企業インタビュー

【イベントレポート】23卒合同説明会イベント
2日目:DeNA・freee・LIFULL

2021年8月、paizaでは学生に人気の企業6社の人事・現役エンジニアをお呼びして、オンラインで23卒の学生向けに夏の合同説明会イベントを2日間開催しました。

この記事ではイベント2日目の模様をレポートします。(参加企業:DeNA・freee・LIFULL)

株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)

お話しいただいた方

竹内 洸祐さん:新卒部 第一グループ
村上 僚さん:新卒部 第一グループ
石塚 凌さん:セキュリティ技術グループ

DeNAの事業概要

エンターテインメント領域と社会課題領域の両軸で事業を展開するDeNA。

「テックカンパニーでありながら、リアル事業も多く手掛け展開しているのがDeNAの特徴です。社内エンジニアは、『技術の力で未来の事業をリードする』という目標を掲げ、ゲーム・野球以外にもヘルスケア、ライブストリーミング、オートモーティブ事業など多岐に渡る分野に挑戦することができます」(竹内さん)

入社後はさまざまな事業分野・職種を通して実務経験を積むチャンスがあり、キャリアステップも豊富です。

「社員は本人の意志で異動や兼務、さらには起業も選択できます。『新卒は会社の背骨』と考えているDeNAでは、社内での戦力化はもちろん、広く業界で活躍できるエンジニアの育成を目指しています」(竹内さん)

エンジニアのやりがいやこの仕事への思い

村上さんは、ヘルスケアアプリの開発を経て現在は新卒エンジニア採用を担当されています。アプリ開発をされていた当時のやりがいを語ってくださいました。

「ヘルスケアアプリ『kencom』では、大規模なチーム開発業務を経験しました。具体的には健康に関する行動履歴に応じてキャラクターが育つ育成ゲーム機能の開発を担当していました。ユーザーの方の関心が得られる仕組みづくりを考えていくことが面白かったですね」(村上さん)

一方、セキュリティツール開発に携わる石塚さんからは、現職を目指すきっかけについてのお話が出ました。

「中学生の頃からプログラミングにハマり、学生時代は熱心に競プロのコンテストに参加していました。就活時には『競技プログラミングとセキュリティの分野は相性がよい』と聞いたことをきっかけにセキュリティ分野に興味を持ち、就活をしました」(石塚さん)

就活時の反省点・エピソード

現在エンジニアとしてご活躍されているお二人ですが、就活を始めたばかりの頃は、意外にも実力不足を感じることがあったそうです。

こちらが石塚さんのモチベーショングラフです。

「ESに何をどう書けばよいのかわからず、自分の強みをアピールをしきれなかった時期もありました。自作したプロダクトや開発経験のアピールが重要だと、あとから気付きましたね。あとから振り返って、準備期間が短かったなとも思います」(石塚さん)

「学部3年生の頃は、選考時のテストに受からなかったり、自分の制作物について熱量を持って話せなかったりして、なかなか結果が出ませんでした。実力不足を実感して、大学院への進学を選択しました」(村上さん)

村上さんは大学院に進学後、M1の時期に逆求人サイトでDeNAと出会いました。選考のスキップを持ちかけられるなど、ユニークな選考を受けたそうです。

「最終的にはDeNA1社を志望していました。決め手は社会課題解決のアプローチ手法です。私は、多くの社会課題が解決できていない理由の1つを『楽しさがないから』だと思っています。楽しくないから、取り組みを継続できない。それなら、人が続けられるような楽しいことと解決手法を組み合わせたらどうかなと。楽しいこと、要するにエンタメですね。そこで、『エンタメと社会課題解決を両方やっている会社はどこだろう』と考えたときに、DeNAは両者をバランスよくやっている会社だと気づいたのが、入社先として選んだ理由です」(村上さん)

就活生へのアドバイス

最後に、就活生のみなさんへのメッセージとアドバイスをいただきました。

「DeNAでは、『面白がり』を求めています。やることの大変さに直面しても、その状況をも面白がってくれる人と一緒に働きたいです。選考は学生と会社、それぞれがお互いを見極める場所なので、偽らず素の姿でお互いを見極めましょう。ファーストキャリアで自分が何をしたいのかという軸について、ぜひ深堀りしてみてください」(竹内さん)

「自分が熱く語れるプロダクトを作りましょう。誰のどんな課題を解決したくて作ったのか、どんな工夫をしたのか、自分で語れるプロダクトを作っておくと、どんな会社でも新卒エンジニアの道がひらけます」(村上さん)

freee株式会社

お話しいただいた方

芳田 つむぎさん:人事担当
落合 涼さん:2018年入社。freee会計開発エンジニア。paiza経由でfreeeに入社
松澤 伸一郎さん:2019年入社。プロダクトグロースAPIチームマネージャー。paiza経由でfreeeに入社
 

freeeの事業概要

freee株式会社は法人や個人事業者向けに「freee会計」や「freee人事労務」などのサービスを提供しています。

「freeeは『スモールビジネスを、世界の主役に。』をミッションに置いています。スモールビジネスとはフリーランス、個人事業などをされている方々も含みます」(芳田さん)

このミッションには「中小企業で働くことをもっと格好いいものに。起業や仕事をすることが、簡単な自己表現として実現できる社会にしていきたい」という願いも込められているそうです。

「本業以外の、経理をはじめとした付帯業務の非効率さをテクノロジーで解決したいと考えています。また、中小企業の業務を効率化するだけでなく、業績の向上や雇用の活性化にも貢献して、日本を元気にすることを目指しています」(芳田さん)

なおfreeeは22年度の学生が選ぶ「新卒で入りたい一流ホワイト企業ランキング」にて、15位にランクインされた実績があるそうです。

「freeeで働く我々も、働きやすい環境づくりを目指していることが認知されてきているのかなと思います」(芳田さん)

就活の軸、大事にしたこと

続いてはパネルトーク形式で現役エンジニアの方が登場。お互いあだ名で呼び合うフラットな関係性や、社内の雰囲気が伝わる内容でした。

松澤さんは、情報系ではない学部からエンジニアを目指すチャレンジをされたそうです。

「私は医療系の学部出身で、情報系のバックグラウンドがない状態で入社しました。入社半年で現在のパブリックチームに異動をし、現在はマネジャーを担当しています」(松澤さん)

freee会計のプロダクト開発を担当されている落合さんは、就活の軸で大事にしていた点を語ってくださいました。

「内定をもらったあとのインターン実務を通して、社内の雰囲気やエンジニアのレベル感を肌で感じられたので、freeeへの入社を決めました。社員同士の関係性がフラットで、質問も聞きやすく、インターンの私も対等に話せるところがよかったです」(落合さん)

エンジニアを目指すのであれば、企業選びの軸は「成長できる環境」だけだと足りないかもしれない、というお話も。

「内定をいただいた企業は、どこも『エンジニアとして成長できる環境がある』という意味では差がありませんでした。そこで私は、『ビジョンや取り組みに共感できるか』に軸を置き直しました。私の実家が自営業を営んでいたこともあってか、スモールビジネスにフォーカスするfreeeが最終的に一番共感できましたね」(落合さん)

freeeの技術選定について

freeeの技術選定の特徴でもある委員会制度もユニークでした。

「技術選定自体は、チームで決めた技術をボトムアップで進められます。例外はセキュリティ要件くらいで、チームのやることにフィットする技術が選定されています。委員会という制度がありまして、特定の技術に興味がある人が集まって議論をした上で技術選定をしています」(落合さん)

「チームにその技術に明るいメンバーがいなくても、委員会の人に相談したり力を借りたりできる、とてもいい体制です。委員会は立候補で参加できますし、有志で新しく立ち上げることもできます。誰に言われるでもなく、みんなで自主性を持って運営しています」(松澤さん)

freeeで成長できる人とは?

最後に、freeeで成長できたと感じることや、活躍できそうな人物像についてそれぞれお話しいただきました。

「基本的にはやりたいと思えば積極的に手を挙げられる企業風土があります。この自主性が、自分の中でも癖になっているなと感じたとき、freeeで成長できたと思いましたね。できるかわからないことをやろうとしている人に対して、誰も石を投げたりしません。その挑戦は、周りのみんなもポジティブにとらえてくれます」(松澤さん)

「チャレンジしないと成長の機会はありません。自分のキャパシティを少し越えたところを目指せるかどうかが大事だと思います。また、気軽に質問ができる体制ができているので、それを有意義に使うのも重要です。質問が恥ずかしいと恐れるのはもったいない。イテレートを早く回せる人、知識の吸収が早い人は、そのぶん早く成長できると思います」(落合さん)



株式会社LIFULL

お話しいただいた方

林 征一郎さん:新卒採用責任者
工藤 卓也さん:2017年LIFULL入社のエンジニア。LIFULL HOME'S注文住宅のサービス開発についてフロントからサーバサイドまでを担当

株式会社LIFULLの事業概要

LIFULLは現在グループで1,400名程度、海外拠点も多数ある大企業です。まずは大切にしている価値観についてお話しいただきました。

「一番大事にしているのは、利他主義という価値観です。誰かが喜んでくれることが自分のモチベーションになるという価値観の人が集まっています。LIFULLは『あらゆるLIFEをFULLにする』というビジョンのもと、自分らしく生きるための制約を解決するプロダクトを作っています」(林さん)

そのものづくりの精神は、サービスにも現れているそうです。

「私たちは住宅情報を取り扱いますが、クライアントである不動産屋さん、ユーザーであるお客様、両者の情報格差を埋めるサービスを目指します。例えば、プライスマップや洪水ハザードマップの機能など、土地の値付けにかかわる情報の公開について、当初は業界からの反対意見もありました。しかし『情報を可視化して、知らないことで損をする人を減らしたい』という思いから、エンジニアの提案によるプロダクト化が実現できました」(林さん)

エンジニア自身が、自分たちで何をどう解決するかを考え、実現できる環境があるとのことです。

キャリアを育てるための人事支援もご紹介いただきました。

「スペシャリストキャリア支援として、マネジメント以外の技術力を高めたい人が選びやすい分野ごとにキャリアパスが分かれています。クラウドアーキテクト、フロントエンド、ネイティブアプリなど専門に応じてキャリアステップがあります。異動制度や兼業・新規事業参加の機会も豊富にあります。社内勉強会など、キャリア形成に必要な支援、人事制度も多くご用意しています」(林さん)

エンジニアの技術・キャリアを磨く制度

LIFULL HOME'S注文住宅のサービス開発を手掛ける工藤さんは、エンジニア同士の勉強会について教えてくださいました。

「一つのサービスの開発をしているグループ単位だけでなく、他のサービスの開発もしているグループも含めて勉強会やノウハウの共有がよく行われています。勉強会はほぼ月1回ペースで開催されていて、最近はフロントエンドの技術選定についてのテーマで開催しました。また新卒1年目の頃は、毎週水曜日に同期のエンジニアが集まってでランチ勉強会や輪読会をしていました。

 技術力向上に対するエンジニア全員の意識が高いと、入社してから働いている中で感じています。ペアプロ・モブプロもチームの中でやっています」(工藤さん)

選定技術は、所属グループや担当部署によって変わるそうです。

「私のチームでは、サーバ側はPHPやGoを使うことが多いです。Docker、インフラはTerraformで構築していたりと、担当業務によって使いやすい技術を選定していると思います」(工藤さん)

また、社内制度についても語っていただきました。

「『SWITCH』という新規事業提案制度は、エンジニアの参加度が高い制度です。私は内定者のときから参加し、新卒1年目で入賞することができました。SWITCHに出てくるアイデアは、不動産だけでなく、農業や教育など自分が課題を感じている分野の社会貢献に関わることができます」(工藤さん)

そのほか、兼業制度を使ったスタートアップの立ち上げや、クリエーター制度を使ったものづくり活動などにも活発に参加されているそうです。

就活の選社軸・就活生へのアドバイス

「当初はメーカー系やSIerも探しましたが、秋頃から自社サービス開発企業に絞っていきました。『自分で事業やサービスを立ち上げられる』という軸で探すと、よい企業はたくさんあります。最終的には、『会社と自分の見ている方向が近いかどうか』が決め手になりました。いろいろな社員の方と話をした結果、LIFULLは自分と考えていることが近いと感じることが多く、入社を決めました」(工藤さん)

最後に、林さんはいろいろな企業と出会う意義についてお話ししてくださいました。

「企業選びの軸というのは2段階あるかなと思います。まずは『自分が興味のある事業は何か』。業界や技術スタックなど、志望先を絞り込むための軸です。その先の第2段階として、同じような企業群が並んだときに、『自分が何を優先するか』を決めるための軸があります。例えば自社サービス開発企業の中でも、考え方に自分が共感できるかどうか。これは、直感に近い感覚だったりするとも思います。こうした軸を決めるためにも、複数の企業に出会う機会を増やして、応募をしてみることが大事だと思います」(林さん)



参加者からの声

2日目のイベント終了後、参加者の皆さんからは以下のような感想をいただきました。


DeNA

・所属しているエンジニアが実際どのような就職活動を行ったのかを知ることができ、非常に参考になった。
・一人一人の望むキャリアのためにエンジニアを育成する制度がしっかりしている印象でした。そして、さまざまな業界のシステム開発を行っているため、エンジニアスキル以外にも知識を蓄えることができる会社だと思いました。

freee

・「できそうなことしかしていないと成長できない」という言葉が印象に残りました。成長のために、自分から新しいことに挑戦できる風土のある企業を選ぼうと思います。
・説明を聞き、愛称呼びやタイムスケジュール等を見せていただき、とても働きやすそうな会社という印象がかなり強くなり、働いてみたい企業ランキングで上位というのも納得でした。

LIFULL

・不動産の会社だと思っていましたが、今回お話を聞いて、大きく印象が変わりました。私は農学部に在籍しているので、農業や地方創生といった分野のサービスを展開されていることに強く興味を持ちました。「自分の課題の延長上に社会課題がある」というお言葉に共感いたしました。
・利他を意識している部分が、自分が働いてみたいと思う会社と重なる部分があったので、とても興味をひかれました。新人の研修制度もしっかりしていて、自分の足りないスキルなども学びながら克服できる点は、エンジニアとして成長するためにも必要な部分になると思うので、とても好印象でした。

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今回のイベントが学生と企業のいいご縁のきっかけとなることを祈っております。



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