新入社員インタビュー 株式会社コロプラ 新入社員Aさん、Bさん、Cさん

株式会社コロプラ 新入社員座談会
「僕らがこの会社にひかれた理由」

位置情報サービスを使ったゲームや『白猫プロジェクト』『白猫テニス』『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』など、有名モバイルネットワークゲームを多数運営する株式会社コロプラ。国内外に手強い競合を有する市場環境ながらも、スピード感ある開発ペースと運営によって確固たる存在感を見せている日本有数のデベロッパーです。

今回は、そんなコロプラにpaiza新卒を利用して入社された新入社員たちを集めて座談会を実施。就職活動の話から、入社の決め手、そして今のエンジニア生活で感じていることなどなど、同社の新入社員である3人に、ちゃぶ台トークをしていただきました。

また、後半では次世代部の山浦さんにもお話を伺いました。採用で見ているポイントや同社の今後について語っていただきました。

※山浦さんへのインタビュー(後半)は こちらから。

(左)Aさん
クリエイティブ本部第2エンジニアリング部所属。22歳。応募時のスキルランクはA。
(中)Bさん
クリエイティブ本部第1エンジニアリング部所属。22歳。応募時のスキルランクはA。
(右)Cさん
クリエイティブ本部第2エンジニアリング部所属。25歳。応募時のスキルランクはS。

入社して半年。今は何をやっているの?

――はじめに、それぞれの現在の業務について伺えますか。

社内ではミーティングなども基本的にゲームタイトル単位で行われていて、僕は『プロ野球PRIDE』を担当しています。弊社の野球ゲームのうちのひとつで、5年以上にわたってユーザーさまに楽しんでいただいています。

※同社では、今年プロ野球を扱った新タイトル『プロ野球バーサス』もリリースしました。

私は新規のゲームプロジェクトに携わっています。

私はエンジニアとして『白猫テニス』のサーバサイドを担当しています。

――基本的にタイトルごとにチームが組まれているんですね。

現在はそうですね。

でも、プロジェクトが違っても交流がないわけではないです。

これまではタイトル単位で動くことが多かったようですが、社内でもそれをちょっと変えようという動きがありますね。タイトルの垣根なくエンジニアリングチームで集まり、改善について話し合うような機会が増えています。

みんなざっくばらんな感じですし、別タイトルの人たちと食事に行く機会も多いですよ。

――配属は自分の希望通りのものでしたか?

実は僕はもともとサーバサイド志望だったのですけれど、クライアントサイドの配属になりました。およそ3カ月間の研修などさまざまなものを加味して決定されていると思います。

――単純な希望だけではないと?

そうですね。私の場合は自分の志望が半分、適性や研修の結果が半分といったさじ加減かな、と思っています。

志望は定期的にヒアリングされていて、ある程度反映されていると思います。私自身はエンジニアとは言いながらも、トータルの視点でゲームを作りたいという思いが強かったので、そういったゲームディレクションも可能なポジションになりました。

私は大学時代からサーバサイドに関することばかりやってきて、そのまま仕事でもサーバに携わっている感じですね。

株式会社コロプラ(写真)
入社後、社内のプロジェクトの中に、自分の思い描くゲームの一つに近いコンテンツがあったというAさん。「熱烈に希望を出して、配属させてもらいました」

ゲーム作りは難しい!

――実際にゲームのエンジニアになり、ゲーム作りに関わってみて、感想を教えてください。

やっぱり難しいなと思います。

(一同うなずく)

やっぱりユーザーさまに喜んでもらえるゲームを提供し続けるということと、0から1を作ることって本当に難しいですよね。

研修ではゲームも作るのですが、「こういうものを作ってやろう」って考えをそれぞれ持って入社しているはずなのに、いざ作ってみるとなかなか面白くならないんですよね。

それは実際の現場でも同じで、ユーザーさま目線で「面白い」と思っていることをそのままやればうまくいくかというとそうではないので難しいです。

――ユーザー側と運営側・開発側では考えることも変わってくるでしょうね。次に、技術面についてはどうでしょうか。

周りのエンジニアの方はレベルが高く、日々勉強です。

(一同うなずく)

――さきほど、Bさんは大学時代からサーバサイドに関わり続けてきたとおっしゃっていましたが、それでも即戦力でバリバリ働けているわけではないのでしょうか?

トラフィックがとても大きいので処理するのが大変です。そして、弊社では効率よくデータを扱うために、一般で使うような成形された形に限らず、必要であれば原始の状態のまま扱うことも検討し、実装することもあります。私はそれまで一般的なオブジェクト指向開発をすることが多かったのですが、それだけがすべてではないと気付かされました。データに限らず、開発全般でベース部分の理解が求められるので、今まさに難しさを感じているところです。

それはわかるなあ。今はUnityを使って開発しているけど、ゲームプログラミングをする上では、実際はフレームワークを使わなくても作れるくらいにベーシックな技術の理解が必要だよね。

そうそう。普通のWebサービスとは違う考え方で作らないといけないよね。そのあたりで、僕は研修で技術がかなり伸びたなと感じています。

株式会社コロプラ(写真)
入社直後の新卒ながら、新規機能の設計・開発に携わることも。「手を挙げれば任せてくれる会社なので、非常に刺激的で、充実しています」(Bさん)

最終面接での苦い経験からpaizaを使い始めたBさん

――ここで少し就職活動についても振り返ってほしいのですが、3人ともpaiza新卒を使ってこの会社に応募・入社されました。そもそも、paizaを使ったきっかけを教えてもらってもいいですか?

技術には自信があったのですが面接がとても苦手で。実は就職活動は1年やってうまくいかず、2年目で使い始めたpaizaでうまくいったという経緯があります。

私は他の媒体も使いながら当初就職活動をしていたんですが、なぜか最終面接でよく落とされていて。ある時に意を決して某企業に落ちた理由を問い合わせたら「技術力不足」と言われたんです。自分の技術力には自信を持ってやってきたのでとてもショックだったのですが、それがきっかけで自分のスキルを可視化できるpaizaを使い始めたんです。

僕の場合は二人とは違い、そもそも自分自身には本当に技術力があるのかを知りたくて、paizaのスキルチェックをしたのがきっかけかな。ランクが取れたので、就職活動にも使うようになったという感じです。

Cさん「コロプラはとても真摯な会社」

――就職活動をする中で、この会社にひかれたところはどこだったんでしょう?

会社を選ぶ時に一番重要視していたのが、その会社のゲーム作りに対する姿勢で、どの会社の面接でも必ず聞くようにしていました。 そこで、採用担当の山浦さんが「この会社は、社長の馬場が個人でゲームを作ったのがはじまりで、ユーザーさまを楽しませるため、ユーザーさま第一で存在している会社。それは今もまったく変わっていない」と答えてくれたんです。とても真摯な会社だなと感じました。それがこの会社に就職しようと思った理由の1つです。

――就職活動をする中で、この会社にひかれたところはどこだったんでしょう?

さらに、プログラマとして、仕様だけ満たすものをただ書き続けるというわけではなくて、きちんと裁量があり、自分もゲームをどう面白くするかに関われそうだったこと。その2点が決め手ですね。

僕は高校や大学時代に実際にプロジェクトをたてて、アマチュアでゲームを作るという経験をしていて、当時から自分が思ったことをすぐに開発・実装してやっていくということをやっていました。仕事でもそのときと同じような形で開発ができるところがいいだろうと考え、そういう観点で企業選びをしていった結果、この会社に決めました。

最初は漠然とエンジニアリングを仕事にするのかな、くらいに思っていましたが、それが見抜かれたのか、なかなか最終面接で通らなくて。改めて自分が本当にやりたいことはなんだろうと考えると、やっぱりエンターテインメントだったんですよね。その中で、この会社を選んだ理由は、面接での質問がとても技術的に深いことを聞かれていて、適性についても更に深いところを見られているところから、自身の得意分野ややりたいことをしっかりと考えてくれると感じたことですね。

――実際に入社されてみて、現場の先輩エンジニアはどんな方たちでしたか?

人それぞれで個性的です。

本当にそれぞれで属性が違いますね。スペシャリストっぽい方もいれば、コミュニケーション能力に長けた方もいます。もちろん、技術力は皆さん高く、技術へのこだわりを持つ方も多いです。

さらに、ものづくりに対して熱いものを持っていますね。サーバサイドのエンジニアってどこかクールな印象を持っている方もいるかと思うんですけど、弊社のエンジニアはそうじゃなくて、とても熱いです。

それはとても分かる。皆さんまじめなんですよね。

株式会社コロプラ(写真)
新入社員でも裁量が大きい同社。「配属後間もない時期に自分の提案が採用されアプリに反映されたときはうれしかったですね」(Cさん)

3人に聞きました。「コロプラの魅力とは?」

――この会社の魅力をあげるとすれば、どこだと思いますか。

僕がこの会社でゲーム制作をしていてよかったな、と感じるのが、とにかくスピードが速いという点。すぐ決めて即実装する感覚はとても魅力的だと思います。アマチュアや学生の頃の自分はいったいなんだったんだっていうくらいにとても濃いエンジニア生活を送っています。

僕の場合は、とにかく面白いゲームを作ろうとしているのが、この会社の好きなところですね。ビジネスの前に、まずゲームとしてのクオリティを考えて作っていると思います。

焼き直しでお茶を濁そう、という考え方がなく、皆さん常に新しいことを追求しています。それに加えて仕事に裁量があるので、やりがいを感じます。

確かに裁量はとてもありますね。配属になってすぐ、先輩のエンジニアから「どこでもやっていいよって言われたらどこからやる?」って聞かれて、「ここです」って答えたら「じゃあ明日からそこを担当してください」って感じで。早いというかすごいというか。

――いい環境で充実した社会人生活を送っているようですね! 最後になりますが、みなさんの今後の目標を聞かせてもらえますか。

やっぱり技術をもっと磨いて、将来的にはこの分野のエンジニアとしてスペシャリストを目指したいですね。

僕はすでにPM(プロジェクトマネージャー)に将来目指す姿についてお話しをさせていただいていて、企画寄りのディレクターやプロデューサーになれるよう、周囲からのご指導をいただきながら努力しているところです。

私は実を言うとマネジメント方面にも興味があったんですが、先輩に「向いてないのでは?」って言われまして(笑)。

――いい環境で充実した社会人生活を送っているようですね! 最後になりますが、皆さんの今後の目標を聞かせてもらえますか。

だからと言ってスペシャリストになるのがいやだったわけではなくて。話を聞いて、自分でも「まあ、そうだよな」って納得した部分がありました。そこで同僚たちにも相談してみたら「他の人にはない技術を持っているんだからそれを伸ばせばいいじゃない」と、スペシャリストへの道に向けて仲間たちに背中を押してもらった感じですね。今はスペシャリストも視野に入れてキャリアを考えています。

――今日はお忙しいなか、ありがとうございました!

皆さん、これからもがんばってください!

新入社員インタビュー

採用者の目線

株式会社コロプラ 次世代部 山浦幸一郎さん

今度は彼らを採用した理由を企業に伺ってみましょう。今回お話を聞いたのは同社次世代部の山浦幸一郎さんです。山浦さんはpaizaインタビュー2回目のご登場。今回は座談会参加者への印象を中心に採用面でのポイントなどを伺いました。

前回の山浦さんへのインタビューはこちらから。
自分磨きより「ものづくり」に熱中しちゃった人にこそ応募してほしい。(2016年9月取材)

次世代部の山浦幸一郎さん

面接で見ているのは「技術力」と「人柄」

――採用面接では応募者のどんなところを見ているのでしょう?

判断材料としている軸は大きく2つあります。それは「技術力」と「人柄」です。特に技術の面ではプリミティブな部分での技術理解、知識、そしてこれから新技術を学び続けることができる素養があるかを見ています。

もう1つの人柄の部分は、何かを作り出せるクリエイティブな資質、そしてユーザーさまの声を素直に受け入れられる資質です。今回の座談会に出席した3人は、みんなこうした素養を持っていました。

――エンジニアの就職活動ではコミュニケーション能力がネックとなるケースが時折見られます。それについてはどうお考えですか?

基本的に、誰しもコミュニケーション能力というのはあると考えています。面接でしっかり話せるかどうかと開発におけるコミュニケーション能力は必ずしも同じではありませんし、僕は面接の受け答えだけでは判断していません。

自由度の高いキャリアパス

――座談会に出てくださった3人の、採用面接での印象について伺ってもいいでしょうか。

さきほど言った技術力、人柄の両面で3人とも好印象でした。特に人柄ですね。技術的な側面で会社と合う、合わないというのはその人の努力次第の部分がありますけれど、人としての特性、気質が会社に合っているかというのは、入社後にどうこうできるものではないですから。

3人とも就職活動が大変だったと聞いていますが、弊社としては3人の持つ技術力、パーソナリティに非常に魅力を感じました。今後も大いに活躍を期待しています。

――入社後、新人エンジニアたちはどのようにキャリアアップしていくのでしょうか。

彼らも話していましたが、配属は希望と適性を見て決めています。まだ正式な配属から2カ月半ですが、すでに期待以上の働きをしてくれている人も沢山います。さらに新入社員でももう配属が変わるなど、人事異動も柔軟にやっています。社内のキャリアパスも自由で、エンジニアで入社してもプロデューサーへ進む道だって用意してあります。職種にとらわれず、会社としては手を挙げる人にどんどんやらせる社風なんです。

新入社員の3人からも慕われる山浦さん。単に採用担当なだけでなく、「みんなのお兄さん」のような存在に見えました。

エンジニア人生をどう考えているかを教えてほしい

――今後の事業展開について、差し支えない範囲で伺えれば。

弊社はゲームのイメージが強いと思いますが、常に新しいことをやっていきたいと考えています。もちろんスマートフォン向けゲームやVRは引き続きやっていきますし、今後、新規事業を発表する機会もあるかもしれません。

――最後に、コロプラを志望する学生へのメッセージをお願いします。

弊社は、ゲームだけでなく、ものづくりが好き、BtoCの領域でユーザーさまに何かを届けたい、という思いがある人なら、活躍できるフィールドがたくさんあります。

エンジニアの皆さんは非常に論理的思考に長けたリアリストですから、この会社を生涯最後の職場にしようと思って入社している人は少ないと思うんです。ですから私は、応募者が長いエンジニア人生をどう考え、成功するためにどうしたいのか、どうなりたいのかを聞くようにしています。そうした人生観みたいな部分をキャリアプランに落とし込んで、そのうえでコロプラを志望してくれたらうれしいと思います。

お忙しいなか、お時間をいただきありがとうございました!

みなさん、ありがとうございました。

スマートフォンゲーム業界のトップランナーとして、数多くのゲームを世に送り出してきたコロプラ。「面白いゲームを作りたい」という思いを持った人たちが集まり、日々試行錯誤しながら開発している姿が垣間見えました。今回お話を聞いた新入社員の3人もみんな高い志とスキルをもった方ばかり。彼らがいずれ新しいゲームやサービスを作り、私たちを楽しませてくれる日が来るのを期待しています! 彼らのように面白いゲームをユーザーに届けたい人や、BtoCで何か新しいことに挑戦したい人は、ぜひ一度同社の求人票をチェックしてみてください。



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