#18:ファイルの配置と検索
このチャプターでは、ファイルの配置と検索の方法を学習します。
FHS (Filesystem Hierarchy Standard)
・Linuxディストリビューションで広く使われているディレクトリ構成
find (検索ディレクトリ) (オプション) (条件式) (アクション)
【オプション】
-maxdepth 数 : 検索するディレクトリの階層数を指定する
【条件式】
-name ファイル名 : ファイル名で検索
xargs (オプション) コマンド
「|」と一緒に使う
標準入力とは、プログラムに外部からデータを渡す際に使われる場所です。
この「標準入力」に渡されたデータはプログラム側で適切なコードを記述することで、プログラム内で値として使うことができます。
外部からデータを渡す、とはどのようなケースが考えられるでしょうか。
たとえば、キーボードから入力したり、ファイルの中身や他のプログラムの出力などを渡したりする場合が考えられます。
このようにデータがプログラムに渡されるケースはさまざまなものが考えられ、プログラム側がその 1 つ 1 つに専用の処理を用意することは大変です。
そこで、「標準入力」という仕組みが作られました。
プログラムにデータを渡す側は、ケースによらず、「標準入力」と呼ばれる共通の場所にデータを渡します。
データを受け取る側のプログラムは、「標準入力」だけからデータを取り出します。
このように「標準入力」を間に挟むことでプログラム側での入力方法を一本化してシンプルにすることができます。
この仕組みのおかげで、プログラムを実装する人が実装作業に集中できたり、プログラムの汎用性が高まったり、など嬉しいことがたくさんあります。
which : コマンドの実行ファイルのパスを表示
whereis : 実行ファイルの他、マニュアルなどのパスも表示
type : 実行ファイルの種別とパスを表示