Kii株式会社
◆IoT機器・モバイルアプリ向けBaaS「Kii Cloud」を開発
Kii株式会社は、IoT やモバイルアプリケーションに最適化されたバックエンドプラットフォーム「Kii Cloud 」を提供する企業です。 2012年10月にパブリックベータ版をリリースした 「Kii Cloud 」は、バックエンドの管理・運用に関わる部分を専門に提供し、2016年2月現在までに数多くの企業に使われるサービスへと拡大させてきました。
◆新しい技術を広くキャッチアップしやすい刺激的な環境
我々の製品を使っていただくお客様は、アプリや機器を開発している開発者の方々です。開発者向け製品の開発は、エンドユーザ向け製品の開発とはまた違った面白さがあります。最先端の技術要求を受けることも多く、新しい技術に触れる機会が多い環境です。
◆目標は“世界的に有名な企業”になること
海外にも展開し、米国、中国(上海・香港・台湾)、スペインに拠点を設置。「Kii Cloud 」も中国やシンガポール、北米にサーバー展開しており、世界各国のメーカーや通信事業者に採用されています。今後も IoT分野の成長を軸としたプラットフォームのさらなる拡大を目指し、”IoTプラットフォームといえば Kii”、と認識されるよう技術・サービス・ブランディングの確立を行うとともに、世界的に有名な企業となることを目標としています。
- 事業内容
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Kii株式会社は、IoT やモバイルアプリケーションに最適化されたバックエンドプラットフォーム「Kii Cloud 」を提供する企業です。
日本以外にも、中国・シンガポールに加え、北米地域にサーバーを展開。また、中国国内にクラウドサーバーを持つことでグレートファイアウォール(中国のネット検閲システム)の影響を受けず、ITサービス提供の制限に厳しい同国での提供を実現しています。
他社との提携による技術共有・活用も活発で、「Kii コンソーシアム 」の取り組みのもと IoT関係の技術情報を共有するイベントを定期的に行っているほか、ソフトバンク子会社で世界最大の無線専門販売代理企業・ブライトスター社との提携により、IoTデバイスの販売・流通を容易にするエコシステム構築の取り組みなどにも注力しています。
国内では大日本印刷や KDDI を始め多くの企業に導入されているほか、京セラの生活習慣改善支援サービス「デイリーサポート® 」のバックエンドとしても使用されています。また、フィリピンではジュゴンの生息数調査に利用され自然保護活動に貢献。様々な分野で活用されているプロダクトとなっています。 - 役員略歴
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[代表取締役会長 荒井真成]
荒井真成はKii株式会社の共同設立者兼会長。2007年にKiiの前身のシンクロア社を設立。2010年に米国Servo Software社を買収しKii株式会社としました。シンクロア社は2007年に設立され、ドコモやソフトバンクなどのオペレーターにサーバークライアント型ソフトウェアのソリューションを提供、2億ドル以上の収益でこの分野では世界一の商業的成功を収めました。Kii設立以前はIBM社にて初期ThinkPad 700シリーズのプロダクトマネージャーを担当した後、1995年に米国インテリシンク社創業メンバーとして参画、インテリシンク・ジャパン社長、その後Nokia Japanにて、カントリーマネージャーなど様々な役職を務めました。豊橋技術科学大学にてコンピュータサイエンス修士号を取得しています。
[代表取締役社長 鈴木 尚志]
鈴木尚志はKii株式会社共同設立者兼社長。Kii設立以前はIBMおよび日本IBMにてビジネスラインマネジメントやアーキテクチャー、システムデザイングループ部門のプロダクトマネージャーやデザインマネージャーを歴任した後、米国インテリシンク社の事業運営を数々のデータ同期サーバーやクライアントソフトウェアで支えました。東京大学応用物理学部門にて学士号取得。 - 本社所在地
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東京都港区赤坂2-23-1 アークヒルズフロントタワー13階
- 代表者氏名
- 代表取締役社長 鈴木 尚志
- 設立年月
- 2007年11月13日
- 従業員数
- 60名(2016/02現在)
- 平均年齢
- 38歳(2016/02現在)
- 資本金
- 4億9,000万円
- 株式公開
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未公開
- 外部資金/調達額
- 主要株主
- 拠点・関連会社
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海外拠点
・中国(上海、香港)
・USA(San Mateo, Atlanta, Chicago)
・Europe (London, Munich, Valencia) - 主要取引先
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・株式会社NTTドコモ
・KDDI株式会社
・ソフトバンクモバイル株式会社
・大日本印刷株式会社
(五十音順) - 事業構成比