演習課題「配列の基本 1」
右のコードでは、空の配列 shoppingList が定義されており、それを標準出力に出力しています。
これを変更して、apple
、orange
、banana
、lemon
をこの順に持つ配列を定義し、それを標準出力に出力するプログラムに書き換えてください。
プログラムを実行して、想定通り出力されれば演習課題クリアです!
(空白や改行に注意してください。)
期待する出力値
[ 'apple', 'orange', 'banana', 'lemon' ]
演習課題「配列の基本 2」
右のコードでは、fruits という配列が定義されています。
今、配列の長さと、後ろから 2 番目の要素を出力したいと思っています。
このコードを編集し、配列の長さと後ろから 2 番目の要素をこの順に、一行ずつ表示するプログラムに変更してください。
プログラムを実行して、想定通り出力されれば演習課題クリアです!
(空白や改行に注意してください。)
期待する出力値
10
apricot
演習課題「配列の基本 3」
右のコードではいくつかの言語の配列を定義し、それを出力しています。
その次の行に 4 番目の要素を French
に変更した配列を出力してください。
プログラムを実行して、想定通り出力されれば演習課題クリアです!
(空白や改行に注意してください。)
期待する出力値
[ 'Japanese', 'English', 'Chinese', 'Spanish', 'Italian' ]
[ 'Japanese', 'English', 'Chinese', 'French', 'Italian' ]
#04:配列の基礎
このチャプターでは、 JavaScriptの「配列」の基礎を学習します。
MDN web docs
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript/Reference/Global_Objects/Array
配列は複数のデータをまとめた、リストのようなものを表すデータです。
配列はそれぞれの要素をカンマ(,)で区切り、全体を角カッコ([])でくくることで表現されます。
配列の長さは 配列.length という形で取得することができます。
それぞれの要素へは、変数名 [インデックス] の形でアクセスすることができます。
配列のインデックスは 0 から始まります。したがって、N 番目の要素のインデックスは N - 1 で表されることに注意しましょう。
普通の変数に代入するような形で、インデックスで指定した先に代入・再代入も可能です。
MDN web docs
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript/Reference/Statements/const
配列は mutable な性質を持ちます。これは文字通り「可変である」という意味です。
配列はその同一性を保ちながら、内部の要素の変更を許します。
これは数値や文字列とは違った性質です。
数値や文字列などは immutable であると言います。
const による宣言ではどちらもやはり直接新しい値を再代入する操作は許されません。
本講座では言及していませんが、ある「モノ」に関連した「値」のことをそれぞれ「プロパティ」と呼ぶことがあります。
今回の配列の length は「配列自身の長さ」という「ある配列に関連した値」ですのでプロパティの例となります。