ベンチャーキャピタルとは、主に高い成長率を有する未上場企業に対して投資を行い、
資金を投下、その企業の上場などによって営利を得る投資会社のことです。
「スタートアップの目利き」ともいえるキャピタリストが
経営陣やビジネスモデルの評価などを実施、
対象企業の将来性を見極め投資の可否を判断しています。
そのサポートは資金の投下だけにとどまらず、
経営コンサルティングなどを通して投資先企業の価値向上を図り、
事業の成功確率を高めていきます。
ベンチャーキャピタルから投資を受けている企業は、
「発展の見込みがある企業」という第三者評価を受けているとも言えるため、
一定の安心感を持って転職先として選択することができるのではないでしょうか。
下記グラフのとおり、
ベンチャーキャピタルを中心とした国内スタートアップ企業の資金調達は
総額、1社あたりともに近年大きく増加しています。
2020年のコロナ禍においても資金調達額・件数とも増加をしており、
スタートアップ企業を取り巻く環境は良化傾向にあると言えるのです。
paizaでは国内でも高い実績を誇るベンチャーキャピタルと連携し、
その投資先をピックアップ。
各社の魅力的な求人を掲載しています。
また、この特集で実際にベンチャーキャピタルの投資先であるスタートアップ企業で
活躍するエンジニアのインタビューや、
各ベンチャーキャピタルの実績などもご紹介しています。
新たなキャリアの選択肢として、ぜひ参考にしてみてください。
―――実際に入社してみての感想を教えてください。
黒田:エンジニアの人数が少ないのでいろいろやらせてもらえるのは楽しいですね。 困難は多いんですけど、それを楽しみながらできています。 前職までは「このプロジェクトは会社を辞めない限り、抜けられないのでは」と思いつめそうになることもあったんですけど(笑)、今はそういうことはないですね。
―――現在の業務内容を教えていただけますか。
黒田:弊社のサービスで使うアプリの開発をしています。障害の対応などをすることもありますし、新機能や新しいビジネスモデルを考えるときもあります。
この会社の開発で特徴的なのは、性能が低いハードでも使えるものを作らないといけないことです。
日本で使われているスマートフォンはハイエンドな端末が多いですが、弊社がサービスを提供しているタンザニアでは数世代遅れているものを使うことがほとんどです。
さらにネットワークも不安定なので、接続が弱いなかでもいかに対応できるかまで気を遣いながら開発しなければいけません。
―――黒田さんは将来どんなエンジニアになりたいと考えていますか?
黒田:自分の目標は「自分が作ったもので誰かをハッピーにすること」なので、それにつながる開発ができる環境で、エンジニアをやり続けたいですね。 たとえば、発展途上国の人たちへ向けて、彼らの世界を変えられるようなサービスが提供できるといいなと思います。 これからも、今までの経験に見聞やさらなる技術を上積みしながら、いいサービスを作っていきたいです。
スタートアップ企業を資金面だけでなく、さまざまな経営ノウハウでも支援するベンチャーキャピタル。
ジャフコグループ株式会社は1973年の創業以来、常に時代をリードする起業家とともに歩んできました。2020年3月には国内のベンチャーキャピタルとして最大規模となる800億円のファンド組成を完了。
国内外における運用ファンドの累計コミットメント額は1兆円を超え、
投資先企業の累計上場社数は1008社にのぼります。
Coral Capitalはシードステージのベンチャーキャピタルです。私たちは、ベンチャーキャピタルという事業を通じて、社会や業界の大きな課題に取り組む優秀な起業家へ投資を行い、より良い未来への貢献を目指しています。
インキュベイトファンドは、「志ある起業家の挑戦を、愚直に支え抜く」をモットーに、創業期の投資・育成に特化した独立系ベンチャーキャピタルです。
東大IPC(東京大学協創プラットフォーム開発株式会社)は、東大周辺のイノベーションエコシステムの更なる発展を目指して、ベンチャーの各段階に対する支援およびファンドからの投資を行っています。2016年の当社設立以来、二つの投資ファンド(協創1号、AOI1号)および起業支援プログラム1st Roundを通じて支援・投資を行なったベンチャーは50社にのぼります。
大学ならではのディープテックベンチャーに関心がある方は、ぜひサイトへアクセスください。伊藤忠テクノロジーベンチャーズ(ITV)は2000年に創業以降、アーリーステージ中心に、一時のトレンドに流されず、常に本質を見極めた投資および支援を継続して参りました。
Bonds Investment Groupは、2013年よりスタートアップへの投資を行っているベンチャーキャピタルファンドです。これまでに2つのファンド等で、累計約140億円を運用し、約55社のスタートアップ企業への投資を実行、10社以上をIPOに導いてきました。「IT×産業」をテーマに掲げ、医療・ヘルスケア、建設、不動産、金融、HRなどの各種産業分野において「日本の社会課題解決、社会変革」に挑戦するハンズオン型ベンチャーキャピタルとして、スタートアップ経営者・企業を支援しています。
東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)は、国内外の大学や研究機関の優れたサイエンス・テクノロジーの事業化を目的として2004年に設立。これまでに4本のファンド(総額約543億円)の設立・運営を行い、110社以上のテクノロジースタートアップに投資してまいりました。
ジェネシア・ベンチャーズは、「すべての人に豊かさと機会をもたらす社会を実現する」というビジョンを掲げ、シード・アーリーステージのスタートアップへ投資とバリューアップ支援を行う、独立系のベンチャーキャピタルです。
「Genesia(ジェネシア)」は、起源や創生の意味を持つ“Genesis(ジェネシス)”に“Asia(アジア)”を掛け合わせた造語で、「アジアの創生を担うベンチャーキャピタルでありたい」という私たちの思いを表現しています。Beyond Next Venturesは、大学などの研究機関で革新的な技術の開発に取り組む研究者や、テック系のスタートアップ企業経営者・起業家と共に、新たな産業・イノベーションの創出に取り組んでいます。
Skyland Venturesは、U25のシードスタートアップ投資がメインです。 “The Seed Maker.“というミッションを掲げ、テクノロジー産業に大きなインパクトを与えるスタートアップへのシードマネーを提供するVC投資を行っています。
モバイル・インターネットキャピタル株式会社は1999年に創業以来、目先のトレンドだけに左右されず、CoreValueを持つスタートアップに投資して参りました。
シードステージからレイターステージのスタートアップを対象に、創業期から受け継がれるハンズオンスタイルによる幅広い支援を通じて、起業家と共に社会へのGood Impact創出に取り組んでいます。HIRAC FUNDは株式会社マネーフォワードの子会社(マネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社)が2020年5月に組成し総額30.4億を運用する新しいファンドです。
きらぼしキャピタルは、首都圏を基盤とする東京きらぼしフィナンシャルグループのグループ企業で、2019年3月にスタートアップの成長に向けた資金支援・経営支援を目的にファンドを組成しました。グループのシナジー効果を活かし、あらゆる場面で投資先と共に経営課題の解決に取り組んでおります。