Claude CodeでSonnet5を使う方法は?性能・料金・Opus5との違いを初心者向けに解説

この記事のポイント

Claude Sonnet 5.5は、Claudeシリーズの中でも性能・処理速度・コストのバランスを重視したモデルです。Claude Codeでは、コード生成や修正、デバッグなど日常的な開発作業に活用できます。

この記事では、Claude Sonnet 5.5の特徴や性能、Claude Codeでの使い方、ほかのモデルとの違い、料金について初心者向けに解説します。

  • Claude Sonnet 5.5の特徴や性能、旧Sonnet 5との違いを解説
  • Opus 5.5・Fable 5.1との違いや使い分けを紹介
  • Claude Codeでの利用方法や料金、無料利用、Amazon Bedrockでの使い方を解説

Sonnet 5.5の特徴を理解し、Claude Codeで作業内容に合ったモデルを選ぶ際の参考にしてください。

目次

Claude Codeで使えるSonnet 5.5とは

Claude Sonnet 5.5は、性能・処理速度・コストのバランスを取りながら、幅広い開発作業に使いやすいモデルです。まずは、Sonnet 5.5の基本情報やClaude Codeとの関係を見ていきましょう。

Claude Sonnet 5.5の基本情報

Claude Sonnet 5.5は、Anthropicが2026年9月28日に公開したSonnet 5の後継モデルです。現在、Anthropic公式ではSonnet 5.5が「Latest」、旧Sonnet 5が「Legacy」と位置付けられています。APIでは「claude-sonnet-5-5」を指定して利用できます。

Sonnetシリーズは、性能の追求だけでなく、処理速度や利用コストとのバランスを取りやすい点が特徴です。Sonnet 5.5では、旧Sonnet 5からコーディングやツール利用などの性能が強化されました。

Anthropicは、Sonnet 5.5について、Sonnet 5よりも処理速度が30%以上向上し、多くの作業で最大30%程度のコスト削減が可能と説明しています。通常のAPI料金は据え置きながら、処理速度や実際の利用コストが改善されたモデルです。

Sonnet 5.5は「簡単な作業だけを任せるモデル」というより、普段の開発で幅広く利用し、より高度な判断が必要になったときにOpusなどへ切り替える使い方がしやすいモデルです。

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Claude CodeとSonnet 5.5の関係

Sonnet 5.5は、Claude Codeで選択できるAIモデルのひとつです。Claude Codeでは複数のモデルを切り替えながら使えるため、作業内容に応じてSonnet 5.5を選択できます。

Sonnet 5.5は、Claude Code上で次のような開発作業に活用できます。

  • 新しいコードの作成や、既存コードの追加・修正
  • エラーやログの確認、デバッグ、テスト
  • リファクタリングや、複数ファイルにまたがる修正
  • ファイル編集やターミナル操作などのツールを使った作業

このように、Sonnet 5.5は単に「コードを書かせるモデル」というよりも、既存のプロジェクト全体を確認しながら必要な作業を進めるモデルとして利用できます。

Claude CodeでSonnet 5.5をモデルとして選択すると、コードの確認や修正、デバッグ、テスト、ツール操作など、一連の開発作業を任せることが可能です。

Claude Sonnet 5.5の性能とベンチマーク

Sonnet 5.5は、従来のSonnetシリーズからコーディングや推論、ツール利用などの性能が強化されています。

公式ベンチマークやほかのClaudeモデルとの比較から、Sonnet 5.5の性能やモデルとしての立ち位置を見ていきましょう。

Sonnet 5から進化した性能

Sonnet 5.5では、前世代のSonnet 5からコーディングやツール利用などの性能が強化されています。特に、複数の工程を含む作業を進める「エージェント性能」が改善された点が特徴です。

項目

Sonnet 5

Sonnet 5.5

公開日

2026年6月30日

2026年9月28日

現在の位置付け

Legacy(旧モデル)

Latest(現行モデル)

APIモデルID

claude-sonnet-5

claude-sonnet-5-5

処理速度

従来の速度

30%以上高速化

API入力料金

$2 / 100万トークン

$2 / 100万トークン

API出力料金

$10 / 100万トークン

$10 / 100万トークン

キャッシュ読み取り料金

$0.20 / 100万トークン

$0.10 / 100万トークン

コンテキストウィンドウ

100万トークン

100万トークン

通常の最大出力

128,000トークン

128,000トークン

主な特徴

コーディングや複数工程の作業に対応

処理速度・エージェント性能・実際の利用コストが改善

複数ファイルにまたがる不具合を修正する場合、Sonnet 5でも関連ファイルの調査から修正、テストまで進められました。

Sonnet 5.5では、必要なツール操作や作業工程を減らしながら、より効率的に処理を進められるようになっています。

Sonnet 5.5は、通常のAPI料金やコンテキストウィンドウを維持しながら、処理速度とキャッシュ利用時のコストを改善したモデルです。これからSonnetシリーズを利用する場合は、基本的に現行モデルのSonnet 5.5が選択肢となります。

ベンチマークから見るSonnet 5.5の性能

Anthropicの公式評価では、Sonnet 5.5はエージェント型コーディングやPC操作などのベンチマークで、Sonnet 5を上回る結果を示しました。

代表的なベンチマークの結果は、以下のとおりです。

ベンチマーク

Sonnet 5

Sonnet 5.5

Terminal-Bench 4.0

10.3%

70.6%

CursorBench 4.0

34.1%

55.5%

OSWorld 2.1

57.0%

80.1%

それぞれ、次のような能力を評価するテストです。

  • Terminal-Bench 4.0=「コマンドラインを使って複雑な作業を完了する力」
  • CursorBench 4.0=「複数ファイルにまたがる実際のコーディング課題を解決する力」
  • OSWorld 2.1=「パソコンを操作して仕事を終わらせる力」

Sonnet 5.5はコードを生成する性能だけでなく、必要なツールを操作したり、複数ファイルを修正したりしながら作業を進める能力も強化されています。

ただし、ベンチマークは特定の条件で測定した結果です。すべての開発作業でSonnet 5.5が優れているとは限らないため、実際の用途に応じて判断しましょう。

Sonnet 5.5とOpus 5.5との違い 

Sonnet 5.5は、上位モデルのOpus 5.5と比べて、性能とコストのバランスを取りやすいモデルです。

主な違いを以下にまとめました。

項目

Sonnet 5.5

Opus 5.5

API入力料金

$2 / 100万トークン

$4 / 100万トークン

API出力料金

$10 / 100万トークン

$20 / 100万トークン

向いている作業

日常的な実装、修正、デバッグなど

複雑な推論や高度な設計、難しい開発作業

Sonnet 5.5は、Opus 5.5の半額の通常API料金で利用できる点が特徴です。そのため、日常的なコード作成や修正、デバッグなどでは、性能とコストのバランスを取りやすいモデルといえます。Opus 5.5は、より高度な判断が必要な開発や、複雑な問題の分析に向いています。

常に上位モデルを選ぶ必要はありません。普段の開発ではSonnet 5.5を使い、より複雑な設計や難しい問題に取り組むときはOpus 5.5へ切り替えるなど、作業内容に応じて使い分けるのがポイントです。

【関連】Claude CodeでOpus 5.5を使う方法|Opus 5との違い・料金・APIまで解説

Sonnet 5.5とFable 5.1との違い

Fable 5.1は、長時間かつ高難度のエージェント作業を想定したClaudeのモデルです。Sonnet 5.5とは、主に想定する作業の規模や料金が異なります。

項目

Sonnet 5.5

Fable 5.1

向いている作業

日常的な実装、修正、デバッグ、ツール操作

大規模な改修、長時間の自律作業、複数工程を含む高難度な開発

作業の規模感

機能追加やバグ修正など、日常的な開発作業

コードベース全体の調査や、数時間〜数日にわたる作業

API入力料金

$2 / 100万トークン

$10 / 100万トークン

API出力料金

$10 / 100万トークン

$50 / 100万トークン

機能追加やバグ修正などはSonnet 5.5で対応しやすい作業です。Fable 5.1は、プロジェクト全体を調査し、設計から実装・検証まで長時間進めるような大規模な作業に向いています。

日常的な開発ではSonnet 5.5を使い、より長時間・高難度な作業が必要になった場合にFable 5.1を選ぶと、作業規模に応じて使い分けやすくなります。

【関連】Claude Codeで使えるFable 5.1とは?使い方・料金・Fable 5との違いを解説

Claude CodeでSonnet 5.5を使う方法

Claude CodeでSonnet 5.5を使うには、利用環境を整えたうえで使用するモデルとしてSonnet 5.5を選択します。Claude Codeの導入準備からモデルの切り替え、作業内容に応じた使い分けまで順番に解説します。

Claude Codeの導入と利用準備

Claude Codeは、Web版またはローカル環境から利用できます。利用方法によって、インストールの有無などが異なります。

利用方法

準備

特徴

Web版

Claudeアカウントでログインし、GitHubリポジトリを連携

ローカルへのインストールなしで利用できる

ローカル版

Claude Codeをインストールしてログイン

自分のPC上の開発環境から利用できる

また、Claude Codeの料金は利用方法によって異なります。ProやMaxなどの対応プランでは、プランの利用枠内でClaude Codeを利用できます。API経由で利用する場合はAPIキーを設定し、使用したトークン量に応じて料金が発生します。

まずはWeb版とローカル版のどちらを使うかを決め、そのうえで利用するプランや課金方法を確認しておきましょう。

Sonnet 5.5へのモデル切り替え

Claude Codeでは、起動時にSonnet 5.5を指定する方法と、起動後にモデルを切り替える方法があります。

目的

方法

起動時からSonnet 5.5を使う

claude --model claude-sonnet-5-5

作業途中でSonnet 5.5へ切り替える

/model

現在の使用モデルを確認する

/status

最初からSonnet 5.5を使うと決めている場合は、起動時に--modelオプションでモデルを指定します。Claude Codeを起動したあとに変更したい場合は、/modelを実行して利用できるモデル一覧からSonnet 5.5を選択してみましょう。

切り替え後は、必要に応じて/statusで現在使用しているモデルを確認しておくと安心です。

Sonnet 5.5に向いているClaude Codeの作業

Sonnet 5.5は、コード作成や修正、デバッグなど、日常的な開発作業に幅広く向いています。

次のような作業は得意な領域です。

  • 既存コードの修正や小規模な機能追加
  • エラーやログを確認しながら原因を調べる
  • 関連する複数ファイルを確認しながら修正を進める

どのモデルが合うか迷う場合は、最初から大きな作業を任せるのではなく、小さなタスクで試してみる方法があります。「この関数のバグを調べて修正し、変更内容を説明して」と依頼し、意図どおりに作業を進められるか確認してみましょう。

Claude Code上でSonnet 5.5自身に作業の難易度やモデル選択について相談することもできます。「この作業はSonnet 5.5で対応しやすいか、Opus 5.5へ切り替えたほうがよいか」「その理由も教えて」と聞けば、判断材料を整理できます。

ただし、モデル自身の判断が必ず正しいとは限りません。実際の出力や作業内容を確認しながら、最終的には人間がモデルを選ぶことが大切です。

OpusとSonnetの使い分け

Sonnet 5.5とOpus 5.5は、単純に「どちらが高性能か」で選ぶのではなく、作業内容に応じて使い分けるのがポイントです。

日常的な実装や修正、デバッグなどはSonnet 5.5で進めやすく、複雑な設計や原因の特定が難しい問題、重要な判断が必要な場面ではOpus 5.5が候補になります。

次のように役割を分ける方法もあります。

  • Sonnet 5.5:コード作成、修正、デバッグなど実作業を進める
  • Opus 5.5:設計方針を考える、難しい問題を分析する、複数の作業を整理する

複数のエージェントを使う場合は、Opus 5.5に全体の方針や判断を任せ、Sonnet 5.5をサブエージェントとして実装作業に使うのも有効です。

このように、高性能なモデルをすべての工程で使うのではなく、判断が必要な部分だけOpus 5.5を使い、実作業はSonnet 5.5で進めると、性能とコストのバランスを取りやすくなります。

Claude Sonnet 5.5の料金・無料利用・Bedrock

Claude Sonnet 5.5は、Claudeの料金プランやAPIのほか、Amazon Bedrockなどのクラウドサービスからも利用できます。

Claude上で利用する場合の料金やAPI料金、Amazon Bedrock経由で利用する場合の違いをチェックしていきましょう。

Sonnet 5.5を無料で使える範囲

Sonnet 5.5は、Claude.aiのFreeプランでも利用できます。ただし、Claude Codeを無料で利用できるという意味ではありません。

Claude Codeを利用する場合は、Pro・Maxなどの対応するClaudeプランを契約するか、APIを利用して従量課金で使う方法があります。ProなどのClaude Code対応プランでは、利用枠の範囲内でSonnet 5.5を選択できます。Sonnet 5.5をモデルとして選ぶために、月額料金とは別のモデル利用料が発生するわけではありません。

API経由でSonnet 5.5を利用する場合は、入力・出力したトークン量に応じて料金が発生します。

Sonnet 5.5の料金とAPI利用料

Claude CodeをAPI経由で利用する場合は、Sonnet 5.5に送った情報量と、Sonnet 5.5が生成した内容に応じて料金が発生します。

Sonnet 5.5の通常API料金は、以下のとおりです。

項目

料金

入力

$2 / 100万トークン

出力

$10 / 100万トークン

キャッシュ読み取り

$0.10 / 100万トークン

入力トークンには、Sonnet 5.5へ送るコードや文章、指示などが含まれます。出力トークンは、Sonnet 5.5が生成したコードや回答などです。大量のコードを何度も読み込ませたり、長いコードを生成させたりすると、その分トークン数が増えて料金も高くなります。

Sonnet 5.5の通常API料金は、旧Sonnet 5から変更されていません。ただし、キャッシュ読み取り料金は100万トークンあたり0.20ドルから0.10ドルに半減しています。過去に送信した情報をキャッシュから再利用する場合は、従来よりもコストを抑えられます。

Sonnet 5.5は、Opus 5.5の入力$4・出力$20 / 100万トークンと比べても低コストです。

日常的な開発作業をAPI経由で繰り返し行う場合は、性能と料金のバランスを取りやすいモデルといえます。

Amazon BedrockでのSonnet 5.5利用

Sonnet 5.5は、AnthropicのAPIだけでなくAmazon Bedrockからも利用できます。

Amazon Bedrockは、AWS上からClaudeなど複数の生成AIモデルを利用できるサービスです。AWSを利用している企業では、既存のシステムや権限管理、請求などとまとめてAIを運用しやすくなります。

Amazon Bedrockに対応しているのはSonnet 5.5だけではありません。OpusやFableなど、ほかのClaudeモデルも利用できます。

その中でもSonnet 5.5は、性能・速度・コストのバランスを取りやすいモデルです。コーディングやエージェント、業務での大規模な利用にも対応しており、日常的な開発作業を比較的低いコストで進めやすい点が特徴です。

そのため、AWS上でAIを継続的に利用したい場合に、Sonnet 5.5は候補にしやすいモデルといえます。

高難度の作業だけに上位モデルを使い、日常的な処理にはSonnet 5.5を利用するなど、用途に応じてモデルを使い分けることも可能です。

Amazon Bedrockで使う場合は、Sonnet 5.5を専用のモデルID「anthropic.claude-sonnet-5-5」で指定します。

AnthropicのClaude APIとは接続方法や認証、料金の管理方法などが異なるため、既存のAWS環境に組み込みたい場合に便利です。

よくある質問(Q&A)

Q. Claude CodeでSonnet 5.5は無料で使える?

A. Sonnet 5.5自体はClaude.aiのFreeプランでも利用できますが、Claude Codeを無料で使えるという意味ではありません。Claude Codeでは、ProやMaxなどの対応プランを契約するか、API経由で従量課金して利用します。

Q. Sonnet 5とSonnet 5.5はどちらを使えばいい?

A. これから利用する場合は、現行モデルのSonnet 5.5がおすすめです。Sonnet 5と通常のAPI料金は同じですが、処理速度が30%以上向上し、キャッシュ読み取り料金も半額になっています。旧Sonnet 5からの移行も検討するとよいでしょう。

Q. Sonnet 5.5とOpus 5.5はどちらを使えばいい?

A. 日常的なコード作成や修正、デバッグなどでは、性能とコストのバランスを取りやすいSonnet 5.5が候補になります。複雑な設計や高難度な問題など、より深い判断が必要な場面ではOpus 5.5への切り替えを検討しましょう。

Q. Sonnet 5.5の「effort」とは?

A. effort(エフォート)は、Claudeがタスクにどの程度の処理や推論を使うかを調整する設定です。低くするとコストや処理量を抑えやすく、高くすると複雑な問題により多くの処理を使えます。作業内容に応じて調整することで、性能とコストのバランスを取りやすくなります。

Q. Sonnet 5.5をAPIで使うといくらかかる?

A. Sonnet 5.5のAPI料金は、入力が100万トークンあたり2ドル、出力が100万トークンあたり10ドルです。キャッシュ読み取り料金は100万トークンあたり0.10ドルです。Claudeの月額プランとは別の従量課金で、送信するコードや文章、生成される回答の量に応じて料金が変わります。

まとめ

Claude Sonnet 5.5は、旧Sonnet 5から処理速度やコスト効率が改善され、日常的な開発作業から複数工程を含む作業まで幅広く対応しやすいモデルです。

本記事のポイントをチェックしましょう。

  • Sonnet 5.5はSonnet 5の後継モデルで、コーディングやツール利用、エージェント作業などの性能が強化されている
  • Sonnet 5と同じ通常API料金ながら、処理速度が30%以上向上し、キャッシュ読み取り料金も半額になっている
  • Claude Codeでは、起動時のモデル指定や「/model」による切り替えができ、作業内容に応じてOpus 5.5などと使い分けられる
  • 日常的な実装や修正、デバッグなどではSonnet 5.5が使いやすく、高度な推論にはOpus 5.5、大規模・長時間の高難度な作業にはFable 5.1が選択肢となる
  • Amazon Bedrockからも利用でき、AWS環境で継続的にAIを運用したい場合にも選択肢になる

Sonnet 5.5は作業の難易度や規模、コストを見ながら使い分けたい場合に取り入れやすいモデルです。まずは日常的な開発作業で試し、必要に応じてOpus 5.5やFable 5.1へ切り替えてみてください。

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