順番を、ない場合は -1 と出力してください。

また、末尾に改行を入れ、余計な文字、空行を含んではいけません。

条件

すべてのテストケースにおいて、以下の条件をみたします。

・ 3 ≦ N ≦ 100

・ 1 ≦ M ≦ 100

・ 1 ≦ ti ≦ 1000

・ 1 ≦ ai ≦ 1000

・ ti ≠ tj (i ≠ j)

入力例1

5
1 2 3 4 5
3
2 4 6

出力例1

1
3
-1

入力例2

7
4 2 5 3 1 6 7
5
10 4 8 3 7

出力例2

-1
1
-1
4
7

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