演習課題「標準入力からの受け取り 2」
今、標準入力にいくつかの文字列が空白区切りの 1 行で与えられます。
与えられるすべての文字列を要素とする配列を出力してください。
プログラムを実行して、想定通り出力されれば演習課題クリアです!
改行文字や空白に注意してください。
期待する出力値
[ 'apple', 'banana', 'orange', 'lemon' ]
演習課題「標準入力からの受け取り 3」
標準入力に何行かの文字列が入力されます。
その入力が何行であるか、整数値を出力するプログラムを完成させてください。
プログラムを実行して、想定通り出力されれば演習課題クリアです!
期待する出力値
3
#07:文字列の変換・分割
このチャプターでは、標準入力から受け取った文字列の操作として、基本的な文字列の変換や分割を扱います。受け取った文字列を加工し、プログラム内で扱いやすい形に変換します。
MDN web docs
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript/Reference/Global_Objects/String/split
文字列に対し split() を呼ぶと、その引数に渡した文字列で文字列を分割した配列を受け取ることができます。
例えば
"1 2 3 4 5".split(" ");
では [1, 2, 3, 4, 5] のような配列が返ります。
さらに、
"git,".split(",");
のようにすると、"," で分割した配列として ["git", ""] のように空の文字列が含まれます。
また、この講座では扱いませんが、セパレータには文字列だけではなく正規表現を用いることもできます。
末尾に改行が含まれる場合に "\n" で分割すると、最後の要素は空の文字列となります。
入力
apple(改行)
orange(改行)
banana(改行)
lemon(改行)
を改行文字で分割すると ["apple", "orange", "banana", "lemon", ""] の配列が返されます。
このように末尾にも改行が含まれている場合、改行区切りでは余計な要素が含まれてしまうことがあります。
このような場合にも対応するために、前回紹介した trim などを使って末尾の改行を削除しておくことが有効です。